エローン大君 2019/06/26 21:01

「弾幕シミュレーション296」(フリーゲーム) 感想


シーレさん(@crepix)が製作したフリーゲーム、「弾幕シミュレーション296」で遊んでみました(シーレさんのサイトはジオシティーズのアレで……)。
ゲーム自体はふりーむさんでダウンロードできますので、気になる方は是非ー。

このゲームは、自機の移動から始まり、ちょん避け・切り返し・弾消し・スクロールアウトなど様々なシューティング技術を学ぶ、シューティングゲームの要素を切り取ってシミュレーションするといった趣の作品。
ちなみに弾幕シューティングを前提としているので弾数は滅茶苦茶多め。時代の流れですな。
この手のゲームですと、様々な弾幕を楽しめる白い弾幕くんを遊んだことがあるのですが、一つ一つ丁寧にアドバイス&リプレイ付きで見せてくれるので、「シューティングって何か苦手だなー」って人には凄くいいゲームだと思いました。

切り返しとかは高速弾メインのゲームだと、割と雰囲気で突破できがちなので、弾幕という形で「完全に逃げ場がないぞー!」というのを目で見て分かるようにしているのが、なかなか面白いなと。
そして、同じところで何回も繰り返すうちにパターンを組む重要性が分かったり、自分に足りないもの(自分の場合は敵をすぐに倒す「速攻」)が見つかったり、シューティング初心者にとっても凄く気付きがあるゲームだと思います。
ただ、1ステージ1ステージミニゲームみたいなものなので、リトライがパッと出来るようにしてほしかったのはありますね。

ただ、このゲームだけやってると勉強をしている気分で多分楽しくないと思われるので、他のシューティングと並行しながらやって上達を感じていくのがいい楽しみ方なのかなーとか思ったり。
一応サブゲームとして全3面のSTGが用意されている(こちらがメインじゃない辺りにハッキリとしたコンセプトを感じる)のですが、背景がグリッド線だったり敵のグラフィックがワイヤーフレームじみたものだったり、如何せん淡白なので派手にドカーン!という感じを楽しみたい人には向かない感じ。

・集中弾・拡散弾、それぞれ2種の機体を用意していて移動速度の差異を付けている
・グリッド線でちょっとした位置調整とかも分かりやすくしている
・当たり判定が機体にごく自然な形で表示されている

など、凄く見どころのあるゲームですので、シューティング苦手……と避けてしまいがちな方は遊んでみましょう。

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