ニル 2021/05/06 10:48

『名もない正義の物語』 クリアしました!

名もない正義の物語

ダウンロードページ
https://www.freem.ne.jp/win/game/23378

作者様 Twitter
https://twitter.com/tsukayama2020

SFC時代の古き良き名作を彷彿とさせるRPG(完結済)

とある姉妹が魔法学校に入学し、
そこへ転校生がやってくるところから始まる物語。

なんやかんやあって世界を旅することになっていきます。

学院生や街の人や会話が作り込まれている他、
本棚・タンスに始まり、花、木、樽等、至る所が調べられます。

多すぎて妥協することになりそうですが(自分は妥協しました)
妥協しても詰んだりすることはなさそうです。


にしても、キャラクターの立ち絵がオリジナルで可愛いのはとても魅力的ですね。
改めて強く感じました。

戦闘アニメの豊富さ

戦闘のアニメーションは武器を持った状態でアニメーションが描かれています。

それがそれぞれの技の見た目の良さやオリジナリティを強く引き出しているなぁと。
作るのは大変だったに違いないと思いますが、
クオリティが高く、かっこいい技が多いです。

上位互換・下位互換の存在しにくい装備システム

もちろん、一部には上位互換・下位互換が存在するものの、
基本的に装備品はベースの能力に大きく手を加えるものではなく、
能力補正は他のゲームでいう装飾品に近いです。

ショップを覗いてお金足りないなー。
とは感じていていましたが、すぐにお役御免とはなりません。
場合によっては最終装備に成り得るモノもあります。

超強いモノを拾った! とはなりませんが、
作成者側としてみれば、戦闘の難易度を本来の能力を基準に考えられる為、
調整しやすい事や、プレイヤーからしても、
二度と使わない装備がアイテム欄に増えていくのではなく、
使える装備の選択肢そのものが増えていくというのは、
割と面白い試みかもしれません。

おぉ。と思った点といえば、魔導師装備のローブを
『もちろん魔術師でなくても着用可です』としていること。
……確かににそうだよなぁ。と。

ちゃんと話を聞かないと迷うかも……?

最終的なバランス調整は製作者さんのさじ加減であるので、
苦言ではなく、そういう感じ。と伝えておきます。

一応話を聞いていても南東だっけ、南西だっけ?
みたいになったり。

個人的には次の目的地が明確になってるほうが嬉しいですが、
古き良きRPGでも、その辺りが投げっぱなしの場合もありますしね。

ゲーム内で何度か同じ場所を通る事も多いですが、
プレイヤー自身がある程度、地理(フィールドマップ)を把握する必要もあるのかも。

ルーラ・リレミトは無し

フィールドはひたすら徒歩。ダンジョンに潜れば、往路復路で歩くことになります。
普通に考えれば至極当然。故にここは製作者さんのポリシーだと思われます。

ただまぁ、ちょっと楽したいなーと思ったこともまた事実ではあります。

ただ、何度も通ったからダンジョンの形を覚えてる。というのは、
ゲームのキャラクター達とリンクしているとも言えますね。
いっそ、『ここを通るのもn回目ですねー』……みたいな会話があればよかったのかも?

総合的に大変作り込まれた、とても良い作品

であると思います。
自分も製作者として学べる点が数多くあり、とても面白い作品でした。
特にストーリーが好きでした。
もっとキャラ間の絡みが見たいなーと感じるのは、
キャラクターにも愛着が湧いた事の証明でもあるでしょう。

最終メンバーは初期の4人。
セティリナは一瞬格闘家のお姉さんとポジション争いをしたものの存続。
理由はかわいいから。とてもかわいい。

次作があるならプレイしたいと思いましたし、
これ以前の過去作が4つ?あるようなので、
それをプレイさせてもらうのも良いかも。と思っています。

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