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kuro Nov/08/2024 00:19

2024/11/7作業 オープニングシーンの改善

面白い演出の動画がとれました。
https://youtu.be/JRYjfLJZLNQ

オープニング演出の改善

開始1分以内の体験を良いものにしようと、改善を進めました。

・暗がりでキャラクターたちの会話
音と画面効果でノイズを入れました。

・視点が少しずつ定まるような演出
状況がわからないプレイヤー=主人公の一体感を出すように、画面効果を入れました。
ブロックノイズ、砂ノイズ、ブラー(ぼやけ)を試して、一番しっくり来るものを選びました。

どちらも映画から受けた影響です。
ここ1ヶ月、2本のゲームと多くの映画を観て、吸収していました。

ゲームと映画の話

ゲームは「メタファー:リファンタジオ」を85時間「ロマンシングサガ2 リベンジオブセブン」を67時間かけて、完全クリア。
2024年の最新JRPGをリアルタイムで追うことができました。

メタファーはペルソナ5・ペルソナ3リローデットからのシステムの改善にJRPGジャンルの進化を感じました。
音楽表現では「その世界に存在しない音は鳴らさない」ように徹底されています。
まさに哲学。

ロマンシングサガ2はマスクデータを開示し、遊びやすさを追求した新しいサガの形を見ました。
真ボスをオリジナル難易度で、初見2ターンで撃破する程度には攻略しました。
サガユーザーの調整というよりも、新規ユーザー向けの調整が強めで、今のJRPGの方向性とも感じとれます。

映画は挙げきれないほどあるのですが「侍タイムストッパー」と「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」は両極端な作品として触れて良かった作品です。

面白い繋がりとしては、「ルックバック」のクライマックスの演出(IF分岐に遡って、現在まで回想)は2016年の「ラ・ラ・ランド」にも通じるものがあったこと。
「ラ・ラ・ランド」も過去の名作のオマージュが多く含まれていると思うので、新旧問わず名作は触れておかねばと感じました。

最も推せる俳優は三浦春馬さん。
主演作品では「真夜中の五分前」が最も光っていて。
役と同じ水泳に通う習慣を作り、役の時計修理士と同じ手の形になるようにタコを作ったという準備の徹底に、プロの姿を見ました。

マラソンの話

4月からジョギングを始め、7月からは本格的にランニング習慣を作り、11月の最新では1週間に100km以上のペースでトレーニングをしています。
具体的には20kmを2時間、10kmを1時間を1日おきに走っています。

先週更新した自己最高記録は21kmを2時間5分。
11月にエントリーしているフルマラソン大会では4時間30分以内の感想が目標です。

これは2024年まで運動に興味がまったくなかった人間の物語です。
何がきっかけでハマるかわからないものです。
これからも、面白いことをしようと思います。

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kuro Oct/17/2024 22:33

2024/10/17作業 イベントシーンの作成

大量の風景、映画、小説、ゲームに触れています。ゲーム作家のkuroです。
年間70000冊の本が出版される幸せな時代に、人の命は短すぎると思っています。

さて本日の作業動画です!
https://youtu.be/x93Iw-PmMoE

赤い世界

イベントシーンの作成

直近に作ったシーンを確認し、BGMの切り替え、イベントの主要キャラにスポットライトを当てる演出を追加しました。
台詞も細かい部分を加筆修正。

会話は技術だと思っています。
簡潔な情報、応答のリズム、フィラー(えーとか、あの、という意味のない音)の削除とか。

現実ではフィラーは改善の要素ですが、ゲームや小説の会話文では個性や心情の表れとしても使えるから面白い。
言葉も磨いていきます。

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kuro Oct/01/2024 00:08

【980日目】赤い世界:装備システムの改善(続)

日本の最北端、宗谷岬に行ってきたゲーム作家のkuroです。
そして帰って来るやいなや、呪術廻戦ロスであります。

赤い世界

装備スロットのLv制を中止

メリット「レベルキャップによる制作側のバランス調整のしやすさ」よりもデメリット「組み合わせの遊びが失われる」方が大きいため、中止しました。
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」の自由度の高いシステムに影響を受けています。
RPGツクール製ゲームだと「ぶきあつめ」が似ていますね。
面白いゲームこそ、ゲーム制作の教科書。

「自由度」を阻害しないことを制作方針に決め、進めます。

説明文を改善

選択した防具により、どのパラメーターが増加するのかを、わかりやすくしました。
直感的で遊べるように気を配ります。

支援キャラクター用の装備

自由度を上げる方針と同時に決めたのが支援キャラクター用のカスタマイズ装備。
装備品により、支援キャラクターがバフ、デバフ、回復、攻撃それぞれのスキルを使用できるようになります。
支援キャラのスキルは、ランダム発生のためプレイヤーは制御できませんが、代わりに消費ゼロであることが利点。

旅の話

親孝行プロジェクトも終わり、日常に戻りました。

・人生で後何回過ごせるかわからないから、年に1回は会いに行く
・代わりに日本の慣習を理由にした正月、お盆に集まることはしない
(混雑を避け、会う時間を充実させたい)
・同じく慣習を理由にしたお墓参りはしない
(故人に思いを馳せる手段は墓参りに限定されないはず。墓は親が没後、私が責任をもって閉じる)
・私(長男)に遺産は要らない、使い切るか妹弟に譲ってあげて

親とは円満にこのようなことを取り決めつつ、来年の再会を願って別れました。
飛行機までの時間は水族館に行ったり、15km歩いたり、風景写真を撮ったり。

今日も今日とて頑張ります。

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kuro Sep/26/2024 23:55

【979日目】赤い世界:装備システムの改善

16時間連続労働をした数時間後に飛行機に乗り、緑黄色社会を聴きながら北海道をレンタカーで旅しているゲーム作家のkuroです。
来週は沖縄にいる予定です。
めんそーれ。

今回はビジネスホテルから投稿しているので、動画はお休みです。
さて。

赤い世界

装備システムの改善

装備スロットにLvの概念を追加
実験的に装備スロットにLv制限を追加しました

・炎の魔法が使える「炎1」は「Lv1スロット」に装着可能
・より強い炎の魔法が使える「炎2」は「Lv2スロット」のみ装着可能といったように

利点は物語の展開にあわせてLvスロットの開放ができ、レベルデザインが制御しやすいこと。

欠点は組み合わせの自由度が下がること。

採用している例は軌跡シリーズ、
採用していない例はFF7(マテリア)、モンスターハンター(珠)、ペルソナ(スキル)

こうして例を見ると採用しない方が良い可能性はあります。

本作の遊びは「ウワサが現実になる」「ウワサから発生する言葉(プロンプト)を装備できる」などの要素。

噛み合うかどうか、試して判断します。

支援キャラクターの装備を考案

装備関連のシステムです。
バトルに参加しない支援キャラクターですが、メニュー画面から装備スロットを操作できるため、支援キャラクター専用装備と効果を組み合わせられないか考えています。

例えば、「エールのメガホン」を装備すると、一定確率で物理攻撃力アップ効果の「応援」スキルが発生するといったように。

◆◆◆

今回の北海道ドライブは、気まぐれではなく親孝行です。
「DIE WITH ZERO」を読んだ後に親と後何時間過ごすことがあるだろうか、と考え、数時間後にはアポとり、飛行機予約をして、対話の時間を作った次第です。

DIE WITH ZERO
https://amzn.asia/9OsCKrC
※資産形成の考え方、資産を価値に変えるタイミングについて、示唆を与えてくれる良書です

意識をしようとしまいと、私たちは一生のうちに読むことができる本の数、食事の回数、人と会う時間は限られております。

後悔をつくらないように、日々を過ごしたいものです。

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kuro Sep/24/2024 23:39

【978日目】赤い世界:データベース作業(説明文の作成)/8-9月の総括

1km5分台の走法を習得した市民ランナーことゲーム作家のkuroです。
自転車を漕ぐように、景色が流れる感覚に浸っていると安らぎます。

さて9/17-24の作業動画です。
https://youtu.be/el3ZhgQgR4Q

赤い世界

データベース作業(説明文の作成)

前半はテストプレイとマップの改善。
後半は書式、色、情報を整える地味な作業をしました。
意識した点です。

・テキストは機能的な情報に統一
・不要な情報(文字、飾り文字、色)は削る

装備にランクを記載しようかとも思いましたが、武器、防具はID順に並べると強さの昇順になるので、不要と判断しました。

お手本にしている「ペルソナ」シリーズも「オクトパストラベラー」シリーズも装備ランクは記載していないのは、ショップやアイテム画面の並びや売価でわかるからなのでしょう。

8-9月の総括

映画を観て、シナリオ脚本の本を読んで、シナリオが好評なゲームをプレイして、それでも解決が見えないので前述の単純作業に打ち込みました。

私は読んだ本、観た映画、プレイしたゲーム、すべてに記録をとっております。
言語化の訓練になるし、何を好み、何を遠ざけるかの指針になるので、おすすめの習慣です。
そのメモから抜粋。

映画:

8-9月に観た中では「夏目アラタの結婚」がいち推し。
漫画原作の実写映画作品。主演は柳楽優弥と黒島結菜だが女優の奇怪な演技が抜群。
「死刑囚と結婚する」で一気に話を掴み、その後の展開も勢いがあるまま突き進む。育児、社会問題に結び付けて救いのある終わりに落とすまで、後味の良いミステリー。

設定や作画では「きみの色」が印象に残りました。
山田尚子監督作品。
シナスタジア(モノや人を色で捉えることができる性質の人)の主人公が友人二人とバンドを組む高校三年生の青春ストーリー。
水彩タッチに葬送のフリーレン風の絵柄がビジュアルの特徴。
主人公に欠落や渇望がないため、柔和、控えめで進行に勢いがない。
そのため心拍数が上がりきることがなく終わってしまう物足りなさもあり。
主人公が自分の色(深層にある願い、性格)を見つける物語だと思うのだが、「心が叫びたがってるんだ」のような強さが欲しかったなあ。

今後楽しみにしているのは10/4公開の「ふれる。」と「シビルウォー」。
アニメーションもハリウッドも関係なく、興味を引く作品をひたすらに観ます。

ゲーム:

「ウィッシュルーム 天使の記憶」。
2007年のNintendo DS向けアドベンチャーゲーム。
1979年のアメリカの架空のホテル「バスク」を舞台にしたミステリー。
DSを縦持ちにして本のように見せる演出、ロトスコープ(実写から線画を書き起こす演出)と線画を揺らすアニメーション演出。
シナリオ、音楽の雰囲気がかみあって高評価が頷ける作品。当時の基準からみて、操作性の悪さは許容されたのものか気になる。

ウィッシュルームのロトスコープ&アニメは2020年のインディRPG「Omori」にも影響を与えている気がしました。
あの演出はいいな...。

それ以外では、毎日10km以上走っています。
恩恵として、食事の意識も高まり、99%自炊となり、料理の腕も上がりました。
この健康をゲーム制作に還元できるよう、結び付けます。

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