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エローン大君 2019/07/08 21:00

「SPACE INVADERS FRENZY」 (アーケード)

巨大な筐体なので「今でも真っ当に稼働してるゲーセンって少ないのでは?」と思いつつも、「SPACE INVADERS FRENZY」の感想を。
(もう1作スペースインベーダー系で語りたいゲームがあるんだけどまだ簡単なルートすらクリアできてないのよね)

ゲームセンターに置いてなくても、ラウンドワンのスポッチャのアミューズメントコーナーに置いてあったりするので、もし発見出来たら是非プレイしてみてください。

「SPACE INVADERS FRENZY」は老若男女問わずみんなが知ってる(言い過ぎか)スペースインベーダーの派生ゲーム。
スペースインベーダーの基本ルールを元に、筐体に備え付けられたマシンガン的なものでインベーダーを撃ちまくる爽快感溢れるガンシューティングとなっております。男ならダイレクトアタック。

出自的には、海外メーカーが正式に許諾を貰って作り上げた大型筐体みたいです。
初っ端から話題ズレますが、日本で稼働中の「ジュラシックパーク アーケード」を作ったのも同じメーカーさんだったり。
公式サイトで作ったゲームを見てみると、「HALO」を元にした大型筐体ゲームがあったりして、「日本じゃまずインカム見込めないから入んないだろうけど、一度は遊んでみたいな」という気分になりますね。

筐体を見た瞬間、思わず一目ぼれしちゃったゲーム

ゲーム内容には上の動画で大体説明されているので、本作ならではの面白いところを踏まえた個人的な感想を。
まず本作を初めて見た時は、「LEDディスプレイでスペースインベーダー!?しかも角型だからドット感すげえ!」とエモさに感激。何というか一目ぼれ。
他の人達がプライズやメダルゲームに没頭している中を、もうこのゲームのことしか考えられないとばかりに早歩きで向かい着席。
コインを入れてマシンガンを握った時のワクワク感が物凄かったです。

そして100円を入れてゲームを開始。
トリガーを引くごとにブルブルと振動するゲーセン以外じゃなかなか味わえない感覚に虜になり、ゲーセンに行く時は少なくとも2・3回はプレイするゲームとなりました。
固定銃を振り回しながらプレイする関係で、残機が減る条件が「インベーダーに侵略された時」のみ
しかも、ボムなどをアイテムを使ってインベーダーを一気に倒す爽快感あるシステムもあるので、例え一回のプレイ時間が短くても純粋に満足できるんですよね。

SPACE INVADERS FRENZYならではのアイディアと攻略が面白い!

一見すると、簡単そうというかゲームオーバーになる道筋が見えないですが、実はここに凄く面白いアイディアがあるのです。
スペースインベーダーには様々なテクがありますが、例えば最下段までインベーダーを引き寄せて点数を稼ぐ「名古屋撃ち」は、SPACE INVADERS FRENZY的には「侵略一歩間近と言うかほぼ確実に残機減る」という感じで、既存の攻略法でやろうとすると悲惨なことになったりします。
まあ、ガンシューティングだからUFOも直に狙えるし、わざわざ名古屋撃ちする必要もないのですが。


↑名古屋撃ちはこんな感じ。真ん中に穴を開けて高得点のUFOを狙いやすくしつつ、「最下段からの敵の射撃は当たらない」という仕様を利用して点数を稼ぐテク。

そこでSPACE INVADERS FRENZYの基本的な攻略法は、「端から確実に消していき、インベーダーの切り返しを遅らせて侵略を阻止する」という、超基本的なところにたどりつきます。スペースインベーダー的には美味しくない稼ぎ方。
なので、ただそれだけをすればクリアできるはず……と思いきや、実はそうではないのです。
何故なら「インベーダーの編隊が複数現れる」から。しかも、初っ端から数が少ないため猛スピードで駆けてくる編隊もいます。

こうなってくると、「編隊の状況を瞬時に把握する」ですとか「広範囲攻撃をどこに狙って撃つか」ですとか、一気に戦略性が出てくるわけです。
うっかり、猛スピードでやってくる編隊の真ん中部分を消してしまったら、端にたどり着いた時の切り返しの感覚も速くなるわけでして、運よく射撃に成功するなんてことがなければミス必須、というわけですね。
固定銃でドガガガガ!と撃ちまくる大味なゲームに見えて、実は意外なところで戦略性が用意されている、そんなギャップが個人的に凄く好きなゲームです。

ちなみに、スペースインベーダーを元にした作品ということで、ちょっと歳をとった(?)子連れの親子や、おじいちゃんと孫のタッグで、インベーダーたちに挑む姿がたびたび見られまして、すごくほっこりした思い出があります。
今でも様々な形で愛されるスペースインベーダー、その中でも遊ぶ機会が徐々に失われていくと思われる本作。
見つけたら是非一度プレイしてみてくださいね。

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エローン大君 2019/07/07 21:01

「Major Mayhem」 (Android・iOS) 感想

凄く前の作品でありますが、ガンシューティングゲーム「Major Mayhem」の感想です。
元々Steamのサマーセールで見つけたんですが、「せっかく子どものためにSteam版買ったのに、タブレット版で遊んでるー」的なレビューを見かけたので、スマートフォン版で遊んでみることに。
ガンシューティングをマウスでやるのは、なんかちょっと寂しい気分になるからね……。

基本的には、「撃っては隠れ、撃っては隠れ」な「タイムクライシス」方式のゲーム
ステージが進むごとに「手榴弾を使って敵を倒す」とか「ジャンプで敵弾を避けたり罠を避けたりしながら進むRUN ‘N’ GUN」とか、色々な要素が増えていくのが特徴的です。
上にあるトレイラー動画を見ていただければ、まあ大体の雰囲気は伝わってくるかと思います。
あとは、敵を続けて倒すコンボがあったり、敵の帽子を撃ったり死体撃ちすることでボーナスが入るフィーチャーがあったり。

普通にプレイしながら、「工夫はあるけど凄く単純なガンシューティングっぽいな」と正直ナメてたんですが、一つ気がかりなことがありまして。
この手のスマートフォンのゲームは、「☆☆☆」とかで評価されるんですけど、どのステージでも最低評価しか取れていなかったんですね。
帽子を撃ったり死体撃ちをしたりと、それなりにスコアを取るためにフィーチャーを狙ってるのに最低評価。
何故なんだろう……と思ったら、コンボに物凄く比重を置いており戦略性の強いゲームでありました。

本作におけるスコアの計算は「敵に与えたダメージ × コンボ数」
コンボを切らなければ切らないほど、総ダメージ・コンボ数ともに跳ね上がっていきますので、ハイスコアを狙うのには必須です。
しかし、コンボを増やす手段が「敵を倒すだけではない」というのが本作の面白いところ。


例えば、敵を倒さずとも帽子を撃つだけでも普通にコンボが成立しますし、敵弾をスレスレでかわしてもコンボ成立、何なら確実に被弾するタイプの敵弾を撃って弾いても(!)コンボが成立する、と言った具合。
他にも様々な形で「コンボ数が増える」フィーチャーがあるので、「どのように、どの順番で敵を倒すか」など一つの場面だけでも戦略性があるわけですな。

更に面白いのが、「複数のシーンをまたがってコンボを継続できる」という点。
タイムクライシスでは敵を全滅させるごとに「WAIT」「ACTION」とシーンが動いていくわけですが、本作では「WAIT」の部分に出てくるニワトリや飛行機を撃つと普通にコンボが継続するんですよ。


↑初っ端からシーン1~シーン2の跨ぎ成功。途中で出てくる赤忍者は確かギリギリコンボ繋がったはず……(一回撃てたけど覚えてない)。


↑シーン跨ぎを失敗している例。ニワトリを早く倒しすぎ。

むしろ、「WAITのところを如何に処理してコンボを繋げるか」がこのゲームの面白いところでして、タイミングをずらしてニワトリを撃つことでシーン間のコンボを継続したり、敵が出てくるパターンを覚えてWAIT時に照準を合わせておいたり、スコアを狙い始めるとめちゃくちゃハマってしまうゲームだと思います。というかハマりました。
普段はスコア目当てでクリアすることは無いんですけど、稼ぎに燃えてしまうのはやはり☆による評価があるからなんでしょうね……。
あと、一定時間敵などの動きがゆっくりになる「ヒーロータイム」や、無敵になるっぽい救済措置アイテムも用意されているようです。
でも、それを使わずに遊ぶってのが楽しいんですよ、こういうゲームは!

実はまだ全ステージクリアしてない(というか半分もいってない)感じですが、戦車や盾を持った敵なんかも出てくるので、クリア・スコア稼ぎ共に物凄くやり込みがいがありそうな予感。
ちなみに、武器は(少なくともスマホ版では)ゲーム内通貨のコインで購入する形になってます。初期武器はピストル。悲しい。
コインをリアルマネーで購入してもいいのですが、敵を倒すたびにコインを入手できたり、動画を見ることでボーナスでコインを貰うことが出来たりする仕様です。
スコア稼ぎに熱中していたり、普通にクリア目的で適当にのんびりプレイしているうちに、武器は揃うかもしれません。

個人的にかなりオススメのスマホゲーなので、興味のある方は是非遊んでみてください。

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エローン大君 2019/07/07 21:00

【大君VS外国人 2】突きつけられる問題点 そして私からのDLsiteへのささやかな怒りと警告

DLsiteのパブリッシング事業にまつわる私のしょうもない話、第2弾です。

口喧嘩の中で行われた譲れない点の洗い出し

前回書いた通り、他のパブリッシャーが「Hパッチを無償で配布」していたのに対し、DLsiteが「Hパッチを有償で販売」していたことから始まったお話。
如何せん、最初から外国人の方の怒りゲージがMAX(サムライスピリッツ風)だったものですから、ユーザ達による口喧嘩じみた議論も(私含めて)ヒートアップしていきました。
問題なのは、私が日本人であるが故に、名前が上がったパブリッシャーのサイトにアクセスできなかったことだ(なんかSteam絡みでVPN使うの怖いし)。

私自身の譲れないというか、譲ることが出来ない点
・パブリッシャー(DLsite)の関係上、無償配布は出来ない
・DLsiteでパッチを販売している以上、例え他のパブリッシャーがやっていたとしてもモザイク無しは無理
・サークルさんに極力負担をかけない

そして、海外の方は実は割と意見が割れているんですが、基本的には
・R-18版前提で値段を上げていいから、無料でパッチを配布すること
・モザイク無しで配布すること

どちらかを満たしてほしいという状況。


何故意見が割れたかと言うと、「パブリッシャーによって必ずしも無償でパッチを配布しているわけではない」という点。
ユーザによってもパブリッシャーに対する印象が異なり、

「Sekai Project(※DenpaSoftとして有料パッチを販売しているは悪いパブリッシャーだと思うよ。あれより下はNutakuぐらいだね」
「Sekai Projectのことは悪く言わないで!Nutakuは知らんけど、少なくともSakuraGameよりはいいだろ
Nutakuを他のパブリッシャーと一緒にすんな!あいつら検閲しまくった上に、それ指摘したサイトをDMCA利用して消したんだぞ!
Nutaku最低だな!

など、なんかパブリッシャー雑談スレみたいになってました。
とりあえずSakuraGameが最下位という私と同じ認識なのは伝わってきた。
あと「Steam DirectよりSteam Greenlightの頃がよかったよね……」みたいな話を、私含めて色々な人がしてたり。今見返すと結構仲良し。

ノーモザイクの話と起きてしまった最悪の事態

ある程度ジャブの応酬(NutakuとSakuraGameが巻き込まれた)で、お互いの譲れない点が見えてきたところで本題へ。

「一応全年齢って形式であえてつけなかったのに、なんでヌードタグ付けたんだよ」
という私の発言から始まり、モザイクに関する話になりました。
この件に関しては、私の懸念は「数年前に起きたカリビアンコムスタッフの逮捕」「東京オリンピックにまつわるアダルト業界に関する締め付け」にありました。

つまるところ、刑法第175条の「わいせつ物頒布等の罪」でして、これがまたややこしい。
昭和の最高裁判決では「販売目的でも国外に売る目的ならOK」的な感じでしたが、パソコンやインターネットが普及した今では色々と法改正がなされておりまして、「HDDという電子機器に猥褻な気持ちを抱くのか」などのしょうもない議論から始まり、一般的な「日本でモザ無しを頒布しちゃ駄目よ」というところに至ったわけであります。

そこあたりを簡便に説明しつつ、いくつかモザ無しの作品の例を挙げてもらったところ、そもそも海外の方が作られた作品であるか、パブリッシャー側が日本からのアクセスを禁止しているかのどちらかということが分かりまして、「モロに日本人向けサービスのカリビアンコムが捕まるのは当たり前で、日本じゃパッチがそもそも入手できないから多分セーフだよね、知らんけど」というかなり雑な結論に至りました。

「開発者がガメついのが悪いんでしょ」「ちゃうねん、DLsiteが悪いねん」
「DLsiteで販売しないでくれー」「自分も需要的にはそう思うけど言われてもどうしようもないしー」
などと言っている間、議論しているメンバーが「Steamが複数のゲームのHな表現を規制した」(HuniePop騒動)というニュースを持ってきて、みんなして大パニック。
私に至っては「なんかこんなリスト見つけたけど、規制されたのってこれでいいの!?」とか言ってました。
もはや何のスレッドか分からなくなってきた。

そんな中、DLsiteで販売しているパッチを無断アップしやがった奴が出てきました。最悪の事態発生。
お前キュレーターに報告しとけってアドバイスされてたけど、無断アップしたものを報告せえとは言われとらんやろ。

えー、本来は「Steamによる表現規制を挙げる」ということを目的としたキュレーター(というか実質グループ)がありまして、そこに無断アップされたパッチへのリンクが貼られていました。

流石にこれはマズいとサークルさん&DLsiteに連絡。
その際、パブリッシャーであるDLsiteには「公式でサポートして……」という祈りを込めて、「また同様のケースが起きるかも」と連絡をしました。
サークルさんからきちんと連絡が行ったらしく、とりあえず削除完了。

例によってまた無断アップされたため、今度はキュレーター側にも報告を行い、パッチの販売リンクを貼ってもらうことに成功。
一応、その際にDLsiteに「また同様のケースが起きる」と警告し、「お前マジでサポートせえよ」という念を送りました。
著作権持ってるサークルに、毎日無断アップが無いか確認させる気か。
(※一応改めて書いておきますが、7月からDLsite公式でサポートが始まっています)


そんなこんなで無断アップ問題は一応落ち着き、また議論開始。
「MangaGamerとか無償で配布出来てるじゃねえか!ノーモザでさぁ!」「だから日本からだと弾かれて見れねえんだよ!」
などと、エンドレスエイト並みにループしている朗らかな内容のお話をしておりましたが、私のある発言から話は別方向に向かうことになりました。

「凄く好評なネコぱらも有償パッチ方式じゃない。アレと今回の件って何が違うの?」

(続く)

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エローン大君 2019/07/06 21:00

【大君VS外国人 1】DLsiteのSteamパブリッシングと、外国人との殴り合いのゴング。

書くネタなんて特にないですし、1年以上前のしょうもない話を致しましょう。
今は状況が変わっておりますし、まあ何というか時効と言うことで。

仮にもゲーミングパソコンを使っていて、Steamでバリバリゲームをしているものとしては、「DLsiteがSteamにゲームをパブリッシングするぞー!」という話は見逃せない話でありました。
パブリッシング事業の結果としましては一応続いてはいる(※1作販売予定がある)ようなのですが、有名サークルさんの作品が他パブリッシャーにバンバン引っこ抜かれたり、自力でパブリッシングしてる段階で察していただきたい。

さて、この事業に関しまして、実は私が絡んでいたひと悶着があったりします。
Steamが昨年6月頃より解禁したポルノ表現。その約1ヵ月ほど前に発売された作品に関するお話です。

DLsiteのパブリッシング事業とSteamにおけるR-18作品販売方法の違いが招いた騒動

現在進行形でDLsiteのパブリッシャーサービスページに書かれておりますが、SteamでR-18作品を販売する際において、当時のDLsiteの姿勢は、
「SteamにはR-18作品は全年齢作品として売り、R-18にするパッチに関してはDLsiteで販売する」というものでした。

DLsiteユーザの私達からすると「二度手間だけど別にどうでもいいんじゃない?」という感想を抱くかもしれませんが、海外の方がぶちギレ金剛。
何故海外の方が怒ったのかと言いますと、SteamにおけるR-18作品の通例海外ならではの無修正絡みのお話が大きく影響していました。

当時も様々なサークルさんがパブリッシャーを通して、SteamでR-18作品を販売されていたのですが、基本的に(というかほぼ全て)
『全年齢作品として売り、「無償で」R-18パッチを提供する』
という形。



↑ビットキャッシュの公式海外向け動画。300PV行ってないんですが普及率的にどうなんですかね……。


一見何の違いもないように見えますが、DLsiteでR-18パッチを買おうと決済する際に問題が発生します。
DLsiteでの海外における支払い方法は「クレジットカード」「PayPal」「ビットキャッシュ」の3パターン。
このうち、海外での使用率が高く「クレジットカード情報を渡さない」「買い手保護制度」など初めて使うサイトでも比較的安心して使える「PayPal」は、PayPal側の利用規約上アダルトNGなので使えない。
そして、ビットキャッシュは(海外で購入・使用できるか置いとくとして)どうしても端数が出てしまう。

ってことは、3Dセキュア機能があるとは言え、DLsiteにクレジットカード情報を渡さないといけないわけで、もしDLsiteがとちった時のことを考えるとリスクが高いわけですな。

というわけで、普通に考えても「全年齢作品としてPayPalで買って、無償でR-18パッチを当てる」というのがユーザ的にも安心なわけでして、不満を持った海外ユーザが

We want the H patches for free(俺らはHパッチを無料で欲しい)

Every other publisher on steam provides those for free.
Also the western market wants mosaics free patches and not paid mosaics ones.
(意訳:他のパブリッシャーは無償でパッチを提供しているよ。それに欧米市場ではモザイク無しのパッチを欲してるし、有償でモザイク入りのパッチとかぶっちゃけいらねえ)

なんてスレッドが、DLsite初R-18作品のコミュニティハブに立てるのは当たり前なわけです

ここで問題だったのが、当時DLsiteにおけるSteamパブリッシング事業のサポートが全く無かった(※サポート開始は大体同年7月・そのゲームの発売日は4月下旬)こと。
そのゲームに関する設定の仕方などをせこせこと書いていた私が、サークルさんに確認した上で書き込んだことから、議論というかちょっとした口喧嘩が始まりました。

英検3級すら持っていない私の武器はGoogle先生の翻訳のみ。
非常にしょうもない結末を迎えながらも、お互い引き下がることが出来ない戦いのゴングが鳴ったのでありました。

(続く)

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エローン大君 2019/07/04 21:01

「Magical Drop V」 (Steam) 感想

個人的に色々と悲しい思い出が詰まったタイトルですが、地味に意外と意義があるタイトルだったりするので感想書きます。

今回の感想は「Magical Drop V」。まあ、ぶっちゃけるとデータイーストの「マジカルドロップ」の続編です。
マジカルドロップシリーズは個人的に凄く思い入れの強いタイトルであります。
つい先日亡くなった祖母が、大分前に入院していた病院の前にゲームショップがありました。
実はその当時、私は左手を骨折しておりまして、「片手でも遊べるゲーム」を探しまくってたわけですな。

そんな中で見つけたのがゲームセンターでもやっていた「マジカルドロップ2」のSFC版で、左右移動+2ボタンで出来る上、「上にある球を取る・投げる」の2つのアクションが、方向キーのみのプレイでもすごく直感的。
骨折が直るまでのゲーム欲を満たしてくれたタイトルとして、凄く大切なタイトルであります。
(ちなみにその後買ったNEOGEO版には無かった会話デモが追加されてるのも特徴。凄くいい移植だと思います)

そんなシリーズに泥を塗りまくったのが「Magical Drop V」。
私も待ち焦がれて、当時の定価である2000円を銀行口座にぶっこんでデビットカードで買いましたが、販売日段階で「日本語環境だと起動しない」「日本語設定にするとストーリーモードでクラッシュする」「オンライン対戦をすると画面の表示がめちゃくちゃバグる」など阿鼻叫喚
フォーラムも荒れに荒れ、私は2chやら様々なブログを見ながら何とかプレイする方法を探したものです。
(ちなみに開発スタジオは途中で諦めたくさい。JuJu伝説(TADコーポレーション・データイーストのスピンアウト会社からのゲーム)のリメイクも予告してたけどどうなってるんだろう)

一応英語で起動すれば(オンライン対戦はどうしようもないですが)、結構気合を入れて作った感じはします。
でも、一人用としての遊びやキャラが過去作よりも物凄く少なくなってるのはなぁ……。
ちなみに、今は定価が2000円から98円に下がりましたし、起動ノウハウも普通にどこかに書いてあると思いますので、興味のある方はご購入ください。
Steamのユーザアイコンを登場キャラに出来るので、フールやジャスティスをアイコンにしたい人とかにはオススメ(自分はジャスティスをアイコンにしてます)。

そんな色々とアレなMagical Drop Vですが、疑似的ながら「ゴーストロップ」が遊べるという凄く大きな意義があるタイトルでもあります。
上の動画で言うと大体11分辺りから、マジカルドロップとゴーストロップの異種格闘技戦(?)を見ることが出来ます。

ゴーストロップは元々データイーストが開発して販売される予定だったゲームなのですが、色々とあって未発売になってしまったゲームだったりします。
(基板屋で遊んだ人がいるらしいですが、どういうルートで流れたかも含めてよく分からないブツでもある。ロケテ基板が流れてきたのかな)
ゲームとしては、「パズルボブル+ブロック崩し」(実際には昔デコカセとして出したグレ○プロップが元)と言った趣。
ボールをオレンジと青の色に切り替えながら、同色のゴーストを消していく独特のゲーム性を持っていました。
ボール発射後もボールの色を切り替えられ、CPUも容赦なくそれを利用して攻撃してくるため、恐らく「ゲームとして複雑すぎるから出さない」という判断になったんじゃないかと予想しています。

マジカルドロップシリーズのゲストという形ではあっても、未発売タイトルであるゴーストロップが触れるのはやっぱり嬉しかったですし、それと同時に複雑すぎてやっぱ売れないだろうなと感じました。普通に頭が混乱する。
色を切り替えながら遊ぶゲームってなんか斑鳩っぽいな(斑鳩も頭が混乱して苦手なんですよね))と感じながら、2000円で買ったことに対する後悔を感じながらもちょくちょく遊んでいたり。

色々あったゴタゴタに、シリーズと認めたくなくてあえて「マジカルドロップ5」と書きませんでしたが、日本語を諦めさえすれば普通にマジカルドロップ。
そしてゴーストロップも遊べるという嬉しいおまけつきなので、「ゴーストロップってそんな難しいの?」とか思った方は是非チャレンジしてみてくださいませ。

凄くどうでもいい話ですが、フレンドになっていたブラジル人から深夜3時ごろに「マジドロVで対戦やらない?」とチャットが来て、画面バグに悩まされながらも対戦したタイトルだったり。
ノルマ負けが多かったですが、凄く日本的なポップって雰囲気のマジドロが海外でも愛されてるのは素直に嬉しかったです。海外でもNEOGEO(というかMVS筐体か)って普及してたのかしらん。
(そう言えば、ぷよぷよはキャラ替え移植が多かったんですけど、アレはなんだったんだろう)

一人用モードさえ充実していればもっと色々と楽しめたと思うんですけどねー……。
もしこれが売れていたら、続編が出てキャラとかモードが増えることがあったのかな……(出たとしてもJuJu伝説リメイクが先だけど)。

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