ゲームラボサイドセブンさんの意思(イズム)を受け継ぎます!

ゲーセンの意志はゲーセンが継ぎたい

リバースJETの奥の部屋がギッチギチだ。
このたび、大分県のゲームセンターサイドセブン様から
故障・処分予定筐体を引き受け、修理、稼働させようと検討中です。


とくにブラウン管の故障や専用筐体は解体による部品取りか
廃棄という末路が待ち受けている。

そうはさせるまい!!

ということでキャパを超えるくらいの筐体をお預かりした次第。

まずはブラウン管の状態をチェック。

リバースでは蛍光灯を外して営業しているから、これは処分。
ウン万ボルトの電気が溜まっていることもあるアノードキャップを外して……

制御基板が液漏れしているからバラって洗う。

乾いたらコンデンサの交換に1〜2時間。

こうして2台中1台の筐体を救うことができた。
問題はもうひとつのほう……。このブラウン管はどうも真空管がダメなようだ。
つまり、基板修理ではなく、ブラウン管本体がダメ。
となると再生産以外の道はなく、手詰まりということになる。
無念だ。ブラウン管を作り直すことはオヤカタにはほぼ不可能だし、
(何千億円の工場とか持っていればわからないけれど)
これはここまでかもしれない。

次は液晶筐体のFGOだけれど、これはまた難しい。
特殊なつくりなので配線すら意味不明。
必要な部品が足りないため機械をコントロールする基板やらを
自分で改造しなければいけないかもしれない。


リバースはその名のとおり、こういった筐体を残し、
環境を残し、ゲームセンターという形を守ることを主眼としている。

単にゲームがおいてあるだけのゲーセンとはちょっと違う、
稼働展示式の博物館というか、その入館料で機械を維持していくための
クラウドファンディングというか……。

だから居心地が悪いという人もいるんだろう。
ゲームセンター=動物園 なんて揶揄されることもあるけれど、
それを望む人たちからすればリバースは最悪のゲーセンだ。

かっちょつけた言い方をするならば、
持続可能なゲーセンであるために、
従来のゲーセンの営業方式を取れないのだ。

誰にでも好かれ、愛されるゲーセンでありたいとは思うけれど、
それは、できない。


ゲーセンを残す。ゲームとゲーム機を残す。
そのための最小単位でがんばっていく。
情けない限りだけれど、
そんなリバースでよろしければ今後も応援いただければと存じます。

営業での収益は100%ゲーセンの維持にまわしております!
おかしいなぁ。5年目ともなればオヤカタのお給料とか出て、
ガッポガッポの左うちわでビルが建つ予定だったんだけど……


これからも、可能な限りこの路線でがんばってまいりますので、
暖かく見守っていただければ幸いです。
最後にyoutubeのアカウントを貼っておきます。
チャンネル登録等いただければ小躍りしてよろこびます。

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