ニル 2020/08/01 21:01

ロストヘヴン プレイしました。

あの一件の後、すぐ動けそうな気はしていましたが、
本調子に戻るまでには俺にとっての日常を穏やかに過ごす必要があったみたいで、
中々エンジンのかからない日々を過ごしておりました。

その間にGrim DawnのDLCを購入してをやりこみまくって、
感謝のトロコンをしてみたり。

トロコンなんてし始めるのは自分なりの区切りや感謝とも言える気がします。

この辺りで平常モードに戻っては来ていましたが、
創作モードにはなっておりませんでした。

とはいえ、Grim Dawnをやり尽くし熱意が冷めていくにつれて、後はネット小説読んだり、MZに関する事とかTwitterを少しずつチェックしたり創作熱もじわりじわりとあがってきていました。

とはいえ、自作小説を書くとか自作ゲームを作るまでは回復していなかったため、
なんかやることないなー。と思っていたのですが、
ひと月前にプレイさせてもらおうと思っていた、
ロストヘヴンに手を付ける良い機会かなと思い、プレイしてみました。


ロストヘヴン

作者 なみだ さん
https://www.freem.ne.jp/win/game/23154

キャラチップを見て、あ、これはMVじゃないな? と気が付いて、
今までのAce製のゲームは良くも悪くもMVよりもSFCっぽさがあると感じており、
(といっても3~4つしかプレイはしていなかったですが)
グラフィックの奇麗さにはあまり期待をしていなかったのですが、
その分、最初の町で大変驚かされました。

めっちゃくちゃ奇麗だったんですよ。
光源の使い方が非常に上手い上に花が揺れていたり。
本当に驚きが先行しましたね。

そこで意表を突かれてからは一気にといった感じ。
これは最初の町ではないですが、びっくりしたとこです。

そんなこんなでグラフィックに驚いてプレイしていくと、
恐らく30分もしないうちにストーリーに引き込まれていたんじゃないかと思います。
ただ、序盤は戦闘テンポが少し遅く感じたのはあるかな……?

エンカウント半減アイテムを手に入れてからは常時装備。
エンカウント無効アイテムを手に入れてからも常時装備。
それでも、負けた回数(ゲームオーバー)は2回だったので、
戦闘に関しては甘口のゲームだったのかな? と思います。

恐らく、エンカウント無効アイテムを所持してから雑魚戦を行わないタイプのプレイヤーも、詰まないように設計されているのかなと思いました。

とはいえ、想定レベルよりは低いと思われます。
55lvの仲間が入る時に主人公一行が43lvとかでしたので。

とはいえ難易度は置いといて、
シナリオの秀逸さのお陰でボス戦の熱さはありましたし、
俺は、シナリオの続きが気になって仕方がないという状態だったので、
ボス戦で詰まったり、レベル上げを強要される事なく、
ストーリーのアクセントとしてボス戦がある。という感じで、
戦闘面に不満はありませんでした。


作者的立場で見ると、雑魚戦をほぼ全てすっ飛ばすという選択肢を取れるのは、
普通にアリなのかもなぁとか思ったりしました。


シナリオ面は本当に秀逸で、伏線を張っては回収し、うんうん、そうだよね。
という部分、そして予想を大きく裏切られる部分もあり、本当に面白かったです。


制作者さんによって、
何故ゲームを作ったのか。という理由は様々だと思いますが、
きっと、なみだ さんはこの”世界”を見せたくて作ったんだろうなあ……

と、思いました。

いや、本当に良いゲームでした。
自分もこういうお話が作りたいなぁ。と改めて感じさせてくれる、
素晴らしい世界でした。

6年という非常に長い制作期間があったとの事ですが、
これだけのクオリティのゲームを完結させたという事に敬意と賞賛を送ると共に、
極めて有意義な時間を過ごさせて頂けた事に、感謝の念すらあります。


俺もゲーム……つくるかー。


追記

あまり語れないのは、ストーリー絡みは
ネタバレ防止の観点からあまりかけないからなんですよね。

それと、とにかく何しろ凄いのは、自分で絵を描いていらっしゃるということ。

リーンのぐるぐる目とかとても可愛いです。

いやぁ、本当に凄い。

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