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2019年 07月の記事 (19)

エローン大君 2019/07/18 21:00

(うちには関係ないけど)Ci-enのキャンペーンで起こった「不健全な熱狂」

Ci-enキャンペーン、熱狂の裏で起こったこと

散々エロ話してたけど、一応ここ全年齢だったよなということを思い出しつつ。いや、話の本質はエロくないからセーフか。
ただ、R-18のサークルさんのリンクを貼るのもアレですので、「めかぶ亭」さんというクリエイターさんを検索してくださいませ。大人じゃない子はダメヨ。

さて、めかぶ亭さんは、私が好きなヒロピン系&文章メインのサークルさん
着衣フェチというところもなかなかに素晴らしく、私自身スッと過去記事見るためにポイントを500円分くらい差し入れてたりします。エロかった。
あ、ちなみにR-15ですが、この手のヒロピン系だと「こえだ商店」さんもオススメです。
Ci-enキャンペーン中の記事でめっちゃ内心盛り上がってたり。

ざっくり今回何が起きたかと言いますと、「キャンペーン終了間際に6万円分のギフトチケットを購入した支援者がいた」ということであります。
このキャンペーンは、「応援ポイントに応じてAmazonギフト券を贈るよー」というものでありまして、応援方法は「いいね!」「ツイート」、そして「ギフトチケットの購入」
つまるところ、この一番最後の方法で応援ポイントが大幅にアップしたわけですな。
ギフトチケットの購入では10応援ポイントを入手可能。
めかぶ亭さんの場合は、7月7日に100円のギフトチケット購入専用のプランを設置。
6万円分ギフトチケットの購入があったとなると、応援ポイントが6000積まれるということで、すげえエゲつないことに。

ただ、ここで問題になってくるのが「Amazonギフト券の金額」であります。
「応援ポイント自体に応じたAmazonギフト券を贈る」というだけでなく、「応援ポイントのランキングに入賞すれば、更にAmazonギフト券の金額がプラスされる」ということ。
めかぶ亭さんの場合は大体3位~4位を推移していたので、1万円か3万円か、みたいな感じでありました。
しかし、これが1位になると10万円、2位だと5万円ということで、順位次第では6万円積まれる前のAmazonギフト券の数倍が入手できる可能性が出てまいりました。

私の正直な感想といたしましては、「このキャンペーンはヤフオクか何かか」でした。
なんか他のサークルさんでも、似たようなこと起こってそうでアレだなーとか感じてたり。

Ci-enキャンペーンに潜んだ、不健全な熱狂

めかぶ亭さんに起こったことは、他のサークルさんでも多少なりとも起こった可能性があります。
プランを設置された意図は「ランキングの高順位を目指す」というものがあったとは言え、ギフトチケットの売上自体は「コミッション作品の予算」として使われます
それに、ギフトチケットを購入された方も応援の意図でもちろんされたことですので、批判されてる行為ではないですし、ニセコイの千葉県のYさんみたいなものだと思った方がいいです。恐らく実写化したらエキストラとして出演する。
あとCi-enのマスコットキャラちゃんが食べるドングリの量が増えるくらい。


結果は明日発表ですが、例えこれで順位が変わったとして、ブーイングを入れるべきはCi-enの運営側だと思います。
このキャンペーンのCi-en的ないいところは、

・Ci-enの知名度が上がり、使ってくれるクリエイターさんが増える
・ツイートをされることで応援ポイントを貰える=そこ経由でクリエイター同士の繋がりが出来たりする
・キャンペーンページ等で、ユーザがこれまで知らなかったクリエイターさんと出会える

というのがメインとして挙げられますが、ランキングなどがある以上はよくも悪くも応援するファン側が熱狂しすぎる類のものであることは当たり前でして、今回のような事態はある程度想定できたのではないか、と考えます。


以前の記事のフォロワーの方しか読めない部分でチラリと語りました。
DLsiteがSteamに進出した後の騒動内で、外国人の方の「Steamで出しているけど、内心じゃDLsite内で色々な作品を買わせたいんじゃないの?」という言葉があったことを。
今回のキャンペーンに関して個人的に思うのは、「ギフトチケットの購入」を応援ポイントGETの方法に入れた=Ci-en側の儲けを増やしたい意図があったと取られても仕方がない、ということです。

ギフトチケットの購入で応援すること自体は、ユーザが他のユーザに「こういうサークルさんがあるよ!」と教えるという形で、「ユーザとクリエイターを繋げる」という意味では非常に良かったと思います。
ただ、そこに「応援ポイントが増える」という概念を入れた結果、お金でクリエイターのファンが殴り合うような健全ではない環境が生まれたのは確かです。
せめて「ランキング入賞によるAmazonギフト券」が無ければ、このような不健全な熱狂は起きなかったと考えております。

なんて厳しいことを書きましたが、DLチャンネルを見ていれば結構運営とか企画とかグダることが分かります(※大喜利キャンペーン時のウ ン チ ー コ ン グ事件が個人的に好き。すぐ対処されたけど)
まあ、ある意味どこかでズッコけるところがDLsiteの姉妹サービスの通常運転らしくて面白いということでどうだろうか。


前述した通り、キャンペーンが片手落ちだったのが悪いだけで、クリエイターさんは決して悪くありません。
もし、めかぶ亭さんの記事を見ても結果に納得出来ないと、めかぶ亭さんにブーイングを送っている方を見かけたら、こういう視点を書いた記事もある、ということを伝えていただければと思います。

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エローン大君 2019/07/16 12:00

【キャンペーン御礼】ありがとう、そして色々となんでだよ! & 公約リクエスト募集中です

活動支援キャンペーンの終わりと今後のエローン大君について

Ci-enのクリエイター活動応援キャンペーンも、本日の14時には終わりでございます。
今思い返してみるとDLチャンネルを始めたのも「いいね!キャンペーン」(ポイントが貰える)がきっかけだったので、私の金に対する汚さが浮き彫りになった形となります。
とは言えど、このCi-enでもう何も書かなくなるということはなく、むしろストレス発散的な感じで、最近遊んだゲームや遠出した時の話・ゲーセンの話など色々としていきたいと思います。

あとは、やはり全年齢同人ゲーム絡みの売上が気になっていますね。
全年齢はほぼ音声作品が握っている感じなので、音声作品の良さからまずは勉強していかなければならないと思います。超音波で耳垢が取れるとかそういう誤解はもう大丈夫。
なんかなまった声で耳かきしてくれる音声作品が「いいなぁ……」と思ったので既に購入していたり。
あと、変わり所だと「メカニカルキーボードの音」を組み込んで音声作品を作っているところもあったりするので、ちょっと気になって買っちゃいました。

同人ゲームに関してはちょくちょく見た感じだと、全年齢界隈の方はSteamに出してみたいという方が多い(何か酔った勢いで申請した人もいた)ので、そこ辺りもどういう流れになっていくのか確かめていきたいなと思います。

Ci-enのクリエイター活動応援キャンペーン

えー、そして今回のクリエイター活動応援キャンペーンは、応援ポイントに応じてAmazonギフト券が貰える的なやつだったようなのですが、

何というか加減してください。
自分から公約出しておいてなんですが、ランキングの中で目立っちゃったのでちょっと本当に許して。
大体15~16位あたりで収まりそうなのですが、なんか真面目にゲームなどを作っている中で、ただ駄文を垂れ流しているだけなので物凄く申し訳ない。


ちなみに、個人的に全年齢で強く応援しておりましたのは、


【岡山ファンタジスタ】さん
https://ci-en.net/creator/1956

以前インタビューさせていただいたプレイヤーさん経由で知ったゲーセンさん。
ゲーセンの閉店が延々と続く中、実情のゲーセン事情などを細かく書いてくださっていて興味深いです。
クロスビーツをオンライン終了後もかなり長い間置いてくださったようで、プレイヤーだった自分としても凄くありがたい気分だったり。
元々がソーシャル要素滅茶苦茶強いスマホ・タブレット向け音ゲーだったので、アケ版のオンライン稼働時は対戦だったり協力だったりで他のプレイヤーさんとコミュニケーションを取りまくっていた記憶があります。
サントラ持ち専用曲を遊ばせてくださった方々、本当にありがとう……。

【テクノドット】さん
https://ci-en.net/creator/2099

「軟体轟輪ゲルタンク」を現在製作中の方。
記事を見返したところUnityを初めて触ったところから製作されているようなのですが、物凄く挙動とかも良さそうで完成が物凄く楽しみという(そして自分が好きなメタルスラッグ風)。
あと、ちょくちょくですが「ゲームの調味料」という記事を書いていらっしゃいまして、こちらではゲームを分析して分かりやすく「ゲームに面白さを加えるにはどうすればいいか」ということを書いていらっしゃいます。
ゲーム製作記事でも「アクションゲームにおけるカメラ移動」についてさらっと言及していたり、要注目だと言えましょう。


どちらの方も有料支援コースがございますので、無料記事を見て興味がある方は是非とも加入していただければと思います。
もちろん、私がフォローを返した方も応援しておりますし、記事を色々と読ませて勉強させていただいております。
この記事を読んでいらっしゃる方は、キャンペーンページがあるうちに全年齢ランキングを見て是非好きなクリエイターさんを見つけて無料プランでもいいのでフォローしてくださいませ。

そう言えば、フォローしてくださった方で応援キャンペーンに参加していらっしゃった方は、(公約のみになって申し訳ありませんが)応援をさせていただきました。
自分のアンテナが恐ろしく狭いということもありますが、色々な作品を作られている方のことを知ることが出来まして物凄く有意義に過ごせました。


実際にやってみて思うにこのキャンペーンは、「Ci-enの存在を知らしめる」のはもちろん、「クリエイター同士の繋がりを広くする」という側面が強かったのではないか、と考えております。
実際、今回のキャンペーンが無ければ縁がなかったであろう方もいらっしゃいましたし、そういう点で見ても結構面白いキャンペーンだったなと感じました。
スーパー攻めせめCi-enの今後がどんな感じになるのか、個人的に凄く気になっております。

終わりに

最初は茶々をいれないといけない病が発症したので茶化しましたが、今回応援していただき誠にありがとうございました。
様々なクリエイターの方を知ることが出来たのも、皆さま方が応援してくださり記事を書くモチベーションを上げてくださったからでございます。
実は感想寄稿に関しても「このくらい砕けてもいいんじゃない?」という感じの流れに、なってるようななってないようなと言った感じでございます。
こちらでは本当にスナック感覚で今後もゲーム感想等の記事を書いていきますので、是非ともよろしくお願いくださいませ。


あと、これどうしようかと言ったものがありまして、うん、まあ「公約」ですよね。
公約を全て達成したので誠意を見せなければならないのですが、やはり2件問題となってくる公約がございます。

・光回線の来てない田舎でも〇〇は出来るのか、ゲーム絡みのチャレンジ
・製作途中のアクションゲームのテストプレイおよび、プレイした上での感想等(抽選1名様)

前者はともかく、後者は男がタピオカチャレンジしようと試みるレベルのヤバみを感じますな。
こちらの公約2つに関しては、「こういうのやってほしい!」「自分のゲームで遊んでくれー」というリクエストが来た際に実際にやります。
ですので、コメント欄・Ci-enのメッセージ・TwitterのDMなどで気軽にリクエストをしていただければ幸いです。
完成・発表後のアクションゲームに関してもリクエストは受け付けますが、多分「バグ見つけたよー」とか「出来そうならこういう感じにバージョンアップした方がいいんじゃね?」とか、そんなテケトーな感じになると思われます。旨味はあるのだろうか。
一応ゲーミングPC(Windows10)なので、その状況でも動作が重くなってないかなどの動作確認にもご利用いただけますので、「自分のゲームに関してどういうことをしてほしい」ということをお伝えいただければと思います。アクツクMVとかゲーミングPCだろうが容赦なく重くなりますからね。

それでは皆さん、本当に応援ありがとうございました!
ドクターマリオワールド面白いのでみんなやってね!(前の記事で微妙にネガキャンしたため良心の呵責がある)

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エローン大君 2019/07/13 21:00

「Angry Birds Dream Blast」 (Android・iOS) 感想


みんながドクターマリオワールドをやりまくってる中で、あえて「Angry Birds Dream Blast」を取り上げるのが私だ。
スマホゲーム界隈を追ってなくても「名前だけは知ってる」レベルで有名な「Angry Birds」(アングリーバード)。
それをテーマにマッチ3パズルの派生的なゲームにしたのが、今回とりあげるゲーム。
マッチ3パズル自体何となく知っていても、キャンディクラッシュとか最大手すらやったことないレベルなので凄く適当に感想書くよ

アングリーバード自体は、まあざっくり言うと「卵奪われてキレた鳥が緑の豚を特攻してぶっ殺す」って感じの内容。
スリングで鳥をぶっ飛ばして豚を撃つわけなんだけども、どうも日本じゃ他の国ほど受けなかったようで。
なんか自分も鳥に対して罪悪感感じてハマれなかった。鳥側はブチギレて覚悟完了してるから本当はいいんだけど。

それをマッチ3パズルっぽくした本作は、アングリーバードでも使われた物理演算を元に、様々な色のドリームバブルをタップして消していくゲーム。ここまでは平和。
最初は「特定の色のドリームバブルを〇個消そう」的な簡単な目標が多いけど、徐々に色々なオブジェクトが増えてきて、目標自体も一筋縄ではいかなくなってくる。
ドリームバブルだけでは壊せないオブジェクトとかもザラにあるので、「これは詰んだ」と頭を抱えてしまうこと間違いなしだ。

そこで重要なのが、ドリームバブルを一気に消した時に出てくるアングリーバード達。目をギョロギョロさせてタップすると爆発する。相変わらずの殺意。
マッチ3パズルではよく見るいわゆる「ボム」的な働きをするアングリーバードは、どんなオブジェクトだって破壊してくれる。
ガラス・岩・豚、様々な邪魔なものを破壊してくれるし、そもそも岩や豚に関してはアングリーバードでなければ壊せないので、目標を達するためには必要なわけだ。
ちなみに、アングリーバード同士を近づけるとパワーアップするというのは他のマッチ3パズルと同様。
(通常は横一列・パワーアップすると上下・更にパワーアップすると画面のほぼ全体を爆破する)

ここで面白いのが、他のよくあるマッチ3パズルとは違い、「物理演算」を使っているが故に、それぞれのドリームバブルやアングリーバードの位置が不揃いなところ。
これを利用することで、ちょっとした高さの違いなどを利用しながら、ワンタップで複数のアングリーバードの爆発を連鎖させることができるのだ。
レベルごとの制限タップ数を超えてしまうとゲームオーバーになってしまうことを考えると、上手く連鎖を利用して横・縦ともに消していければ最高という感じだね。
それを考えると、「下手にタップ数を使ってアングリーバードを最大パワーアップまで持っていくよりは、連鎖を狙った方がいい」という場面も出てくる。
ここ辺りの判断が、このゲームのコツだったりするのだ。

また、チュートリアルが無くとも視覚的にルールが分かるというところも、非常にこのゲームの良いところだと思う。
分かりやすいのが「鎖」のギミックで、「鎖を外すための方法」として「鍵オブジェクトを錠前まで落とす」だとか「特定の色のドリームバブルを消す」だとかが用意されている。
実際にやってもらわないと伝わらないところだけど、文字で一切説明されなくともギミックが分かるようになっているところが凄い。

そして、コミュ障というわけじゃないけど、ソシャゲにおけるしがらみとかが自分は面倒なのだ。
とあるソシャゲでギルドマスターやってたけど、初心者と上級者でそれぞれ求める素材とかが違うから、そこ辺りのバランス取りに胃を痛めた。
その点、このゲームは「勝手にゲーム側が名前を決めてくれて、チームをオススメしてくれる」というテケトーさが非常にいい。
「無くなったからハートを贈ってけろ~」と求めれば誰かがくれるし、もちろんこっちも適当に贈ったりする。
もちろん、自分で後から名前を変えたり、アバターを変えたりできるので、テケトーすぎるのもなーという人も安心だ。

あと何となく付けた時、常にランキングやらアイテム集めやら、何らかのほんのちょっとしたイベントが開かれてるってのも好印象。
ただ3パズルを解くだけじゃ面白くない。モチベーションをくれるところが凄くいいのだ。
ドクターマリオワールドを触った際の、自分の最初のツイートが「あ、こりゃマズい ルール複雑な上にバッテリーも食いまくる」とかそんな感じだったのも、このゲームを遊んでた関係だったりする。

ドクターマリオワールドは対戦要素は良いし面白いけど、フレンドは自分から探しにいかないといけないし、バッテリーもバリバリ食う。
あと、ブロックを壊さないと見えないウイルスとかどういう了見だ。初見は死ぬこと前提で作られたステージあったぞ。
格安スマホの関係で「スペック的に型落ち、もしくは中古スマホ」が普通になってきた現状では、あまりよろしくない状況だ。正直誤操作もしやすい。

ただ、「Angry Birds Dream Blast」の根本的な問題として、物理演算を使っている関係上「実は繋がってなかった」のもあったりするけど、落ちてくるドリームバブルの色がランダムなせいで、レベル開始時から「あ、詰んだわ」ってなることがあるのが問題。大問題。
いわゆるここが課金要素だとは思うんだけど、課金したところで如何せん運なので制限タップ数がらみに課金する気にもならない。
ただ、ドクターマリオワールドみたいに「本来は課金しないと使えないアイテム」が、意外と簡単に入手できるところは本作のいいところだろう。
オブジェクトを無条件に壊せたり、ドリームバブルの並びが明らかに悪い時に引っ掻き回せたり。
「課金を煽っている」と言われればそれまでなんだけども、アイテムのアイコンも「パチンコ」だとか分かりやすくて直感的なのが非常にいい。
ぶっちゃけると、「ドリームバブルの色がランダム」という課金のための(?)奇妙な点さえなければゲームとして完璧だと思う。

ゲーム感想を書いておきながらなんだけど、Angry Birds Dream Blast、ついでにドクターマリオワールドも、日本的に見て商業的に成功するかと聞かれれば「多分キツいと思う」の一言だ。
でも、マッチ3パズルとしては凄く面白いアイディアだし、ただのマッチ3パズルクローンが蔓延っている現状だと、個人的にはどちらも褒められ注目されるべきタイトルだと感じた。
ドクターマリオワールドに関しては結構酷評しちゃったけど、まだやり込んではいないから、ゲーム感想を書くとしたらもうちょっと後になると思う。
何しろローンチしたばかりだし、バッテリーうんぬんとかももしかしたら良くなるかもしれないし、とりあえず様子見ということで。

うーん、ドクターマリオワールドに関しては、LINE・NHNのツムツムタッグだからツムツムっぽく行けば、ゲームスペック的に軽量だし普通にいいと思ったんだけどなぁ。ドクターマリオってそこまで重くなるようなゲームじゃないよ。
あくまで任天堂が任天堂作品であることに拘ったことが原因なのか、それとも「任天堂の懐に潜り込んでブランドを破壊していく」という任天堂の倒し方に気付いたのか。

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エローン大君 2019/07/10 21:00

「廻転式」 (フリーゲーム) 感想

少イ左さんのフリーゲーム「廻転式」の感想でも。
廻転式ってことで、リボルバーを使ってゾンビ達を撃ちまくる(基本的に)スコアアタック系のアクションゲームです。
Major Mayhemといい、SPACE INVADERS FRENZYといい、やたらと撃つ感じのゲームを取り上げてる気がしますが、どれもゲーム性違うのでセーフセーフ。

一応ダウンロードできる旧ブログはこちら(左サイドバーにリンクあり)

作者の少イ左さんは物凄く美しいドット絵を描かれる方で、どちらかと言うとドット絵の職人さんみたいなイメージが強かったりするのですが、(現在進行形で)様々なゲームを作られている方でもありまして。
その中でも、個人的に大好きなのが「廻転式」だったりします。

内容としては、「タイムアタック形式でゾンビを倒しまくりスコアを競う」「ゾンビから女性を護衛する」など、様々なステージが用意されたゲーム集。
ゾンビを倒すと一言で言っても、ジャンプしてヘッドショットを狙う、地面や天井に撃ち跳弾で当てるなどの工夫をすることで、一発の威力が上がり一撃で倒せるという爽快感があります。
手持ちの残弾を豪快に使ってしまいますが、必殺技で敵を一掃したりすることも出来るので、「構える→撃つ」というキー操作に慣れさえすればドハマりするゲームだと思います。

ちなみに武器・必殺技、そしてアビリティ(リロード速度上昇とか)は、凄く自由に選んで戦いに挑めます。
(銃は発射するたびにランダムでブレが出て、命中率とか細かく設定されているのだ!)
ステージごとに適した武器がありますので、色々試してスコア稼ぎなどについて考えるのが楽しいですね。

護衛する場面でグレネードとか使おうものなら、女性もろとも巻き込んじゃったり。
ちなみに、旧バージョンでは無駄に自決ボタンがあったりしたのですが、新バージョンになってから出来なくなって寂しい……。
と思いきや必殺技の一つとして自決が割り当てられてました。いや、必殺ではあるんだけど。

面白いのは、使用武器が「リボルバー」であるが故にリロードに時間がかかるという点をシステム面で取り入れているところ。
また、手持ちの弾丸もそう沢山は持てない(通常36発)ので、定期的にステージ内のどこかにある箱から補給しなければならないというところも面白い。
ゲームならではの爽快感やリスク・リターンという非現実と、残弾やリロードなどの現実が入り混じった感じが、凄く面白いなぁと思っています。

あと、説明書にも書かれているのですが、ステージ内にあるオブジェクトを利用してゾンビを倒すことができる、ってのも結構面白いです。
簡単なところではシャンデリアの上に乗っかったり、シャンデリア自体を撃つと紐が切れて真下にいるゾンビが押しつぶされる。
大量のゾンビが襲い掛かってきたタイミングでランタンを撃ち落とし、地面で燃える炎で一気に焼き尽くす。気持ち良すぎる……。

全体的に凄くアイディアに溢れたゲームで、しかもドット絵も良質ですので是非気になる方は遊んでみてください。
昔のPC事情だったらあまり問題なかったんですけど、ウィンドウサイズが320×240なのでちょっと慣れがいるところではありますが……。

【超余談】
DLチャンネルでクリエイターズねくすと記事として、【指名手配】気が付きゃこんな時間だよ 時間泥棒なゲーム5選ってのを書きました。
フリーゲームでも本作みたいにその手のが沢山あったので書こうかなと思ったんですけど、「DLsiteで扱っている作品だと嬉しいですが」って運営さんから前置きがあったので、フリーゲーム系は書かん方がええかもなぁと思って全年齢作品を挙げた次第だったり。フィーバー!

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エローン大君 2019/07/08 21:00

【大君VS外国人 3】浮かび上がった「Steamユーザの国際問題」& パブリッシングのその後

DLsiteのパブリッシング事業にまつわる私のしょうもない話、ラストの第3弾です。
「もしかしたらサークルとかからブーイング来て、DLsiteが態度変えるかもしれんから許してやー」
などとDLsiteを擁護しながらも、ふとTwitterで見つけたものからちょっとした疑問が生まれ訪ねてみることに。
それは「ネコぱら」がBOOTHでR-18版にするパッチを販売する、と言った内容のもの。

「有償パッチ(DLC)」と「地域価格」と

「ネコぱらって有償パッチだけど、今回の件と何が違うん?」

私が名前を挙げた「ネコぱら」は、Steam上でも物凄く好評なゲーム。
(恐らく)中国の方がわざわざ日本語を勉強してまでレビューを書いている塩梅で、どうも中国でもたびたび話題に出されるゲームな模様。
その一方で、Steamでは全年齢版を980円と安い価格で売る代わり、Sekai Project(Denpa Soft)では10ドル、日本では同じく980円で18禁DLCを売るという形式を取っていました。

この純粋な疑問に対し、最初にスレッドを立てた方ではありませんでしたが、彼の気持ちを代弁するかのような意外な発言が、他の方から出てきました。

>彼はNekoparaのパッチを別に販売してくれたSekaiを嫌います。
>くそー、彼が私のような国から来たかどうかを理解することができます。
>なぜならSteamの地域価格のためにRUR(ロシアルーブル)で買った、ゲーム本体自体よりパッチの値段の方が高くつくからです。(※意訳)

そこから滅茶苦茶長文が続いたので「めっちゃ早口で言ってそう」と思いましたが、Steamの地域価格に関しては非常に興味深い話だと感じました。
実際、最初にスレッドを立てた方はSekai Projectのことを嫌っていましたし、Steamのパブリッシャーに対する他の方々の印象が異なる、ということも若干気になっていたところなのです。

ネコぱらに関する4人の意見

とりあえず、この話題を出した後、私含めて4名の意見が出ましたので、それぞれ言い分を簡単にまとめますと

【私】
ぶっちゃけDLsiteの方針がアレなだけで、開発者は自由にパブリッシャーを決めていいわけだし、逆にパブリッシャーは必ずしも西洋の慣習に従う必要は無い(=無償パッチ配布に縛られる必要はない)と思う。

【スレッドを立てた人】
とにかくDLCは詐欺です。

【西洋の人】
Sekai Projectが完全版と分けて販売するのは嫌い。
だって、完全版が欲しい人が犠牲になって、規制版で満足している人が得をするのは不公平じゃないか。

【ロシアの人】
ストーリーのためにネコぱらを購入し、その中に性的なものがあることに驚いた人が本当にいる。
例え完全版を買って性的要素を無効化できるとしても、その人達は完全版分のお金を払いたくないと思う。
貴方達は西洋とかだからいいけど、ロシアだとネコぱら本体が4ドルでR-18パッチが10ドル本体価格が15ドル(※Steamのロシア価格だと安くなる)でR-18パッチが5ドルなら貴方達は良いでしょ。何でロシア人はパッチに本体価格の2倍払わなきゃいけないんだよ。

という感じに。ネコぱらを話題に出した瞬間に流れが変わったのは解せぬ。

Steamにおいてロシア価格は安いということは知っていましたが、「パッチをロシア人がドルで買う形になると本体よりも物凄く高くなる」というのは目からうろこでした。
ロシア価格が安い理由うんぬんの話などは諸説ある(海賊版が多いとかパッケージ版が安いとか色々)ので置いておくといたしまして、純粋なロシア人の方にとっては有償パッチって物凄く辛い代物だったのですな。抜け道とか全く無いもの。
こういう生の声が聴けただけで凄く有意義な気持ちになりました。あと、スレッドを立てた人は詐欺の一言で断じるな。

外部での有償パッチ販売はSteamユーザの国際問題

様々なパブリッシャーからサークルさんの作品が出る。
もしくはサークルさん自身がSteam Directを使って自分の作品を出す。
(物凄く理不尽な時がありますが)Steamの表現規制がある程度緩くなってからは、様々な形でゲームを出すことが出来るようになりました。
ちなみに、現状でもやはり「無償でパッチを当てる」という今までの形式が多いです(まあそりゃあ……うん、ね)。

表現規制が緩くなる前に行われたこの議論の中で、浮かび上がってきた「有償パッチ」にまつわる問題は、今でも私の心に深く刻み込まれています。
DLsiteではドルかユーロベースでしか買えないので、ロシアの方は間違いなく高く買ってしまうことになる。
元々Steamでは「おま値」と言って、日本だけやたらと高い(※地味にアメリカも同じくらいの値段だったりする)なんてことが周知されていましたが、外部での有償パッチ販売も含めると、R-18作品を扱うにおいてどのような販売方式を取るかは「Steamユーザの国際問題」レベルできちんと考えておいた方がいいのだろうな、と感じました。

では、ちょっとオチとして、その次にDLsiteがパブリッシャーとして出したR-18作品の話。
今回はきちんとDLsite公式サポートがいる状況なのでユーザも安心
販売される前も「あんたのとこの翻訳は素晴らしいよ!」などとコメントで書かれ、販売した暁には売れに売れまくるように思われました。
が、販売時はやはり有償でのパッチ販売ということで、物凄い勢いで不評が付き「ほぼ不評」レベルまで落ちたことは、非常に印象深く頭に残っております。
コメント欄に謎のURLや数値が貼られる様を見て、「だからあんなに言ったのに」と心底思いました。

ちなみに、結果的にはDLsite側が折れ、もちろんモザイク有りですが、無償のパッチを提供する形となりました(※それ以後の作品も同様、特設サイトもあったりします)。
でも、どうして一番最初に出したR-18作品には無償パッチを用意してくれないの……?評価、まだこの騒動のせいで賛否両論なんだけど……。

また、今回の「無償でモザイク無しのパッチくれ!」というスレッドを立てた人が、「きちんとエロあんの……?」とコメントに書いているのを見て、「多分無いと思うよ……」と書こうと思いましたが、お互い悲しくなるので書くのを止めておいたことも付記しておきます。
昨日の敵は今日の友。

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