エローン大君 2024/05/05 00:57

何となく始めたピンボールのアプリにドハマりしている話

なんとなく始めた ピンボールのアプリにドハマり!

どうも、最近ピンボールのシミュレーターにハマってます。
先日スペースインベーダーについて色々書いた際、当時のゲームコーナーの写真とかを色々見て、超久々にピンボールをやりたい気分になりました。
考えてみるとブロック崩しとか風船割りとかピンボールの影響下っぽいビデオゲームは結構多め。
あと、製作者がピンボール好きなMr.Doとかボンジャックは、ゲームシステムこそ全く違えど、「固定画面にフィーチャー詰め詰め」という精神性を継いでいます。
そういうことを考えると、ビデオゲームの系譜を考える上で、ピンボールを色々と遊んでみるというのも勉強になりそうだなと考えた次第。

というわけでピンボールやりたいけど、実機なんて置いてあるところは今時レア。
90年代前半まではなんとか頑張ってたものの、2000年前後に有名製造メーカーのほとんどが撤退。
そんな状況下でメンテナンスも大変(なにせ重量のある弾がありとあらゆるパーツにぶつかりまくる)だし、プレイヤーも台を揺らすのが基本みたいな感じなので、維持するだけでも大変です。
気軽にプレイするなら……ということで手を出したのがピンボールのシミュレーターアプリ。
その中でも「Williams Pinball」に大変ドハマリしてます。


スマホ向けピンボールシミュレータ「Williams Pinball」とは

Williams Pinballは「Pinball FX」という有名ピンボールゲームを出している「Zen Studios」がスマートフォン向けに出しているアプリ。
ピンボールメーカーの一つ「Williams」(あと同じ頃吸収されたBallyも)の、80年代後半から90年代の頃のピンボール台を再現したシミュレーターとなっています。
収録
スマホなのでグラフィックのクオリティはぼちぼちですが、スマホ自体が元々縦画面なので、縦長なピンボールを遊ぶに当たっては凄く親和性が高いんですね。
画面タップでフリッパーが動かせて、画面上部フリックで台揺らし(ナッジング)ができてと操作もシンプル、わかりやすい!

ただWilliams Pinballは無課金である程度好きにプレイできるのは、最初に選ぶ1台のみ。
その他の台については、有料課金で購入するか、ゲーム内通貨&アイテムを集めて解禁していく形となります。
(※ちなみにPinball FXが一台400円で購入できるのに対して、一部機能制限ありの台が600円以上するのでかなり割高)

残りの台は大体5分以内に終わるチャレンジをいくつもクリアして、ゲーム内通貨&アイテムを集めて解禁していく形となっています。
このチャレンジが短時間で終わる上に、超お手軽に様々な台のド派手な演出が楽しめるので、脳汁がドバドバでる感じで中毒性が高いんですよ!
例えば「MEDIEVAL MADNESS」はデカいお城のオブジェが折れて壊れますし、「THE GETAWAY: HIGH SPEED II」はボールが高速でギュンギュンレールの上を回りまくる!
90年代あたりの台なので、ドットマトリックスモニターでグラフィカルな演出も多々あるのも楽しいところ。

ピンボールは細かいところまでルールを把握して遊ぼうとすると大変ですが、気軽に遊ぶだけなら、ぴんぼーる初心者の私でもハマっちゃうくらい簡単です。
ライトが点灯しているターゲットやレーンを狙って撃ったり、目立つギミックを狙って撃てば、だいたい何かしらが起こります。
特にゲーム開始時は様々な役(フィーチャー)が、「あと1歩で完成」という状態までお膳立てされていることが多いので、気軽に派手なギミックが楽しめるというわけです。
あと、実機ではありえないこととして、「盤面上に獲得したスコアが表示される」ため、「どこのターゲットを狙ってどれだけ点数をゲットできたか」が分かりやすくなってます。
いちいちモニタを見なくとも高得点ゲットの瞬間が分かりやすいので、ルールが分からないながら試行錯誤しながら遊ぶにはちょうどいいと言えましょう。

ピンボールは「ボールをフリッパーで弾く」という極めて単純な操作ながら、「狙い撃つ・ボールを受け止める・隣のフリッパーに渡す」など様々なテクがある面白いゲーム。
ビデオゲームのシューティングゲームとはまた違った「撃つ」楽しさがあるので、興味のある方は是非ともピンボールのシミュレーターに挑戦してみてください。

※恐らくWilliams Pinballは収録台のラインナップやチャレンジ内容を見た限り、Pinball FX3のスマホ向け移植的なポジションだと思われます。
Williams Pinball収録台のうち、Fish TalesはPinball FX3では無料で遊べる台となってるので、Steamユーザはとりあえずダウンロードして遊んでみるといいかも

おまけ:Williams Pinballで印象に残った台

最後に、「Williams Pinball」で個人的に印象に残った台をいくつか紹介します。

  • FUNHOUSE


盤面にデカい顔面のギミックが置かれているのが非常に目を惹く台(ちなみに名前はルディー君)。
ルディー君の顔面をボールでしばくと、「特定条件で100万点」「マルチボールの開始」「ミステリーボーナス復活」「ボーナス倍率アップ」など多彩な恩恵が得られます。
高得点を狙えるマルチボールの条件も適当に遊んでるだけで満たせるほど低く、かつボールが低速で動く場面も多いため、「ギミックを狙い撃つ」面白さが満喫できるのがいいところ。
上手くゲームを続けていくと、愉快なBGMが盛り上がると同時に、ルディー君も騒がしくなっていくのが楽しいです。
マルチボール中にトラップドア(ルディー君の下部にある)に入れた時の事件性ありそうな悲鳴は必聴。


  • MEDIEVAL MADNESS

ファンタジーをテーマにした台。城の門にボールをぶつけるとド派手に城がぶっ壊れる派手なギミックあり。
ミステリーボーナスやマルチボールの流れなどもかなり分かりやすく、勢いよくボールをレーンやターゲットにぶつけるのが超楽しい。
トロールが出てきてそれに弾をぶつけて撃退するなど、全体的な雰囲気もよくてかなり楽しい。
本格的な稼ぎとなるとマルチボールを我慢したりしないといけないらしいが、自分の場合ほぼほぼ城あたりをめがけて撃ちまくってキャッキャッしてるだけで死ぬほど楽しいので、うっかりマルチボールに入っても「騒がしくて楽しい!!!」と喜ぶ感じになっている。

  • JUNK YARD

スクラップ置き場をクレイジー・ボブに占領された青年が、ジャンクをかき集めて色々な発明品を作って撃退するという得体のしれないストーリーの台。
様々な条件を満たしてジャンクをゲットし、様々なミニゲームに挑戦!高得点をゲットするのが目的。
それはそれとして、台の真ん中あたりにクレーン鉄球があり、ボールを当てると鉄球がぐるんぐるん回って周りのターゲットを叩きまくるという面白いギミックも。
トイレを模したギミックもあったりと、効果音等も含めて結構コミカルかつ豪快な演出が多いので、適当に遊んでるだけでも結構楽しいぞ。

  • THE CHAMPION PUB

酒場で行われる賭けボクシングをテーマにした作品。
画面中央あたりにあるサンドバッグは、ファイト開始時にはぐるりと回転!対戦相手を模した人形が現れるという素敵ギミックだ。
相手に殴られ体力ゲージが0になる前に、ボールをぶつけまくりKOできれば高得点ボーナス!
ただしアウトレーンからボールを落としてしまうと、どんなに敵の体力を減らしていても逆転KO負け!という厳しいところもあるのが面白い。
ボールに縄跳びをさせるミニゲーム(!?)や痰壺で客が吐いた痰を受け止めるミニゲームなど、奇抜な要素がてんこ盛り。


もちろん、他にもいろいろな台があって、それぞれ様々な趣向が凝らされています。
地道にチャレンジをこなしていけば無課金でも普通に解禁出来ますので、気軽に遊んでみてくださいね!
あと、ピンボールシミュレーターで遊んだ後、YouTubeとかで他の人のプレイ(シミュレーター・実機ともども)を見るのも物凄く楽しいのでオススメです。

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