マレーシアの思い出話その1

おこんばんは。
鮫島”こいつ2022年の旅行の話今更してますよ、やっぱ怠惰なんスねェ”地一です。

以前のブログで「マレーシアの話もおいおいやっていこうと思います」と書いてから1年くらい経ってる気がする(白目)
下書き状態で半分くらいまで書いて放置されていたものがあった(というかこの記事のことです)ので、それにもう少しだけ追記してさっさと投稿しようと思います。

上記の通り2022年に行った最初のマレーシア旅行での話です。(既に今年もう一回行っている。)
もう曖昧になっているというほど記憶は鈍っていないはずですが、思い出しながら面白そうな話をピックアップしていこうと思います。

空港でトラブった話

さて、あんまり他の旅ブログでも書かれてないことなので折角だから注意喚起も兼ねてまずはマレーシア国際空港でのお話をば。

方向音痴で更に慣れない空港ということもあり、成田空港の窓口や搭乗ゲートの行き方等は滅茶苦茶入念に調べ、出国はつつがなく済んだ鮫島でしたが、日本を出ることに注意が行き過ぎてマレーシア空港についてからのことを全く調べておらず、更にローミングが上手くいかなくてスマホが電波を拾ってくれないトラブルも重なり物凄くテンパってました。
マレーシア空港はKLIA expressという快特が隣接していて、これに乗るとクアラルンプールの中心駅KL Sentralまで一本で行けるのです――、空港からKLIA expressまでの道のりを写真付きで丁寧に解説しているブログは多々あれど、搭乗口と荷物受け取り口が電車を乗る必要があるほど離れていることを書いたブログは探した中では1件しかなく、それも別に行き方を解説しているわけではなく「こういう電車があるんだよね~」程度の短文でしか書かれてない個人の他愛のないブログだけで、ここで私は大いに躓きました。
初めての海外旅行、日本語は無し、携帯の電波は目下ドコモのお兄さん(緊急時に掛けられる電話があるのだ……!事前に調べといて良かった)と修復中、おまけにホテルに着いたらマレーシア在住の知り合いさん(日本人)に買い出しと両替の為にモールに連れて行ってもらう予定なのにそもそも携帯がつながらないのでヘルプも出せない&ホテルにチェックインが遅れる連絡も出来ない、気が動転しない訳がなく――

結局荷物搬入用っぽい出口から出ようとした時に守衛のおばちゃんに「あんたは電車乗るんだよ!この上!」みたいなこと(全部英語)を言われ、朧げに理解して(「本当に分かってる!?」って言われちゃったけど……)何とか電車に乗り込むことが出来たのでした。
トラブルは重なるけど解決する時もまた重なるもので、電車に乗りながらなんやかんやしてたら無事に電波も繋がりまして、横にいたやっぱり不安そうなインド系のお姉さんと「困っちゃいましたね」的な笑顔の目配せをし合うくらいの余裕はできました。
パニックになって荷物預り所を探しながらスマホの電波を修復しようとした阿呆に根気強く付き合ってくれたドコモのお兄さん本当に有難うございました……。

そして私は荷物受け取りの前に出国審査があることも知らなかったので、ダラダラとしか進まない長蛇の列に「もし荷物がそのまま次の便に持っていかれてしまったらどうしよう」と肝を冷やしていたのでありました。
空港で大いに思い知ったのですが、普段から意識して英語の勉強に励み、英語で映画や音楽を聴き、リスニングにもそこそこ自信はあったつもりだったのですが、1年そこらの付け焼刃でアジア訛りの英語が聞き取れる訳もなく(知らない単語も多いし)、出国審査で多分メッチャ頓珍漢な答えを連発してたんだと今になって顔から火を噴きながら思い返している。
それと、マレーシアの入国審査カウンターは何故か滅茶苦茶高い。身長151cmの私の首から上がやっと出る程度。何故そんなに高いんだ。(マレーシア人はプライドが高いからという話も聞いたことあるけど、ネタだと思いたい。)

さて漸く入国審査も通過し荷物も無事に引き取り(飛行機降りる時に指定されてた場所と違うところに置かれてた気がするのは私の聞き間違いだと思いたい)、同じくKLIA expressに乗るFAのお姉さん達の後ろを追っかけ急ぎ足で乗り込み、ホテルのあるPasar Seni(KL Sentralの隣の駅)まで行けたのでした。

(ホテルの場所も実はよく調べてなかったので若干ここでもまた迷ったのですが、実は駅から歩いて3分もないところにあったという。地図読めなさ過ぎィ!!)


コンセントと飯と左利きと――

無事にホテルまでたどり着き、たどたどしい英語で遅れたことをお詫びしてチェックイン。何故か下の名前を驚いたように連呼されたんだけど、何だったんだろう?
確かに私の本名の漢字は若干珍しいけどアルファベット表記だとそんなに珍しくはない筈……日本人に見えなかったとか、そういうのかもしれない。
ちなみに、当たり前ですが私の本名は鮫島地一じゃないです。


Travelodge City Centre

ホテルのエレベーターはルームカードキーをかざすと自動的に部屋のある階まで進む機能がついてて面白かったです。

6時30分ごろにチェックインの予定がホテルに着いたのが8時半過ぎ、大遅刻ではありましたが汗だく過ぎたので一旦シャワーを浴び、さっぱりしたところで漸く知り合いさんご夫婦と合流。
日本円の両替と、こっちで使うコンセントの変換プラグを買う為にモールに連れて行っていただきました。(空港や観光地での両替はレートが高めらしいので、もし旅行先で両替する場合は知り合いさんに聞いてみるのもいいかもしれないです。)
マレーシアのコンセントはヨーロッパみたいな3本線タイプな上に電圧が日本のより高いので、そのまま日本のコンセントぶっさすと大体ぶっ壊れます。
モールの電化製品売り場に変換プラグが売っているので、ホテルに行く前とかに買っておきましょう。
多分日本からでもamazonで買えると思う、その場合は色んな国のタイプのコンセントに対応してる奴だと便利かも(私のがそのタイプです。)


ホテルのコンセント

USBは普通に使えるので安心してください。


――さて、マレーシアはイスラム教がメイン宗教の国です。他のメインはヒンドゥーと中国仏教がありますが、ヒンドゥーとイスラムは左手がタブーな宗教です。
左利きの人は心して行ってください。私も相当泣きました。

……というのは半分冗談半分本当。

確かに変換プラグを買う際、レジのお姉さん(ヒジャブという髪を隠す布を被っているので一目でムスリムの方だとわかる)にうっかり左手でお金を渡してしまいびっくりした顔をされましたが、マレーシアはそこまで左手の使用に厳しい国ではないのでうっかり左手でムスリム系の方やヒンドゥー系の方に渡してしまってもすぐ謝れば大丈夫だし、最近は左利きの方も増えているらしいので知らない人と何かやりとりをする時に気を付けてさえいれば特に不自由はありません。
左利きが不自由なのなんか日本でも日常茶飯事だしな!ビュッフェのスープのおたまとか改札機とか自販機の小銭入れるとことかその他諸々左右が決まってる道具とかな!ガハハ!!

友達同士なら「左利きで、食器も左手じゃないとうまく使えないからごめんね」と言えば理解してくれます。寧ろ「面倒臭くてごめんね」と言って頂いたりしてそういう意味で泣きそうになりました。こっちこそ面倒臭くてごめんね。(左利きにクロスドミナンスが多い理由)

買い物も終わりましたので、知り合いさんがよく行かれる地元のNasi KandarのMamak(食堂/屋台)のチェーン店に連れて行ってもらいました。


ABC Food’s Corner

Nasi Kandarはインド系の人から持ち込まれた料理の盛り合わせ、雑に言うと「あらかじめスタッフに指定して盛りつけてもらう食べ放題」みたいな感じの料理です。らしいです。(うろ覚え)
注文は私にはまだハードルが高いので2023年現在でも未だにお任せで持ってきてもらってますが、まぁ聞くよりも見てくださいこの品々を。


デーン

こんな感じ。

ココナッツミルクで炊いた米がたまらなく美味いし、マトンやラムやチキンのカレーも香辛料の香りが素晴らしくて死ぬほど美味くて終始泣いたり叫んだりしてました。人によると思いますがそんなに辛くはないです。
Nasi(お米のこと)のお皿の横にある飲み物はTeh Tarik Ice(冷たいテタレ)で、日本人には甘すぎて頭が痛くなるとも言われているコンデンスミルクを入れた紅茶です。
甘くないのを頼みたい場合はTeh Tarik Kosongと言えば甘くなくしてくれますし、ちょっとだけ甘くするみたいなのも言えばやってくれたりするみたいです。

私は「折角海外に来たんだから現地のガチを味わいたい」派なので、ガチのTeh Tarik Iceをお願いしました。

全然美味しかったです。

Teh Tarik Iceと甘くしたOldtown White Coffeeの所為で私の人生は大分狂わされたまであります。今まで私、ジュースとか甘い飲み物殆ど飲まない人だったんですよ。
今じゃ毎日クソ甘いコーヒー牛乳飲んでます。
ヘルシー志向?知らねぇよ食ったら動けばいいんだよ!!(当時34歳)

オクラ大好き人間なので、繊維質豊富そうな特大のオクラ(日本のオクラと多分同じ。デカくなるまで収穫してないだけ)も死ぬほど嬉しかったです。
オクラとモロヘイヤ大好き毎日喰いたい。


ただ一つNasi Kandarには重大な欠点がありまして、量が多すぎて全部食えないんですよね。
どうも残す前提で盛るらしく、この廃棄量を問題としている意見も見たりはするんですが、まぁそれは一旦置いといて、とにかく小食な人は覚悟しておいてください。
私も美味いのに食い切れないという悲しいジレンマに陥りました。


最後にホテルまで車で送って頂く傍らマレーシアの東京タワー(というのもなんかちょっとおこがましい気はするんですが)Petronas Twin Towersを見せて頂きました。


でっかいどう

お察しの通りあの真ん中の橋みたいなところは展望デッキになっております。
私は高所恐怖症なので絶対に行きません。多分発狂するか動けなくなる。
確かその上に更に展望室があって、そこにガラスの床があった気がする…
拝観料は日本円で3400円~だった気がするので、行きたい方はどうぞ。
そんなとこ行くよりタワーの中のモール(SURIA KLCC)でお買い物する方がよっぽど楽しいよ!!(観光資源を潰す観光客の屑)

ちなみに母ちゃんにこの写真を見せたら「シャーペンみたい」と言っておりました。
イスラム建築様式を取り入れたオシャレなタワーでございましてよ!?(うろ覚え)

ちなみに、うろ覚えですが確かこの建築様式はNSRタワーにも使われています。
土台のところがギザギザしていたのがそれですね。


これ

NSRファンの方は是非マレーシアに行ったらPetronas Twin Towersを見てNSRタワーに思いを馳せましょう。


長くなってしまったので今回はこの辺で。
続きはまたいつか気が向いたら書きます。


最後にホテルのトイレを見せてお別れしましょうか。


既にトイレッペパーがない

マレーシアのトイレはイスラム形式のホースで手動ウォッシュレット式が一般的なので、トイレットペーパーのカーストはかなり低めに設定されております。特にお腹に自信がない人は水に流せるティッシュはあらかじめ沢山持ち込んでおきましょう。
とはいえ大型モールなどの観光地やホテルにはトイレッペパー普通にありますし、ホースタイプ慣れると割と使いやすいです。
ホテルのトイレッペパー凄い少ないんですが、フロントに言えばくれるのでお願いしてみましょう。

流石にティッシュと併用するので手では拭きませんが、ウォシュレットないと死んでしまうお尻が活火山タイプの私には割と丁度良かったです。
ネタバレ?しますが、今年行った時に駅で入ったトイレは和式型便器な上にブツを流すのもホースの水でやる割とガチなタイプの奴でしたが、別に問題なく出来ました。
ボランティアやキャンプ場での仮設トイレでの経験が活きた気がしました。

では、今回はこの辺で。
ジャマタ~ノシ

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