kuro 2024/02/21 01:35

【899日目】世界の最果てから:実装

浴室用カビ取り洗剤に漂白効果があることにきづき、白地のカーペットのシミ取りに成功した賢者ことゲーム作家のkuroです。

寝落ちする前の風前の灯火状態ですが、根性で書きます。
根性論は苦手です。

世界の最果てから

実装

NPCの会話を設定し、イベントを作り、バックアップと推敲の繰り返しを重ねて進めています。
子供の頃の自分が楽しめるようなJRPGを短期間で制作しています。

実装過程から気づいた話を一つします。

私は創作においての善悪には関心がないので、ファンタジー定番の「魔王」「帝国(潤沢なリソースを持つ大国。大体敵として描かれる)」を定番通りの使い方をすることはありません。

たとえば三国志(演舞……史実に脚色を加えた物語)の触りを学んだ時の話。
儒教の国では、人徳を重んじる人物に光を当てて語られます。

同じように物語も「どう語りたいか」で変わるもの。
桃太郎も鬼サイドの立場で見たら、侵略される側の話ですし。

そもそも桃太郎って何を伝えたい物語なんだっけ……猿蟹合戦のように苦節を経てチームワークで巻き返す(集団行動、最後に結果を出すことが大事)みたいなこと?
などと疑問を持つようにしています。

子供の頃も今も、わざわざ口にして波風を立てることはありませんが(他者が信じている物語に疑問を差し込んで、乱すのも品がない)、自分の創作物ではそうした一つ一つを考えながら出力したい。

あるいは単に天邪鬼なだけかもしれません。

ただ描きたいのはハッピーエンド、正しいよりも優しい世界が根底にあります。
検索すれば、AIに問えば正解がある世界で、正解を求める行為は退屈ですよね。

明日は出張で飛行機に乗ります。
PCを持っていって合間で作品作りを進めます。
それでは素敵な1日をお過ごしください。

「BAR ステラアビス」の体験版が面白いです。
おしゃれなバーでの小粋な雰囲気×異世界探索×ローグライクの一風かわった作品。
音楽やエフェクトの端々にペルソナ5に通じる丁寧な仕事が感じられます。
製品版が楽しみです。

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