【ファンタジスタ誕生秘話】バタフライエフェクトの巻【ジョイフル】
キャプテン翼ごっこが生んだファンタジスタ
TwitterのTLでジョイフルの話題が出てたので、定期的に思い出す別の世界線の話。
大学卒業時にジョイフルの中国地方支社第一期生として就職内定していたのは以前にも話したことがあります。中国ジョイフル(倉敷市)。
当時も「ジョイフルって何?」って確かに思ってました。今ではジスタ勢にも遠征勢にも身近な存在になってる24時間営業の頼れるファミレスですよね。
僕が若くしてゲーセンを始めることになったのは大学卒業時にまともに歩けないレベルの椎間板ヘルニアを患っててジョイフルで働くことが出来なかったからなのですが、その因果を追求していくと「僕があの時キャプテン翼ごっこをしていた」からなのだろうなーとなります。
キャプテン翼ごっことは必殺シュートの名前を叫びながら全力でボールを蹴る遊びです。ここだ!くらえ!
その日は友達と「リーサルツインシュート」を蹴ろうとしたんです。
ツインシュートは二人同時にボールを蹴るという離れ業。実際にやってみるとたいていの場合はどっちかの足が先にボールに当たってもう一人は全力で空振りをすることになります。その時は僕が空振りしました。
痛いッ!!?
空振った瞬間お尻のほうで「ビリッ」という痺れるような感覚があったんです。幸いなことにその時はその一時的な症状だけで済んだので気にせずスルーしてました。
それから3年ほど経ったある日の朝に足に力が入らずベッドから起き上がれない時が突然やって来ます。即時強制入院させられた椎間板ヘルニアの発症でした。
あの時ツインシュートを選択しなければファンタジスタは存在してなかったんだなーと今でも思います。
とはいえジョイフルに就職してたとしても「脱サラでゲーセンを始めたい」と中国ジョイフルの社長、穴見陽一さんにも面接時に伝えていました。どこかのタイミングでゲーセンを始めていたかも知れません。
たとえば、きみが大阪へ行くとする。いろんな乗りものや道すじがある。
だけど、どれを選んでも、方角さえ正しければ大阪へ着けるんだ。