kuro 2023/11/02 00:47

【807日目】赤い世界:マップ制作(3点)/シナリオ執筆 試行錯誤:作品と作品を繋ぐ世界観の設計

お風呂で勉強をしていたときのこと。
JISの「X 8341(高齢者/障がい者に配慮した規格)」は「X=情報処理」、「8341=やさしい」という語呂から来ていることに今日一番驚いたゲーム作家のkuroと申します。

夕焼けの世界×現実がウワサになるRPG「赤い世界」を2024年3月発売目指して制作中です。

前作「地図の時間」は言葉を集めながら世界を旅する、私の理想を詰め込んだ冒険物語。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

Steam
https://store.steampowered.com/app/1184850/_/
DLSite
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ308195.html
実況動画
https://www.youtube.com/watch?v=8zI9n863Oi0&list=PLRg0m5pSuz1q1LEJwIxijRTnWs_dhcAcg
//完走してくださった実況者さんの動画です。とても素敵なのでぜひご覧ください

赤い世界

マップ制作(3点)

aquaさんの「SHABBY COTTAGE」素材がもう最高にファンタジーで可愛らしくて、ビジュアル買いからのマップ制作を行いました。この時は作品との調和とか打算は考えず、「素敵な素材をそのまままずは試すこと」だけを考えています。

結果作ったものが違うと思えば、それは別の機会に回せばよいことですし。おすし。カルフォニアロール。

マップメイキング動画
https://youtu.be/X5Fq-5eNY7Y?t=52

シナリオ執筆

海岸沿いを走る電車に揺られながら読書する、という粋な時間の使い方を聞いたことがあります。
めっちゃ素敵ですよね。

私は今週末、親友の展示会を手伝うため、遠距離の電車旅をする予定があります。
移動時間でシナリオ執筆を進められるよう、土台を作っていました。

序盤部分はこんな感じの物語です。
(今後PVや進捗でどんどん情報を出すので、ネタバレでつまらなくなることはありません)

夕焼けの景色はプロローグとDAY1の終了時点で登場させ、最初から主要人物や目指すゴールを提示します。
技術的なアレコレは今後、少しずつお話できればと思います。


[プロローグ]
・廃ビルの裏世界
主人公カルクたちは、世界の滅亡を止めるために廃ビルの屋上を目指していた。
途中で通り抜けたのはマモノたちが闊歩する「裏世界」。
裏世界を抜けて屋上にたどり着くと、そこには主人公たちの因縁の相手が待っていた。
戦いになるが、カルクたちは敗れ、そして隕石が落ちて世界が終わる。

[DAY1]
・自宅
カルクは自宅で目が覚める。
さきほどの世界が終わる光景は夢だったのか。
考えを巡らせている間に電話が鳴る。
一回目は無言電話。
二回目は友人のレオから。本屋「トダ書店」で待ち合わせの約束をする。

・駅前「トダ書店」
レオは都市伝説「公園の神隠し」に付き合ってほしいと言う。
レオは行方不明になっている姉のレナを探していた。
事情を知っているカルクは、レオの頼みに付き合うことにする。

・森林公園
到着すると人々がウワサをしていた。
「自販機で危険物が売っている」というウワサを信じると、本当に自販機の商品が変わるといった具合にだ。
ウワサが現実になる、不思議な体験をしていると、カルクは不思議なドアに気づく。
ドアに触れると、カルクとレオはドアに吸い込まれ、夢で見た「裏世界」にたどり着く。

・森林公園の裏世界
裏世界ではマモノが徘徊しており、カルクとレオは力をつけながら出口を探す。
途中、マモノと戦う少女アリサと出会い、行動を共にすることになる。
アリサは因縁の相手を裏世界で探していた。

奥に進むと大型のマモノと対峙する二人の少女、シオンとリゼがいた。
二人と協力し、大型のマモノを倒す一行。
そのとき、夢で見た因縁の4人の後ろ姿と、それぞれの脳裏に回想シーンの形で過去が描かれる。

・森林公園(後)
裏世界から脱出すると外は夕焼けの景色。
しかし公園の時計が示しているのは21時。
戸惑う中、シオンが意識を失う。


ここからタイトル回収の「赤い世界」の物語が描かれていきます。
ご期待ください。

試行錯誤

作品と作品を繋ぐ世界観の設計

「実のある話に聞こえたらいいな」シリーズです。
毎日勉強と実践をしているので、ネタは尽きません。

2つ以上作品がある場合、作品同士がつながっている設定を持っていると、作者にも遊ぶ方にも優しいよーという話です。

小説家では伊坂幸太郎さんが好例。
伊坂さんは仙台を舞台にし、登場人物のちょい役に別作品の背景や登場人物を映すことが多いです。
一言話すだけの役とか、「そんな話があるそうな」程度の1文とか。
これはとても美味しくて

・作品のネタがわかる人にとっては嬉しい(秘密の共有・共犯者感)
・作者は地続きの世界観として整合性や統一感がとれる

特に後者のメリットが大きくて、作品と作品を繋げるごとに自分のテーマパークができるような感覚があります。

究極的にわかりやすい例はディズニーランドですね。
世界観がディズニーランドだとしたら、作品は映画やアトラクション。

いまこの瞬間はアトラクションを作ってるのですが、土台にあるのは世界。
そう思うと奇をてらった変化球は投げませんし、地に足のついたモノづくりが出来そうな気がします。
ディズニーだったら、盛り上げるために人の命を奪わないなとか、そんな感じです。
ディズニーは本当に参考になるのでお勧めです。

それでは良い1日をお過ごしください。

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