今年やり残した創作、やり残さない創作

そろそろ１年を振り返る時期になってきました。
今年の活動を思い浮かべると、いくつも新しいことに挑戦して、ほとんどが途中で止まってしまいました。
せめてゲームの成果は残したいと始動した「コーヒーブレイク Ver」も、今年中の完成は望み薄に……。

こんなモヤモヤした気分で新年を迎えたら、同じことを繰り返しそう。
なにか短期間で達成できる成果はないか、進捗半ばの創作物をリストアップしてみました。
(※規模の大きなゲーム制作は除く)

• 進捗管理ツールの開発、イメージキャラの出番
• アツマールAPIの活用、実験用オンラインミニゲーム
• 過去作「導き手つどう谷」のスチル・立ち絵のリファイン
• RPGツクールMZのプラグイン開発
• 高頭身の手描きモーションをゲームに投入
• アニメーションPVの作成

　
【画像】半ばで止まっているプロジェクトたち

ここ最近、お絵描き熱が再燃してきていて、イラストを描けば達成できると都合良し。
手描きモーションは終わりが見えず、では必要なイラストの枚数が決まっているのは……
「導き手つどう谷」のスチル・立ち絵のリファインとなります。

「導き手つどう谷」は、だいぶ前に制作したゲームで、ごく短いRPGです。
過去作の中では、特に反応の良かったゲーム……でも、今見ると立ち絵など気になってしまって。

すでに主人公ピセマの立ち絵を一新し、ゲームに組み込み中です。

　
【画像】「導き手つどう谷」の主人公「ピセマ」

立ち絵を今の絵柄で描き直すだけでなく、差分の枚数を増やすなど、広い視野で強化していくつもりです。

【ローグライク制作】攻略速度をブーストするギミック

ダンジョンにたまに配置される「ギミック」の実装を始めました。
トラップではなく、仕掛けを解くとおいしいリターンがあるよ、というシステムです。

　
【画像】地面から噴き出す光に包まれたギミックオブジェクト

このシステムの発端は、コーヒー１杯飲む間に、派生版「コーヒーブレイクVer」の１プレイを終えるにはどうすればいいか、という思案。
一気に進行状況が変わるような「お助けシステム」があれば、狙いに近づくのでは、と考えました。
ギミック達成のリターンを大きくして、一気に深い階層に潜るような影響を持たせるわけです。

ギミックの解除に時間がかかると本末転倒なので、すぐ解ける仕掛けにして。
アイテムを要求する仕掛けなら、その階に配置されたアイテムを候補にして。
仲間モンスターがヒントをくれたりも？
アイデアはいろいろ出てきますね。

いかに攻略速度をブーストするか、他にも案を練っています。
「コーヒーブレイクVer」はさくさくローグライク、お茶会ダンジョン本編はじっくりローグライク。
そういう棲み分けができたらいいな。

おまけ：スクリーンショット集

記事を投稿するとき、たくさん撮ったスクリーンショットから選抜しています。
候補になるも選ばれなかったスクリーンショットを、フォロワーの方々にお見せする試み。
こういう特典であれば無理なく用意できそうなので、今後の記事でも継続するかも？

【ローグライク制作】魔法の射程の目安になる魔法陣

モンスターの中には、魔法を得意とする種族もいます。
それらが扱う遠距離攻撃魔法などは、どのくらい遠くまで届くのか、見ただけではわかりづらいという問題がありました。
そこで、射程の目安と演出を兼ねた魔法陣を描くように。

　
【画像】魔法の射程いっぱいまで広がる魔法陣

この魔法陣に乗っていると、魔法の射程内となります。
射程がわかれば、魔法を扱うモンスターが見えたら距離をとる、という立ち回りも可能になります。

ただ、突然魔法攻撃されるビックリ感も、プレイを単調にさせないメリハリとして大事です。
魔法陣で射程は見えるものの、魔法陣が現れるのは魔法を発動したとき。
少なくとも、最初の１回は驚いてもらいましょう。
(トルネコの大冒険３において、初めてマダンテを受けたときの驚きは、どうにか再現できないか考えるくらいに印象深いです)

　
【画像】 周囲の暗いダンジョンでの魔法陣

魔法がより脅威となるのは、視界を制限されるダンジョン。
こちらは、ミニマップ以外では、離れているモンスターの位置がわかりません。
ミニマップに位置が映るのもデバッグ仕様で、アイテムがないと見えないようになるかも。

出現したモンスターがログに表示されるなど、諸々あるデバッグ仕様。
単に削るのではなく、装備の効果にするなどしても面白そうです。

【ローグライク制作】地形ランダム生成のバリエーション

ダンジョンの地形に生成パターンを増やしました。

　
【画像】いつものダンジョンとは、ちょっと違う形の壁

これまで壁の形状は、このようなパターンで生成していました。
「壁の高さが各マスごとにランダム」
「壁の角度をランダム、不揃いに見せる」
「壁に複数のオブジェクトを用意し、ランダムに選ぶ」

今回は、こんな仕様を実装しました。
「隣接するマスの壁と頂点の位置を合わせる」

　
【画像】凹凸がわかりやすいライン入りテクスチャを貼りつけた壁

これにより、デコボコしていながら、なめらかに繋がっているかのような形状の壁に。
大きなかたまりのように見えて、実際はたくさんのオブジェクトがくっついています。

ただ、ちょっと癖があり、テクスチャの印象が従来の壁と異なることも。
どうせなら、これまでとは大きく印象の違うダンジョンにするべく、テクスチャを組み合わせるなどして模索しています。