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投稿記事

2018年 08月の記事(2)

漫画を描く上で気を付けていること

ついったのタグにそういうのがあったのですが、長くなるのでブログの方に書くことにしました。
コマ割りがどうとかストーリーがどうとかの話は後で追々するかもしれませんが、そうではない部分から入っていきます。

私が漫画で気を付けていることはまず「完成させること」です。
悲観しているわけではなく事実として、私の誇れるものは「有言実行」と「日本の漫画としては珍しい陰影表現」くらいしかありません。
心をつかむ温かい(熱い)感動話や自己啓発的なストーリー、イケメン、美女、イケてるモンスター・かっこいい機械。何も描けないし書けません。
社会生活的なスキルだって職歴は無く(あるけどカウントしたくない)、せいぜい家事全般がある程度こなせるくらいの所謂「貢献できない人」です。
なので、せめて自分の作品くらいはきっちり仕上げないと、本当にただのクズになってしまいます。
見栄と意地で漫画を描いていると言ったら呆れられそうですが、私が漫画を描く理由は「これ以上自分をクズに落としたくない」という思いがあるのも一つです。
プロじゃなくても誰も読者がいなくても、私は漫画を描くくらいしかライフワークがないし、これ以外出来るものが何もないからです。

初っ端から何を言ってるんでしょうかね。


2つ目は「陰影」
カラヴァッジォとMike Mignolaの絵を見てから「これだ!!」とせっせと真似しているくらい、上手いかどうかは抜きにして私は昔から陰影表現にこだわりがありました。
ベタ一本にこだわるのは、確かに始めは「トーンを使うのが面倒くさい」という理由ではありましたが、純粋に黒ベタ一本で魅せる世界に惹かれたからです。実際はいばらの道でしたが。
ただそこら中黒く塗ればいいというもんじゃないというのは今はもう十分承知しています。

で、その陰影の中でも更に気を付けているのが、ミニョーラのアートブックにあったミニョーラ自身が気を付けていること、というよりこれは一般的な絵画技法でもあるのですが「前景が黒なら後景を白抜きに、或いはその逆」、これを特に重視しています。
これを注意してないとただのそこら中に黒がちりばめられてるだけのよく分からない絵になります。(偉そうなこと書きますが、実際ベタの強い絵を描く人さんでもただ単純に黒が多いだけの人が多く、何が描いてあるのかよく分からない場合が少なくありません)
「このキャラの服は黒だから、背景が黒でも黒にしなきゃ」みたいな固定観念は取っ払って、「物体としてそれ(見せたいもの)がちゃんと認識できるか否か」を意識しつつベタを置いていきます。

次はライティング全般です。視線誘導としても使うので、人物配置と併せて結構考えてます。
どうしても1点光にしてしまいがちになるのですが、そこをなんとかない頭を絞ります。
よくやるのは前景と後景のライトの位置を変える事。
キャラの集合絵でそれをやっちゃうとただ光源がバラバラになってるだけなのでよっぽどの理由がない限りやらないですが、ミドルショット(バストアップで人物を描くコマ)ではよく使います。背景のライトと併せて、人物の心理の違いなんかを表す為です。
自分では「レフ板」と言っています。

これだけ偉そうに書きましたが、自分もまだ全然うまく言ってない時が多いです。
成功率で言えば4~60%って感じですかね。


3つ目は「間」です。
自分は漫画をあまり読まないのでめくりがどうとかは実はよく分かりません。
代わりに映画や演劇を作っている感覚で描いてます。
演劇は高校の3年間演劇部(しかも部員がほとんどいなかったのでほぼ独学)だっただけですが、幸いなことに入部した最初の1年は顧問の先生が元劇団の方で、そこで色んな基礎をみっちり教わりました。(私は優秀な演者ではありませんでしたが、突飛なアイデアも受け止めてくれるいい先生でした。)
その演劇の時に、「嫌というほど間をとれ」とみっちり教わりました。
緊張の所為もありますが演じている方と観客の間に流れる時間間隔には差が生じます。
更に言うと演劇というのは現実の誇張ですので、緩急を明確につけるために「間」が必要になるのです。
後述する気を付けていることにもつながりますが、漫画や小説を描く人は誰しも自分の描いた世界やキャラが本物であるように錯覚してもらいたいでしょう。
私の場合は(時に重苦しい)間が、ドラマ性と現実味を持たせるツールであるわけです。


良い参考とは言えませんが、こんな感じにやたら無音のコマが入ります。一種の暗転の効果も持たせています。

4つ目は「存在感」です。
私はキャラの細かな設定をあまり作りません。(それで後になって困ったりはするんですが)
演劇をやっている時に、役がするっと演じられるようになることを「役が臨りる」、更にアドリブまでこなせてもう完全に誰から見てもその役本人にしか見えなくなることを「役が独り歩きする」と言っていたのですが、私も話の大筋以外は基本的にキャラを(脳内で)遊ばせて自分でキャラになってくれるようにしています。結局作者の知らないことをキャラは出来ないのであくまで私の知識の範囲内での一人歩きではあるのですが、予定調和的な「これはこういうキャラ」というのはなるべく考えないでやっています。人間は多面的ですから。

宮崎駿の「ポニョ」のドキュメンタリーで、アニメーターが驚いている船員の動きをチェックしてもらった時、「お前の消極的な性格がこの動きにしたんだ。ここはそうじゃない!」と叱咤しているシーンがありましたが、あの言葉は自分も心に良く刻んでおこうと思いました。キャラは自分であって自分ではありません。日々よく人を観察し、会話し、人となりに関する知識を深めていかなければいけません。



以上です。
書き忘れてることがあるような気もしますが、今思いついたのはこの辺です。
多分創作している人なら誰でもやっているであろうことしか書いてないと思うので参考にはならないと思いますが、一寸の虫にも五分の魂と言いますか、こんな場末の同人作家でもそれなりにプロ根性をもって描いてるんだふーんという気持ちで読んでください。

今回はこの辺で。

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スイート・ロールとヌカ・コーラはいかが?3

こんにちは、脱稿したら1週間も苦しめられていた口内炎が1日で完治した鮫島地一です。
メンタル大事だね!

さて、原稿が思った以上に遅れてギリギリになってしまいましたが、今週の日曜日は東京ビッグサイトでGOOD COMIC CITY25の中の併設プリオンリー「スイート・ロールとヌカ・コーラはいかが?3」に参加します。
”スイヌカ”は今年3回目のTES/FO(ベセスダゲー)プチオンリーなのですが、主催者さんのご都合により今回で一旦最後という形になりました。
今年の5月に開催された洋ゲーオンリー(UNLIMITED EX)の走りの様な存在でしたので、初めての2次創作がこの洋ゲーだった自分にとってはとても感慨深いイベントです。
主催の方も良い人で、現在も仲良くさせて頂いております。自分はニッチでドマイナーなジャンルやネタばかり選ぶのでイベントに華を添えたり集客数に助力することはあまり出来ませんが、精一杯楽しんでよいイベントだったと思い出に残したいと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、お品書きをここに掲載しておきます。


専門的な事はともかく、やたら沢山あるのが分かるだろう?

今回の新刊はオブリビオンの自キャラとスカイリムの自キャラの短編集のセット、お友達さんと作った合同誌、私が挿絵を担当させてもらったスカイリム錬金術の指南書です。

お取り置きを検討されている方は、一応お取り置きシートを作ってみました。
https://https://24.gigafile.nu/0827-bb97a1dcb29feb0f14c942be5a9b53fa5をDLして、私のツイッターのDMかsamejimachich@gmail.comにご連絡下さい。

新刊の各サンプルはコチラ(pixiv)から

帝国記談

北方気談

上の2冊はB6サイズのブックケースに入ったセットです。
ダブルポケットのブックケースを作るのがわしの長年の夢だった!


文字とか絵の一部が光るよ!!

NUKA in the KNEE!!


豪華闇鍋合同誌!!

ニコラスの錬金ポケットガイド


黒猫先生渾身の一冊!

グッズの新しいのは、前回洋ゲーオンリーでも持って行った「L.G's Wonder Black Seeds」通称「レニィの謎種缶」です。


残念ながらニルンルートの種はありません。

新しいのというより改良版になりますが、前回スイヌカで頒布したメリディアの灯 in 錬金素材くじ、今回はそれを更に1アイテム追加して宝箱風ペーパークラフトの中に入れて
見ました。もう名前をどう付けたらいいかわからん。
宝箱に入ってて欲しくないアイテムナンバーワン(自社調べ)のメリディアの灯を更に忠実に再現しました。
熱心なメリディア信者のあなたも、全然興味ない他の信者のあなたも、どうぞお楽しみ下さい。


スペースはコチラになります。

今回は(あまりにも冊子が多いので)2スペース取りましたが、偶然お誕生日席に配置されたのでラッキーです。
これで隣の人を気にせず荷物を広げて準備できるしトイレに行くのもスムーズ…!!

ちなみに我がスペースもペーパーラリーに参加していますので、是非フリペ持ってってください。
奇談シリーズで載せきれなかった超小ネタとかを書くつもりです(まだ作ってない)
ペーパーラリーくじの景品についてはスイヌカHPにてご確認ください。私も描いてるよ!!

台風が2個も迫って来ていて大丈夫なのか?と若干不安ではありますが、私は晴れ女なので何とかなってくれるだろうと必至にお天道様に祈りを捧げております。
(ただ今回売り子さん2名が雨女・雨男の様なので心配ではありますが…)

平成最後のスイヌカです、天気の心配などもありますが、来られる皆さんはガンガン楽しんでいきましょう!
来られない人は通販をお楽しみに!

では、今回はこの辺で。

運営のからすまぐろさん、素敵なイベントを3年間もどうも有難うございました。

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