片倉九時 2019/02/13 08:52

風呂敷をたたむ物語

 皆さんは金田一連十郎先生をご存知ですか?自分が初めて知ったのはジャングルはいつもハレのちグゥでしたね。今はラララ、ゆうべはお楽しみでしたね、NとS、の三つも連載を持ってる漫画家さんです。でこの金田一先生の三つの作品の共通点を見つけたんですね。
 まずは登場人物を減らす。基本的に主人公役の二人の会話が基本になっている。多人数の会話がないんですよね。
 もう一つが風呂敷をたたむ物語だという事。どういうことかというと、まず問題があってそれをどう解消していくかという事。ラララだったら結婚したけれどどうする?ゆうべだったらオフラインだと異性だったけれどどうする?NとSだったら先生と生徒だったけれどどうする?というような感じです。
 登場人物を減らすといってもちゃんと他にいますがそれは相談役やトラブルメイカーであったり、それでもちょい役でほとんど二人の会話などで進めています。それでも面白いっていうのがすごいですよね。
 風呂敷をたたむというのは見渡せば沢山あって、たとえばダンジョン飯だったら妹が竜に食われたからどうしようだったり、Drストーンだったら世界が石に固まったけれどどうする?みたいな困難から始まってる物語ですよね。
 逆に風呂敷を広げるというのはワンピースとかナルトとかこれから何が起きるんだろう?とわからない奴ですかね。
 まぁそういうのがあるねっていう発見報告です。

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