ただ単に格ゲー大会をやるんじゃゲーセンとしてもったいない!

ゲーセンの魅力は、結局のところライブ感だ。

そして、ライブを成功させるには、参加者の協力が必要だ。

ライブといっているのは便宜的な意味で、
もっと詳しい人に説明するならば、「コミケ」が近いだろう。

コミケ詳しくないんだけど、即売会イベントってのは
「商売人と客」では成立しないんだよね。

確かに商談会を基本としたイベントみたいなのもあるけど、
純粋にお金を仲介にした取引じゃないでしょ。
コミケってのは。


どこかもっと血が通って、ときに「ナァナァ」で、
ときに商取引よりも強く結び合う、そんな環境。

それを成功に導くには、売り手も買い手も参加者という
認識を持っていないといけないと思うし、
そうなっているものだと思う。


ゲーセンだってそうだ。
ただ単に格ゲーをやるだけならゲーセンである必要はない。
粛々とトーナメントをやって、強かったね、お疲れ様。

これでは盛り上がらない。

盛り上がってるって?
それは参加者がマジだからだろう。
10年プレイヤーとかがいて、
バチバチしている下地があるから盛り上がるんだ。
アイツだけは許さねえ! なんてのもあるかもしれない。
必ずしもいいとは思わねえけど!


でも、彼らは「参加者」なんだ。
客じゃない。
自分は必死なんだ、賭けてきているんだ! とか、
楽しみたいし、楽しませたい! だとか、
そういう参加者意識がある。

「さあ、私を楽しませてください」
という、お客さんではないんだな。
自らなにかを差し出している参加者なんだよ。


多くの場合、客で参加する人がいるんだな。
参加者のなかにひとりふたり、
客スタンスの人がいると、
その人基準でイベントを運営することになる。

ブックやプロレス、煽りなどが禁止になって、
国体や甲子園のような品行方正なイベントになっていく。


リバースは、わざわざ治安を悪くしようとは思わないし、
時期が時期だから、大騒ぎの格ゲーイベントをやろうとも
思わないんだけれど、そこはさ、いい塩梅でね。


あと、純粋な実力をぶつけあうイベントは、
常時数十人のプレイヤーがいる環境じゃなきゃ難しいってのもある。

だって、賭けてるレベルが違ったり、持って生まれたものがあって、
10人程度のプレイヤーでガチ大会を開催しても、
よほど全員ががんばっている特殊環境でもない限り
ひとり欠け、ふたり欠け、1年くらいでほとんど誰もいなくなる……
ものなのさ。経験上のはなしでね。


そんなわけで、リバースは人生賭けている奴が今日はじめた
プレイヤーを引き倒すような完全抽選の純粋な格ゲーイベントよりも、
催し物的なイベントを重視している。

ガチトーナメントはいつでもできるからさ。

催し物は、環境がなかったところにゲーセンが生えてきて、
物珍しさで人が集まっている今しかできねえぞ。
初心者確保が第一なんだよ。アーケード界隈は。


それで考えたのが、以下の3rdのイベントだ。
その名も「勝てば官軍杯(仮)」!!



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