ニル 2021/11/22 23:46

自作のテストプレイとかについて

テストプレイについて

有難いことに既に数人の方がテストプレイを希望してくださってるんですよね。
正直言って最初に声を掛けて頂いた方を考えると、
もうかなり時間が空いてしまっているので、
相手方がまだ同じ気持ちであるかは分からないのですが、
その際にはお声掛けはさせて頂くつもりではいます。

少しでもプレイしてみたいという気持ちを持って頂いたからこそ、
テストプレイを希望して貰えたのかな、とは捉えさせていただいてはいて、
それ自体はとても嬉しく有難い事です。

それなのに待たせてしまって申し訳ないという気持ちはありつつも、
(それを重荷に感じているわけではありませんのであしからず)

公開するにはまだ早いと感じている理由がありますので、
その辺りを少し書いて行きます。

顔グラ・立ち絵の問題(完成度0%~5%)

極めて残念な事に私は時間はそこそこありますが、
私的に使えるお金があまりありません。
そちらの方向の打開の為にも(将来的な意味でも)
一応勉強はさせてもらっているんですがー。

本音を言えばがっぽがっぽ稼いで、
立ち絵全キャラ分おねがいしまーす!!! ってしたいんですけど。

えー。よって、現状では依頼は最終手段と考えています。
それまでに作品の作成と並行して、絵の練習をして、
それが納得いくレベルに至らなければ作品が完全に完成した後に差し替える。

という計画を当初より立てています。

まあ、絵については描ければやれることが沢山増えると思っている為、
是非取得したいスキルであるとも言えます。
(……の割にあんまり練習してないですけど)

ただ、絵というものはキャラクターに限らず作品自体の顔でもあると考えており、
作品そのものの印象を極めて大きく左右する為、
テスト公開の段階でもどうにかしておきたいというのが本音です。

そういう意味でも限定にしろ、
テスト公開に踏み切れない理由はこれが最も大きな理由となっています。

多少は上手くなってきはしたんですけどねえ……。
技術の上振れが出ればそれに限れば一先ずのOKサインだせそうなんですが。

出来たとしても表情差分とか考えるとあたまがいたい。

装備の問題(完成度20%~30%?)

RPGと言えば当然ながら装備は重要なところです。
が、これが遅々として進まなかったという点です。

主たる理由としては
①ステータスの数を増やしまくったから

ステータスの数を増やしまくったので必然的に設定パラメータの数が増えていて、
触るのが億劫だったということ。

②装備の仕様に悩んでいた
MVのプラグインであった、装備強化系プラグインを待っていました。
それ次第で色々再設定となる為、後回しにしていたという感じです。

結果的には、結構前にスクリプトを自作する事で、
ダークソウルのような強化方式を目指した装備強化を実装しました。

・強化値及び属性派生によって名称変更
・属性派生した場合はそれに応じたステータス変更
・武器の能力値は、基礎性能×(最大武具レベル÷現在武具レベル)となる。

ロングソードが+10が最大(威力300)とすると、
ロングソードは11分の1で威力 27
ロングソード+5は11分の6で威力 163

炎派生した場合は、斬撃・刺突攻撃力が0.7倍となり、
炎物理が基礎攻撃力の0.7倍加算される。

ロングソード+5を炎派生にすれば、
炎のロングソード +5
斬撃威力 114 刺突威力114 炎物理114

……のような感じになります。
設定するのは純粋な最強強化時の攻撃力と、最大強化レベルだけで、
後な内部的な計算でやってくれるようにしたので、
別に設定項目が膨大なわけじゃないんですが。


……で、データベースの共通の問題として後でIDを動かしたくない。
後で多少の追加があるにせよ、ある程度は作ってしまっておきたい。
という事で、最近頑張って打ち込みをしているので、

もう少しでRPGとして最低限度の装備を入れ替えたりして遊ぶ位は出来そう……かな?

職業とスキルの問題(完成度80%~90%)

レベルアップに同期して、選択していた職業のレベルが上昇し、
その職業に応じた成長をするという仕様にしています。

テストプレイというかRPGとして遊ぶにあたって、
とりあえず全クラスの成長設定、スキルツリー、
取得スキルの調整をする必要がありました。

その為には、仕様を決定しなくてはならない部分も多いです。
具体的には最大戦闘参加人数や、ドラクエの しょうかん に類するスキル等です。

別ゲーでもペットビルドのようなクラスを割と好んでいる為、
実装したいと思っていましたが、正直ちょっと厳しそう。
例外的なアクター追加って戦闘仕様に大きく絡むので、
お借りしているプラグインとの相性問題もあるんですよね……。

召喚特化の 死霊術師 人形師 については削除と別クラスの追加を考えてもいます。
同様に、料理人というクラス(というか料理というシステム自体の削除)
も入れ替えを検討しています。

……が、それ以外のクラス、57クラス分の設定は概ね終わった……かなぁ。

敵の設定(完成度0~5%)

これについては、装備と想定レベルが整わない限り設定しようがないので、
ほぼ手付かずです。ただ、この作品がMVで作成中だった作品の移植でもある為、
敵の行動パターンというか行動ネタに関してはそこそこあるので、
ただパラメータを設定さえすればokというものなので、
他の問題に比べれば些細でもあります。

……が、だからといって設定されていないんじゃRPGとして致命的なので、
これもちゃんとしないと公開の出来ない理由ではあります。



完成前の公開についてどう思っているか

無論、これは俺についての話であって、他の方がどうあれ、ウチはって話です。

前提として、俺は自分がほぼエターならないだろうと思っているんですよ。
何故なら、ゲーム制作自体が趣味で楽しいからです。

気負ってないし、強いられてもない。

他のゲームや別の事をやることがあれど、この作品の作成に。
この世界の表現の為に戻ってきています。
未クリアで、凄く飽きづらいゲームで遊んでいる。俺はそんな感覚です。

評価されたら嬉しいとは思いますが、
評価されたいからやっているわけではなく、ただ自分が楽しいから。

そして、自分のゲーマーとしての好きを余すことなく詰め込んだ、
妥協の無いゲームを死ぬまでに一つ作ってみたいから作っています。

MVTを購入してからというもの、他に優先度が高いものが現れる事があるにせよ、
内的要因によって制作をやめたいと思った事は無いんですよ。3年以上。

さて、但し例外がありました。
どうしてもやってみたいという友人に、まぁいっかとやらせてみた際、
表現方法を馬鹿にされ、かつ複数人の前でそれを馬鹿にされ弄られた時ですね。

作り始めの頃でもありましたので、
表現的に稚拙であった部分はあったと思いますが、
友人関係を清算を考えた出来事でもあり、
作りたかったのにもう作れないという状態に陥った一件でもありました。

無論、得たものはありました。
自分の世界が好き過ぎて、周りを置いてけぼりにしていたんですね。
当然ながら、自分と他人では感情移入の度合いが異なるので、
行き過ぎた表現は時に馬鹿にもされうる、と。
小説や漫画も描いたことは無かったので、初の創作。
多分同じような経験って結構溢れてるんじゃないかなって今にしては思います。

まー、それでも痛い経験でしたが。
好きを詰め込んでいる。それはつまり作者の内面が反映されているという事。
心無い作品の否定が作者の心の否定に繋がる程に。


多少話は逸れてしまいますが、
他者の創作物について、ことネガティブな感想の伝え方は極力気を使うべきというのは、
よく目にする事ではありますが、本当に同意します。

下手したらレビュー一件で簡単に作品殺せますからね。
作者の退場まで一発って事もあり得るでしょう。

だからこそ、優しい意見だけでもいいと思ってるんですよ俺は。
厳しい意見を言うにしても、最低限の伝え方は工夫するべきで。

そのレビューで作者がどう感じるかを考えず、
上から目線でボコボコにするような意見を、この意見自体改善案でお前の為だし、
それについてどう書こうが俺の表現の自由だと、
意気揚々と書き込んでいる方も中にはいらっしゃるようではありますが、

無駄に作者に心的負担を掛けるような感想・意見に対して、
有難い意見です!今後に反映します!頑張ります!
なんて受け止めれる無敵メンタルの方は多分ごく少数でしょうし。

受け入れられにくい意見の伝え方をあえて選ぶってのは、
額面通りアドバイスをするという観点から考えれば、そもそも頭が悪いというか。
だからこそ、きっと本気でそう思っている人ってのは寧ろ少数で。

結局そういった意見の殆どはマウント取って優越感に浸る為、
アドバイスを笠に言いたい放題しているだけなんでしょうね。


アレな人の意見だから全面的に無視しよう。
という事がスマートに出来れば良いんでしょうが、
そう思っていてもやはり心は正直で。軽減出来ても痛いは痛い。

時には言っている事に一理くらいはあるかもしれませんが、百害あるので、
そういったコメントよりも、理しかないコメントだけを取っていきたいというか、
取っていって欲しいというか。

ぬるま湯と言われようと、慣れ合いと言われようと、優しい世界で良いじゃんね?
相手が極力傷つかない優しい伝え方だって、欠点を指摘する事は出来るんだからさ。

そもそも、その辺は向こうから求められたらすればいいと思うんだよ。
良くなかったと思ったところはある? って。
その質問が向こうから投げかけられたこと自体が、きっと一つの信頼で。
その人の意見であれば。伝え方であれば、きっと指摘を受けても大丈夫。
そして熟考に値するという。

それ自体、きっと聞くのは怖い事だから、
それが無いからその人からの信頼が無いとは、勿論言わないけどね。


でー、話は戻って。俺が友人から受けたショックというのも多分、
創作をしたことが無い人には分からない痛みではあるんでしょう。
(その友人が無神経である事も、拍車を掛けた一因ではありましたが)

一カ月程、ショックで何にも手が付かない……は、まぁ言い過ぎかもしれませんが、
色々とあまり身が入らない時間がありまして、その後にMVへと移行しています。

アレは結構つらい経験でしたね。
突然趣味が奪われるってのは精神的にかなりキツいものがあります。
楽しかった物が、ある日外的要因で楽しくなくなる。

別に評価を求めていたわけではありませんでしたが、
まさか身内に近い所からあんな言い方をされるとは思っていなかったといいますか。
そういう事があったが故に、一般公開については極めて慎重になっています。

ぶっちゃけ、当初から一人なら走り切れるだろうが、
一般公開すると途中で折られるかもしれない。と思っています。

テストプレイを申し出てくれた方の数名には、この話も裏でさせて頂きました。
無論、ちゃんとお話ししましたし、優しい方達だと感じていますので、
その方達が俺の心を折ってくるフィードバックをするとは全く思ってないんですが。

ともあれ、全て完成して、自分が満足いったうえで、
そういった意見をされた場合は、痛いにしてもまぁ耐えられるとは思うんですよ。

俺の作品が完成したという事は、妥協の無い作品。
自分にとっての神ゲーが手元に出来たってことです。


そうであれば自分自身が自分の作品を認めているし、既に完成しているから、
きっとあの人には合わなかったんだな。って。
その次を作るか分かりませんが、次に活かそうと思う事もあるかもしれません。

が、制作途中だと話が変わってきます。
やりたい事。やりたかった事自体を失う可能性が出てくるので、
俺にとってはリスクの方が高いと感じています。


……とはいえですよ。
誰であっても作者は自分以外に自作の指針を預けてはならない。

と、俺は強く思っていますが、意見の採用可否は別として、
周囲から意見を頂き、自分の中で熟考し、
修正するのかしないのか。するのだったらどの程度を。
そうやって自分で悩み結論を出す事が、作品の完成度を、
自分一人では届き得ない領域へと押し上げるとも思っています。

よって、テストプレイの申し出自体は本気で有難いとも思っているのですよね。
募集をしている訳でもないのに本当にありがたい事です。


……思った事をつらつら書いているのでまとまりがありませんね。
とりあえず、現在は一般公開についてはそういう風に考えている。という感じです。


まぁ、でも限定公開に向かって頑張っていきたいと思っています。
無理のない範囲で。強いられずに制作自体を楽しめる強度で。

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