リバースがはじまるまで ~基礎編~

こんな田舎にゲーセンを?

(前回の記事こちら)
https://ci-en.net/creator/8398/article/428164


はじめは草だらけ。
奥の森と一体化してたのを懸命に草刈りをしてもらって、
施工の準備にかかるんだ。


そして境界の工事をする。


家というか、リバースは店なんだけど、
そういうものを買うってのは大層面倒なことで、
目途がついてから数か月はかかると思ったほうがいいね。

目途をつける前からなら半年。
それくらいはかかる。
だから、通販みたいにポチっといくわけにはいかん。
とはいえ、動き始めなければいつまでもはじまらないもんだからね。

早め早めにやっておくが吉だ。
家買う、土地買うなんて人がここを読んでるとも思わんが~。


で、土地の問題は前回の更新分とあわせて解決。
次は施工会社の段だ。

オヤカタは親族が務めている、
まもる建設さんに設計も施工もおまかせしたんだけど、
設計会社と施工会社をわけると、そのぶん打ち合わせとかの手間は増える。
そのうえ設計料がかなり高額になる。

当たり前だけどね。
設計するのに色んな申請料とかかかるしさ、施工会社の管理とか
打ち合わせの費用なんかもかかる。
新国立のときに見ただろうけど、デザイナー気質の設計士だと、
意匠費用がかかるしさ、施工会社も困るから高めの見積もりを出す。
奇抜な建物はよほどお金に余裕がないとやめておいたほうがいい。
なんなら、設計と施工はわけないのがいい、とオヤカタは思う。
元建設関係者の不動産屋としてね。


建てるにあたって大切なこと!!

ゲーセンだからって特別なことはしてないけれど、
念のために頑丈にしなきゃいけない。筐体は1つ100kg超。
それを何十台、お客さんも入る。
数トンは確実に建物にかかるし、音は漏らしちゃいけない。

なにごとも基礎は大切だ。
頑丈な建物も、ゲームも基礎にはじまり、基礎に終わる。


こんな感じで捨てコンってのをやる。
地面をすき取って、そこに砕いた石を入れ、十分に転圧といって
押し固めてさ。そしてコンクリートをなるべく水平になるように流し込む。


固まったら型枠だ。
基礎の立ち上がり部分、つまり家の土台を載せる部分を
打設するための枠を設置するぞ。
これがまあ、大変なんだよね。
鉄筋を曲げて、コンクリートが水平垂直になるように枠を設置して。
真夏の炎天下、何度かやったことがあるけれど、
正直へこたれる。


上からも下からも焼かれるんだから。
アスファルトと違って白いコンクリートは照り返すんだよね。
そこに体力勝負の重労働。
頭が下がるよ。本当に。


で、コンクリの打設が終わって、固まったら型枠を外す。
仕上がりはこんな感じだ。あんまりきれいに見えないけどね~。
雨上がりだから特にかな。


というわけで、リバースの基礎編までで今回は止めとこう。
次あたりからはいよいよウワモノに着手するぜ!

こうご期待!!

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