いらにか 2023/08/15 21:51

【情報技術】Notionが便利すぎて夜も寝られる話【ツール】

Notionが便利すぎる

6月くらいからNotionというツールを使い始めて、仕事でも趣味でもドキュメンテーションがすごく捗っている。
知らない人向けに簡単に説明すると、NotionはWikiや文書やプロジェクト管理など様々なことに使える近年流行りのイケイケツール。
大企業も使い始めていたりする。



https://www.notion.so/ja-jp/product

機能的にはブログのようなCMSとも言えるし、Wikiとも言えるし、RedmineやBacklogなどのチケットシステムとも言えるし、既存の言葉で説明しようとすると概念が少しブレてしまう気がする。
なので、Notion公式が言うようにコネクテッドワークスペースと呼ぶのがふさわしいかもしれない。


色々と便利なのだが、単純にアイデアノートとして使うだけでも十分に価値がありすぎる。


Notion公式サイトに「ツールと仕事の未来についての物語」というアバウトページがあるのだが、これが非常に共感できる良い記事だった。
時間に余裕がある人はぜひ読んでほしいのだが、現代の私達の仕事はアウトプットの継ぎ接ぎなのだという観点と文章/絵/写真/音声/動画/プログラム/その他の様々な情報の集約と加工によって最終的なアーティファクト(成果物)が生み出されていることに着目して、それらをキチンと一つのワークスペースに集約できるようにNotionが意図して作られている点をぜひとも覚えて帰ってもらいたい。


ちなみに僕は二次創作のアイデアや日々の気づき等のメモ、仕事の企画/計画のプロットなどにNotionを使っている。
※以前はメモにGoogle keepを使っていたが、同期トラブルや表現できない形式があるのでやめてしまった。便利だったけれど。


仕事が捗る

ドキュメントはアウトプットかつ目に見える成果物なので、仕事における引き継ぎやノウハウなどは文書化(ドキュメンテーション)して共有するようにしている。
他人に教える手間が省けるのも助かるが、それ以上にノウハウの詳細を忘れてしまった未来の自分が助かったりしている。
文字の羅列だけだと意図を十分に伝えられないので、グラフやスクショや動画など文字以外の情報も必要に応じて入れ込んだり、少しリッチに作っている。


これまではMarkdown、Word、PowerPointなどでドキュメントを作成していたが地味に書き心地がしっくり来ていなかった。


僕はブログを書くのが好きなので、Ci-enで雑多な記事を書いたりしているのだが、Notionはすごく書きやすいブログみたいな感じで書けるので相性が良くてとても気に入ってしまった。


職場でも個人的に使いたくなって許可を得て使い始めてみてたが、これが本当に捗る。
特に企画書や計画書。
これらは入念に作り込んでも、様々な要因で棄却されたり修正が入って別物になったりするので、正直なところコストをあまりかけたくない代物だと思っている。ただイメージを共有することが目的なら使い捨てる気満々のチープなプレ企画書みたいなもので済ませたりしていた。
Notionはプレ企画書を作るのにちょうどよくて、短時間でさくっと見栄えも悪くない感じの文書を作ってパッと共有できるので非常に助かっている。


余談:小規模な事業者はITシステムどうしてるんだろう話

久しぶりに兄と居酒屋で酒を酌み交わして、そんな感じの話になった。
結局はITに詳しい人がいないとNotionみたいに便利なものがあっても職場に取り入れられずに環境の向上ができない。
かと言ってITコンサルを入れようにも、8人未満くらいの小規模だと費用が割高に感じるし、コンサル側も資金力が弱いと避けたがるので、両者の溝は深まっている気がする。


ITサポートも受けられるような事務系アウトソーシングサービスもあったりするが、ピンキリなので個人的には評価が難しい。
結局のところは、中の人が頑張らないと放置されたままで良くならないのが小規模事業者の現状なのかもしれない。


PCは使いこなせて当然じゃないし、プログラムは書けて当たり前じゃないし、新しいツールに手を出すことは億劫だし、ワークスタイルをデザインできるのも当然じゃない。
僕はこの感覚をもう失ってしまった人間なので、言葉では理解していても実感ができない。

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