痛風とカニ 先ごろ出した『北宋潜邸旧臣列伝』にも書きましたが、『宋史』巻三百七「喬維岳」にこのような記述が。 咸平の初めに蘇州知州となった。喬維岳は以前から痛風で、真宗は「呉では魚やカニを食べることが多い」と考え、寿州に異動させ、太医を急ぎ派遣して治療させた。 既に千年前(もっと古い記録があるかもしれませんが)に「カニは痛風に悪い」ということが広く知れ渡っていたのでしょう。