【852日目】赤い世界:シナリオ執筆
外国人観光客のように「日本ってすごいなあ」とモノレールに乗って喜んでいるおのぼりさんこと、ゲーム作家のkuroです。
頭の整理をかねて、空港のwi-fiから更新記事をお届けします。
赤い世界
シナリオ執筆
仕事時間に含まれない移動中にシナリオを書いています。
工夫、作法の話なので、創作をする方には応用できる部分があるかもしれません。
今手元にある要素は次の通り。
①「最初から書き進めているシナリオ」
②「最後の展開」(ハッピーエンド)
ハッピーエンドは私の創作スタンスでCERO「A」(全年齢向けの表現)くらい明示したい情報です。
ディズニー映画も任天堂さんのマリオシリーズも基本そうであるように。
そんなエンタメを作っています。
前作「地図の時間」も遊んでみてください!
https://kurogamestudio.com/2020/04/25/timeofmapworks/
シナリオの作業では先頭から①を書き進め、終わりから②を決めていき、①と②を埋めるように間を加筆していきます。
これにより②を成立させるために、①と矛盾がないように調整したり、より面白くなるために①を加筆します。②につながる伏線はこのときに生まれます。
つまり見直す回数が多いほど、伏線の発生確率は上がります。
一方で考えすぎてわかりづらくなる危険性も生まれます。
自分が熟考した作品を客観的に評価するのは難しいので、他の作品はどうだろうかと比較してバランスをとります。
「あの作品だったら、この表現を使うだろうか」と答え合わせする感じですね。
イラストを描くとき、近い距離で描きこんでいると全体のデッサンの狂いに気づきにくくなります。
だから距離を離して全体をチェックしたり、左右反転させて違和感がないか確認します。
この近場で見る感覚と遠目で見る感覚、初見の感想と繰り返し見た感想、この違いを意識することはとても大切だと感じています。
明日の更新ではゲーム画面を含めた進捗をお伝えできるように頑張ります。
◆
ファミ通2023年12月14日号の表紙が「Sea of Stars」。
同作はカナダのインディーゲームチームが制作したJRPGリスペクトのゲームで、インタビューも掲載されています。
「Omori」「Chaind of Echoes」といい、JRPG×ドット絵の組み合わせはまだまだ世界に届く可能性があるなあと感じています。
そのためには言語対応、そしてクオリティーがドレスコード。
引き続き世界に届ける、結果が出るまで挑戦するプロセスをお届けしてまいります。
応援よろしくお願いします。
それでは良い1日をお過ごしくださいませ。
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