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2022年 02月の記事 (6)

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店のせいにされがちなネオジオ複数筐体とボタン配置の罠

このゲーセンサービス悪いわ!は本当か

ネオジオというのは家庭用の呼び名で、
業務用はMVSなんだけど、まあそのへんはいいか。


今回は、1つの筐体に複数本ゲームが入っている
SNKのマザーにまつわる話題をやっておこうと思う。


多くの店員を怒りに燃え上がらせたであろう、
その手の話題も隠さずやるよ。


SNKがルールを守ってねえんだよ

MVSのマザーには、1本挿しのほか、2本、
4本、6本がある。

で、6本は本当に便利だけれどデカすぎたり、
相性問題で動かないことが多いとかいう噂もある。

レイジオブザドラゴンズや豪血寺闘婚などは、
4本挿しでも動かない。

データがデカすぎるとか、バグのせいだとかいわれるけれど、
とにかく動かねえんだ。だから4本セットに入れられない。


そして、GIGAパワーのリアルバウト餓狼伝説2も
データがデカすぎて、タイトル切替ボタンを押しても
すぐに切り替わらない。読み込みが長いっぽいんだよね。
それでイライラさせられがちなんだな。


こういうソフト面の問題は、92年とかに餓狼伝説が出て、
それから10年も戦ってきたマザーだから仕方ないとして、
真に問題なのは、ボタン配置のことなんだよ。

オヤカタは本当にこれが許せないんだ。


というわけで、この先に本題を掲載するぞ。
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ただ単に格ゲー大会をやるんじゃゲーセンとしてもったいない!

ゲーセンの魅力は、結局のところライブ感だ。

そして、ライブを成功させるには、参加者の協力が必要だ。

ライブといっているのは便宜的な意味で、
もっと詳しい人に説明するならば、「コミケ」が近いだろう。

コミケ詳しくないんだけど、即売会イベントってのは
「商売人と客」では成立しないんだよね。

確かに商談会を基本としたイベントみたいなのもあるけど、
純粋にお金を仲介にした取引じゃないでしょ。
コミケってのは。


どこかもっと血が通って、ときに「ナァナァ」で、
ときに商取引よりも強く結び合う、そんな環境。

それを成功に導くには、売り手も買い手も参加者という
認識を持っていないといけないと思うし、
そうなっているものだと思う。


ゲーセンだってそうだ。
ただ単に格ゲーをやるだけならゲーセンである必要はない。
粛々とトーナメントをやって、強かったね、お疲れ様。

これでは盛り上がらない。

盛り上がってるって?
それは参加者がマジだからだろう。
10年プレイヤーとかがいて、
バチバチしている下地があるから盛り上がるんだ。
アイツだけは許さねえ! なんてのもあるかもしれない。
必ずしもいいとは思わねえけど!


でも、彼らは「参加者」なんだ。
客じゃない。
自分は必死なんだ、賭けてきているんだ! とか、
楽しみたいし、楽しませたい! だとか、
そういう参加者意識がある。

「さあ、私を楽しませてください」
という、お客さんではないんだな。
自らなにかを差し出している参加者なんだよ。


多くの場合、客で参加する人がいるんだな。
参加者のなかにひとりふたり、
客スタンスの人がいると、
その人基準でイベントを運営することになる。

ブックやプロレス、煽りなどが禁止になって、
国体や甲子園のような品行方正なイベントになっていく。


リバースは、わざわざ治安を悪くしようとは思わないし、
時期が時期だから、大騒ぎの格ゲーイベントをやろうとも
思わないんだけれど、そこはさ、いい塩梅でね。


あと、純粋な実力をぶつけあうイベントは、
常時数十人のプレイヤーがいる環境じゃなきゃ難しいってのもある。

だって、賭けてるレベルが違ったり、持って生まれたものがあって、
10人程度のプレイヤーでガチ大会を開催しても、
よほど全員ががんばっている特殊環境でもない限り
ひとり欠け、ふたり欠け、1年くらいでほとんど誰もいなくなる……
ものなのさ。経験上のはなしでね。


そんなわけで、リバースは人生賭けている奴が今日はじめた
プレイヤーを引き倒すような完全抽選の純粋な格ゲーイベントよりも、
催し物的なイベントを重視している。

ガチトーナメントはいつでもできるからさ。

催し物は、環境がなかったところにゲーセンが生えてきて、
物珍しさで人が集まっている今しかできねえぞ。
初心者確保が第一なんだよ。アーケード界隈は。


それで考えたのが、以下の3rdのイベントだ。
その名も「勝てば官軍杯(仮)」!!



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勝てば官軍杯の詳細を一足お先に公開するぞ。

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春の入れ替え大作戦!(に向けて

試しにレイジオブザドラゴンズを入れてみる

この春、リバースはタイトルの大幅な入れ替えを検討している。

というのも、じわりじわりとプレイヤーも増え、
稼働するタイトル、しないタイトルが出てきたんだよね。
それにあわせていろんなアプローチをすべく、
タイトルの入れ替えをしていこうってわけなんだ。


その前にテストを兼ねて珍品格ゲーやらを稼働させている。
また、グレート魔法大作戦をもう1台入れたり、
パズルゲームを増やしたり減らしたり。

もちろん同時進行でゲーム筐体の修理にも明け暮れている。

ただ、最近修理の話題ばかりでツマンネーってことになり
かねないと思って、今回はゲームの攻略のはなしなんかをしておこう。


珍しいタイトルとして知られる「レイジオブザドラゴンズ」だけど、

このゲームの最大のウリは、壁(ステージギミック)やられコンボと、
相方と交代しながらコンボを繋ぐデュプレックス?って技だ。


スト2やワーヒー2のように、1発のダメージは高くなくって
時間がかかるゲームに見えるんだけど、一方的に殴っている間は
快感が味わえる。誰にも邪魔をされないコンボタイムがあるのはいいよね。

コンボレシピが画面内に表示されるのもおもしろい試みだ。

一方で、通常のコンボは4回くらい入れないと相手が倒せない。
スクリュー1発ぶんの火力もないのだ。
超必殺技も3回くらい入れても倒しきれない。

この火力の乏しさは2002年のゲームだなって感じがある。


バーチャ2など95年前後の猛火力全盛時代から、
それについて否定的な声が増えて、各社が控えめの格ゲーをつくった。
そうしたほうが売れる、顧客の声を聞いたことになるって思ったんだろう。

でもさ、いま格ゲーをやってる我々オッサンは、
猛火力大賛成ってのが多いよなぁ。

リバースだけかもしれないけれど、寿命がくるからはやく終わるゲームが
大好きなんだ。


じゃあ、この手の減らないゲームはダメなのかってーと、そうでもない。
というのは、減らないことによる爽快感のなさをどうにか補おうという
様々な試みがあるからだ。

演出やシステム(ややこしいって声もあるけどね)、
その他で工夫していて、とても味わいがある。
素材そのままの味でお出しする90年代中盤までの格ゲーとは違う、
手の込んだ料理って感じだね。


触ったことがないって人はぜひ稼働していたら遊んでみて欲しい。

努力や工夫を見て、若いころは理解できなかったオトナたちの苦労を
しのんでやるわけさ。

「なんだこれ、スト2でいいじゃん」

とかいってた、ケツの青いクソガキだったオヤカタにいってやりてえよ。
大人をナメんな!! ってね。

珍品格ゲーと笑って済ませるのはもったいない。
レイドラは努力と工夫が詰まったいいゲームだぜ?!

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ゲーム基板が壊れるランキング

ゲーム基板が壊れる原因って?


一番多いのは基板に過電圧、コネクタの逆差しなんだけど、
そういう初歩中の初歩は除いて(割とやりがちだけど)、


故障するのはどういうときかってはなしをしていこうと思う。


まず一番多いのはコンデンサ抜けだ。

1枚目の写真を見てほしい。
わかりにくいかもしれないけれど、コンデンサが膨らんでいる。
これは電源まわりだととくに起こりがちで、
ひどい時には爆散する。
黄色い煙を吐いてね。


ゲーム基板はお世辞にもいいコンデンサを使ってないものが多いから、
経年劣化の進行もはやい。

とはいけ、ゲームなんて3年も動けばいいでしょって時代に
作っている製品で、30年も40年も使われる想定なんてしているはずないから、
そこを責めるのはお門違いかもしれないね。


膨らんだコンデンサは電気を蓄える力がなくなっているから、
さっさと交換するほかない。

爆散したら基板をさらに痛めるからね。


あとはコレだ。

見てもわかんねーって?

これもコンデンサの容量抜け。

見てわかりやすいものを選んだほうだ。
悪い場合は、外見では判断できないものもある。

コンデンサの中身は液体と紙だから、液体が蒸発したら
用をなさなくなる。

蒸発した痕跡があればいいけれど、ない場合は
手当たり次第に交換するほかないわけだ。

コンデンサの頭がブツブツ白っぽい、
コンデンサの下あたりの基板が粉っぽいというのが
危険信号だな。


最後はコレだ。
電池切れ。

基板のなかにはコピー対策として電池が乗っているものがある。
この電池は超長寿命で、10年くらいは動くんだけれど、
5年ごとにメーカー交換を必要とする。

電池が切れると、中身のデータがすべて吹っ飛んで、
二度とゲームができなくなるのだ。

そうやって、簡単にゲームをデッドコピーされないように
工夫してきたわけなんだ。

有名なのはスパ2Xやヴァンパイアハンターなんかが入っている
CPS-2だな。電池が切れたらおわりだ。


もっとも、切れるだけじゃなくって、画像のように
中身があふれたり、爆散して基板を傷つけても終わりだ。
電池の毒性で基板がグズグズになって二度と遊べないパターンもある。


アーケード基板は本当に「死」が定められたゲームが多い。
いまのうちにたくさん遊んで、ゲーセンに交換や修理費、
ノウハウを持った店員さんを育成する余裕を与えてあげて欲しい。

死んでからでは遅いんだ。
ゲームが消えてからでは、もう応援のしようがないからね。

リバースでは電池の交換も頻繁にやっていて、
メーカーが交換してくれなくなったから仕方ないんだけれど、
毎度「失敗して壊したらどうしよう」と恐れ慄いている。


オヤカタの持ち物だからいいけれど、ゲーセンだと会社のものだし、
おいそれとイジれないのかもしれないけどさ。
それでも壊れるまで放置なんてかわいそうだから、
予備の基板を買って、修理に挑戦できるくらい、
ゲーセンが潤ってほしいと切に願うよ。


つーわけで、まだまだ直していくぜ!!

一例として挙げた今回の基板は預かった時点で「完全に死」んでたけど、
こういう基板が増えないように、努力まいしんしていくつもりだ!!

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