NHKの取材の話
先日7月2日、NHK岡山「もぎたて!」内で「僕と私たちのゲームセンター」というタイトルで紹介していただきました。
6月頭にNHKの番組ディレクターさんから電話で取材の申し込みがありました。
出発点は「岡山県内でコロナの影響を受けたお店の取材」だったみたいなんですが、取材を重ねていくうちに「なぜゲームセンターを続けるのか?なぜゲームセンターなのか?」という方向性にシフトしていったようです。
ちなみに取材を重ねても不採用になる可能性があったみたいで、ちゃんと放映されたのはディレクターさんの手腕だったのかと思います!
放映を見た人は感じたと思うんですが、セイヴァー勢のbowさんが主役のような構成でした。これはNHKの好判断だと思います。ゲーセンの主役はお店じゃなくてプレイヤーなんですよね。
カットされたインタビューの中で「ゲーセンはただの箱なんです」と言う話もしました。ゲーセンを作り上げてるのはお客さんの存在なので、もしファンタジスタに何か特別なものがあると少しでも感じられたならそれはすべて来店しているお客さんのおかげです。
挿入されていたゲームのプレイ動画もすべてファンタジスタで撮影されたものです。最初はディレクターさんがガチャプレイしてたんですが途中で僕が交代しました。
「セイヴァー、3rd、テトリスをやってください」「3人目くらいで負けてください」「適当に死んでください」という指示でプレイしたんですけど、なるほど番組であんな演出に使うとはさすがNHK!という感じでした。
連続勤務日数の話や交通事故に遭った話もさらっと入れてあったり何の説明もなく社長が登場したり、ジスたんの友達のキャラクターが随所に映ってたりと細かいところまで見どころのある内容だったのではないかと思います。
今回わずか10分弱のためにのべ30時間くらい密着されてたんじゃないかなー。番組作るのって大変ですね。
僕のインタビューも95%くらいはカット。子供時代や学生時代の話まで今まで語ったことのないような話まで根堀りん葉堀りん聞かれました。
他にもたくさん取材受けてたお客さんもいらっしゃったので使われずにガックリされた人も中にはいたかも知れませんが、どのインタビューも「熱かった!」とディレクターさんが言っておられました!
もともと5分程度のコーナーと言ってたのが蓋を開けてみると10分近くあったのできっと良い取材が出来たという手ごたえはあったのかも。この放映を見て「よし!ゲーセンに行こう!」とはならないかも知れないですが、ゲーセンの新しい一面を発見出来た人も多かったんじゃないかなと思います。
さて本編をフォロー以上で見られるようにしてみます。
見られなくなってたらお察し下さい(死
それにしても19年の歳月はおっさんになった自分の姿で実感しますね。つらい!
最後に【四半世紀前のゲームに打ち込んでいる】bowさんが番組内で語った「現在進行形で青春してる」は名言だったと思います。
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