kuro 2023/10/31 01:06

【805日目】赤い世界:イラスト作業/ドット絵作業 試行錯誤:フェルミ推定で広告の話

2024年3月リリースを目指して、夕焼けのまま景色が止まった世界×ウワサが現実になるRPG「赤い世界」を制作しているkuroと申します。
夕焼けも好きですが「ずっと真夜中でいいのに。」も好きです。

混乱に乗じて、本日の作業動画をねじ込みます。

https://youtu.be/9DPGZKS62g0

赤い世界

イラスト作業

デッサン練習→模写→オリジナルイラストと描いています。
それぞれ全体像の練習、細部の練習、やりたいことの実践に対応しています。
練習は必要ですが、大事なのは完成に向けて進めること。

ドット絵作業

世界市場のインディーRPGのお手本にしている作品に「OMORI」「chained echoes」があります。
どちらもドット絵の魅力に自分のやりたいことをかけあわせて、かつ物量を投入しているのですよね。

ずとまよ。さんのミュージックビデオでもドット絵を活かしているものがあるように、デフォルメの可愛さと、レトロポップな感じは武器ですね。

試行錯誤

フェルミ推定で広告の話

国道でふと立ち止まって、視界の中にいくつの看板・標識があるのかなと思い数えたことがあります。
その数は約80個。

●●歯科とか、道路標識とか、のぼり広告とか、看板とか。
でも80個の情報を受け取っている感じはありませんよね。
不要な情報は脳で認知する前に消えているのです。

リアルなたとえを頑張ってみます。

コンビニの駐車場の入り口には10個ののぼりがあって、全部同じ店内調理のスイーツ(例.白いハロハロ)をPRしています。
ミニストップでは「白いハロハロ」ののぼりが、国道を走る車の視界に入るように並んでいて、おそらく4週間程度掲示されます。
1日2回、通勤でその道路を通るとしたら、10×2回「白いハロハロ」を見ることになり、月に400回くらいは「白いハロハロ」を見ることになりますね。

・同じような人が100人いれば、2人くらいは買うとして(2%)
・コンビニの1日あたりの利用客が1000人だとしたら、2%で20個/日程度売れているとして
・利益が仮に1つ200円だとしたら20個で4000円/日の利益になるとして
・のぼりを10個作るのに4万円かかるとして、のぼりの制作費は10日で回収

一緒に購入される商品との組み合わせで単価が上がる効果も期待できるから(お店的にはハーゲンダッツよりも、利益率の高いオリジナル製品が売れた方が嬉しい)、諸々の恩恵もありそうです。

計算で遠回りをしましたが、企業はこれだけPRに投資をしています。
ゲームのPRは国道沿いではしませんが、代わりにインターネットという、もっと大きな道で行います。
PRをリリース前に数回打っただけで、売れてくれ!なんて思うのはとてもとても博打なわけです。

だから制作過程もPR材料にして、しっかり届ける努力をして、ようやくスタートラインに立てるのではないかなと思います。
全員が全員、気負う必要はないのですが、参考になれば嬉しいです。

それでは良い1日をお過ごしください。

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