エローン大君 2019/07/18 21:00

(うちには関係ないけど)Ci-enのキャンペーンで起こった「不健全な熱狂」

Ci-enキャンペーン、熱狂の裏で起こったこと

散々エロ話してたけど、一応ここ全年齢だったよなということを思い出しつつ。いや、話の本質はエロくないからセーフか。
ただ、R-18のサークルさんのリンクを貼るのもアレですので、「めかぶ亭」さんというクリエイターさんを検索してくださいませ。大人じゃない子はダメヨ。

さて、めかぶ亭さんは、私が好きなヒロピン系&文章メインのサークルさん
着衣フェチというところもなかなかに素晴らしく、私自身スッと過去記事見るためにポイントを500円分くらい差し入れてたりします。エロかった。
あ、ちなみにR-15ですが、この手のヒロピン系だと「こえだ商店」さんもオススメです。
Ci-enキャンペーン中の記事でめっちゃ内心盛り上がってたり。

ざっくり今回何が起きたかと言いますと、「キャンペーン終了間際に6万円分のギフトチケットを購入した支援者がいた」ということであります。
このキャンペーンは、「応援ポイントに応じてAmazonギフト券を贈るよー」というものでありまして、応援方法は「いいね!」「ツイート」、そして「ギフトチケットの購入」
つまるところ、この一番最後の方法で応援ポイントが大幅にアップしたわけですな。
ギフトチケットの購入では10応援ポイントを入手可能。
めかぶ亭さんの場合は、7月7日に100円のギフトチケット購入専用のプランを設置。
6万円分ギフトチケットの購入があったとなると、応援ポイントが6000積まれるということで、すげえエゲつないことに。

ただ、ここで問題になってくるのが「Amazonギフト券の金額」であります。
「応援ポイント自体に応じたAmazonギフト券を贈る」というだけでなく、「応援ポイントのランキングに入賞すれば、更にAmazonギフト券の金額がプラスされる」ということ。
めかぶ亭さんの場合は大体3位~4位を推移していたので、1万円か3万円か、みたいな感じでありました。
しかし、これが1位になると10万円、2位だと5万円ということで、順位次第では6万円積まれる前のAmazonギフト券の数倍が入手できる可能性が出てまいりました。

私の正直な感想といたしましては、「このキャンペーンはヤフオクか何かか」でした。
なんか他のサークルさんでも、似たようなこと起こってそうでアレだなーとか感じてたり。

Ci-enキャンペーンに潜んだ、不健全な熱狂

めかぶ亭さんに起こったことは、他のサークルさんでも多少なりとも起こった可能性があります。
プランを設置された意図は「ランキングの高順位を目指す」というものがあったとは言え、ギフトチケットの売上自体は「コミッション作品の予算」として使われます
それに、ギフトチケットを購入された方も応援の意図でもちろんされたことですので、批判されてる行為ではないですし、ニセコイの千葉県のYさんみたいなものだと思った方がいいです。恐らく実写化したらエキストラとして出演する。
あとCi-enのマスコットキャラちゃんが食べるドングリの量が増えるくらい。


結果は明日発表ですが、例えこれで順位が変わったとして、ブーイングを入れるべきはCi-enの運営側だと思います。
このキャンペーンのCi-en的ないいところは、

・Ci-enの知名度が上がり、使ってくれるクリエイターさんが増える
・ツイートをされることで応援ポイントを貰える=そこ経由でクリエイター同士の繋がりが出来たりする
・キャンペーンページ等で、ユーザがこれまで知らなかったクリエイターさんと出会える

というのがメインとして挙げられますが、ランキングなどがある以上はよくも悪くも応援するファン側が熱狂しすぎる類のものであることは当たり前でして、今回のような事態はある程度想定できたのではないか、と考えます。


以前の記事のフォロワーの方しか読めない部分でチラリと語りました。
DLsiteがSteamに進出した後の騒動内で、外国人の方の「Steamで出しているけど、内心じゃDLsite内で色々な作品を買わせたいんじゃないの?」という言葉があったことを。
今回のキャンペーンに関して個人的に思うのは、「ギフトチケットの購入」を応援ポイントGETの方法に入れた=Ci-en側の儲けを増やしたい意図があったと取られても仕方がない、ということです。

ギフトチケットの購入で応援すること自体は、ユーザが他のユーザに「こういうサークルさんがあるよ!」と教えるという形で、「ユーザとクリエイターを繋げる」という意味では非常に良かったと思います。
ただ、そこに「応援ポイントが増える」という概念を入れた結果、お金でクリエイターのファンが殴り合うような健全ではない環境が生まれたのは確かです。
せめて「ランキング入賞によるAmazonギフト券」が無ければ、このような不健全な熱狂は起きなかったと考えております。

なんて厳しいことを書きましたが、DLチャンネルを見ていれば結構運営とか企画とかグダることが分かります(※大喜利キャンペーン時のウ ン チ ー コ ン グ事件が個人的に好き。すぐ対処されたけど)
まあ、ある意味どこかでズッコけるところがDLsiteの姉妹サービスの通常運転らしくて面白いということでどうだろうか。


前述した通り、キャンペーンが片手落ちだったのが悪いだけで、クリエイターさんは決して悪くありません。
もし、めかぶ亭さんの記事を見ても結果に納得出来ないと、めかぶ亭さんにブーイングを送っている方を見かけたら、こういう視点を書いた記事もある、ということを伝えていただければと思います。

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