mr.Bones 2023/05/05 10:37

ChatAIHonorific(~敬語変換~)のリリース

どうも、mr.Bonesです。

最近巷で話題沸騰のAI・ChatGPTは本当に凄いです。私も早速、ChatGPT PlusとChatGPT APIに課金しました。

で、せっかくChatGPT APIに課金したので、何か作ってみようと作ったのが、今回のツール「ChatAIHonorific(~敬語変換~)」です。

自作ツール【ChatAIHonorific(~敬語変換~)】

仕事でメールを発信していると、目上の相手に「了解しました」とかやりがちです。で、そういうやらかしをチェック出来るツールは作れないものかと実験的に作ってみたのが今回のツールです。

ただ、本ツールを利用するにはChatGPT APIに開発者として課金してAPIKeyを設定する必要があります。なので課金されていない方は残念ながら使えません。

え?ケチ臭いこと言わずに、おまいのAPIKeyを使わせろ?
そうしたいのは山々なのですが、ChatGPT APIは現在、トークン(文字数)毎の従量課金なので利用すれば利用するほど費用が掛かります。

特に日本語は英語よりも文字数が多く、私のAPIKeyをツールに埋め込んで、大量に利用されてしまうと数百ドル請求されたとか成りかねないので。。。

ChatGPT APIに課金されていない方はゴメンナサイ。

【使い方】
1.ChatAIHonorific.exeを立ち上げます。
2.APIKeyに開発者としてChatGPT APIに課金しているAPIKeyを設定する。
 (APIに開発者として課金している人しか現状使えません。。。)
3.原文のリッチテキストに文章を入力する
4.敬語変換ボタンを押下する。
5.変換完了後メッセージが表示され、変換後のリッチテキストに表示されている内容がクリップボードにコピーされます。

以上です。

【プロンプトエンジニアリング】

ChatGPTに関してSNSをみていると、凄い!!とベタ褒めの人と大したことないという意見の人で二極化している印象があります。

ベタ褒めしている人は、
・AIが現時点でこれだけ出来るということは3ヶ月後には更にどれ位出来るようになっているんだ!?と想像力を働かせている人。
・またプロンプトエンジニアリングがうまい人
だと思います。逆に大したことないと言っている人は
・プロンプトエンジニアリングが苦手な人
・逆に今のAIでは対応出来ないレベルの超ツヨツヨな技術力のエンジニアかと。

プロンプトエンジニアリングとは、AIから自分の望むアウトプットを引き出すための指示のことです。このプロンプトに関する部分は秘伝のタレ的な部分なので、あまり解説したくないのですが、3パターンだけ上げておきます。

検証用にツールにプロンプトを任意に編集出来るようにした3パターンです。

パターン①


⇒指示が曖昧すぎる。

パターン②


⇒自分自身の名前を相手の名前として変換されている

パターン③


⇒期待通りの結果

このようにどういうプロンプト(指示)を与えるかによって、全然アウトプットが変わりますので、うまく自分の望むアウトプットが出せるように皆さんもChatGPTを利用する場合は色々試行錯誤してみて下さい。プログラミングをchatGPTにお願いする場合も一緒です。

【雑記】
敬語変換ですが、正直現段階では精度がイマイチです。。。複数回実行すると期待通りの時と全然ダメな時の落差が激しいです。やはり日本語は難しいのでしょうか。

【変更履歴】
Version 1.0 2023/4/2
・初版作成
Version 1.1 2023/4/8
・回答が取得出来ないケースでエラーが発生していたので、エラーをキャッチするように修正。
Version 1.2 2023/4/27
・OpenAIのガイドラインで「XXGPT」という名前はNGになったので名称変更
Version 1.3 2023/4/29
・変換後の内容にゴミが残っているパターンが多々あったので、変換時に新規Chatとして変換するように変更(学習を引き継がない)
・日本語の敬語変換精度が余りにも酷いので、想定される変換表による指示を追加。(AIの意味あるんか?)
Version 1.4 2023/5/5
・GPT-4に対応。左記に伴いOrganization ID(GPT-4では現状必須)を入力項目に追加。

良かったら、使ってみて下さい。

それでは。

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ChatAIHonorific(実験用ツール)

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