夢見月すぐる 2023/03/13 10:31

【独学では限界?】創作活動のために絵の専門学校や美大に行く必要があるのか?の話

夢見月研究所で触れた、絵の描き方、考え方については、参考書や美術の教科書を参考にはしているものの、基本全て独学です。特に、洞窟の壁画から縄文土器まで遡って、答えを導き出そうとする姿勢は今まで見たことの無い考え方です。

それらを通して、個人の結論ではありますが、創作活動のために、という目的となると、
行く必要はないのではないか、と結論が出ました。

絵の描き方、デッサンは漢字検定のようなもの

自分は学問に関して国語に全振りした人間(国語だけ成績が良く他は赤点すれすれ)なので、あまり参考にはならないかもしれませんが、デッサンの論理構成を考えたところ、
漢字検定のようなものだと判断しました。

独学で出来る範囲が漢検三級、無理矢理頑張れば準二級、二級以上は学校に通わないと難しい、中には一級まで独学で習得出来る人もいる、といった具合です。

それで、創作活動で求められる範囲が漢検三級までで、それ以降はほぼ使わないので、
無駄になってしまう恐れがあります。事実、学生の頃に趣味でデッサン教室に通っていた時期がありましたが、その時に習得した技術は、漫画を描いているときほとんど使っていないです。使っているのは美術の教科書にあたる、はじめの数ページの内容だけでした。

覚えている、書いたことがある漢字は書けて、見たことの無い漢字は書けない

ここも、デッサンと共通しています。三段論法で考えると
定義 デッサンは見たことのあるモチーフは描けて、見たことの無いモチーフは描けない
公理 描いたことが無くとも、見たことがあるモチーフは描ける
   描いたことがある不完全なモチーフは、見たことがあるモチーフから補うことが
   出来る
公準 漢字とデッサンは共通点があり、部首、音読み訓読みなど、それぞれ覚え方がある
   デッサンは4つのはかるで分けて覚えることが出来る(図る、量る、計る、測る)

となります。ゲームのプログラミングみたいですね。


 必要だと感じた描き方を挙げます。
まず、輪郭画。主に使います。一点に意識を集中して輪郭線で描くやり方です。
ほとんどがこれになります。本来は集中力を高めて、下描きとして作品を作るための、
筋トレで例えると腕立て伏せとスクワットの役割なのですが、汎用性を評価されています。

もう一つは光の方向性。シンプルな考え方で、光が強く当たった部分の輪郭線は細く、
特に強い部分は輪郭線が無くなり、逆にそうでない部分は輪郭線が太くなる、という、
それだけの話です。美術の教科書には難しく解説されていますが、深く考えなくて大丈夫です。

色について
これも深く考えなくて大丈夫です。色々な理論が書いてありますが、覚えなくて大丈夫です。好きな色で塗っていいですし、特に気をつける部分と言えば、赤っぽいか青っぽいか、暗い場所なのか、明るい場所なのか、くらいです。

どうして以前絵を描いていたのをやめてしまったのか?

無人島に遭難して、本当は水や食料を探して寝床を作らなければいけないのに、
それらを無視して、海岸の砂浜でひたすら木の棒で絵を描いているような気持ちになるからです。あくまで、頭の中ででの出来事なので、飢えて動けなくなることはなく、その状態がひたすら永遠に続くような気がして、一度やめてしまいました。
今回は漫画を描くという明確な目的があるので再開したかんじです。

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