① 舞台設定|澄園町【君溶け/作品紹介】
舞台:澄園町
(※フリー素材を仮置きしてます。イラスト準備中)
舞台は、主人公の故郷<澄園町(すみぞのちょう)>
限界集落直前の田舎町だったが、今年に入って、国の政策である<地方再開発(カントリメイク)>の対象となった結果、その姿は変貌を遂げようとしていた。
その先駆けとなるかのように、再開発に便乗して、主人公の通う都内の私立高校<新棚学園(あらたながくえん)>の“二号館”が澄園町に建設された。
高校二年生となる主人公は、様々な事情から、二号館への転入と、そこでの寮生活を決め、十年振りの帰郷を果たす。
変えられない過去を背負い、傷ついた彼に、変わりゆく町と、そこで生きる人々は、果たして何を見せるのか。
地方再開発(カントリメイク)
内閣の機関が提案した、過疎化が進んだ地域を復興するための支援政策。
都市への人口集中を是正し、国全体を活気づける目的がある。
インフラ整備や公共事業の設置等、積極的な活動方針には一定の成果が期待されているが、急速かつ強引に進めているため、住民などの一部の人々からは不満の声が上がっている。
最後に
ついに始まりました、【作品紹介】のコーナー!
全8回(予定)に分けて、『君が溶ける温度』のキーとなる要素を紹介していきます!
2日に1回ペースで更新です!
第一回では、本作の舞台を紹介しました。
以前に簡単なあらすじを公開した際、本作の舞台を『都会に目を付けられた田舎』と紹介したことがあるのですが、それは澄園町が国によって急速に都市化が進められていることを表現していました。
さらりと書きましたが、主人公にとっては、十年振りの故郷です。
思い出の景色が変えられていく様子を、彼はどう受け止めていくのでしょうか。
次回からは、いよいよキャラクター達の紹介をしていきます!!