活動報告|2023年11月 第十四回ナナクリCREATORs!!

活動報告|2023年11月 第十四回ナナクリCREATORs!!

ドーモ、ドクシャの皆=サン。ルナスレイヤーです。
今月もまたた、ナナクリCREATORs!!

今回は同人ゲームに興味がある方なら知っている方かもしれません。
みやこそふと代表のYoujyo様になります!!

実際彼は休学して「電子カルテと木曜日」を完成させた方です。
同ゲームではメインシナリオライターとして筆を握られた方にもなります。

そんなYoujyo様のお話や裏話を是非ご覧下さい!

Youjyo様   Twitter
みやこそふと  Twitter


「将来的に編集やディレクターの仕事を」


Youjyoː
みやこそふと代表兼ディレクター兼シナリオライター兼広報担当
京大美少女ゲーム同好会 会長のYoujyoと申します(長い)
本日はよろしくお願いします!

――宜しくお願い致します。
ナナクリでは僕のシナリオ補佐・広報・雑務にて関わって頂いております。
では、早速ですが、本サークルに参加された理由を教えてください。

Youjyoː
ルナさんが大変そうで助けになりたいと思ったから、が一番の理由です。
ゲーム制作の苦労は知っていますし。

――同じディスコード鯖にいたので、しつこく声をかけた甲斐がありました。
ありがとうございます。

Youjyoː
勿論他にも理由があり、プロット段階で自分が監修していない作品の校閲をして経験を積みたいという意図もあります。

自分の思い通りにできない環境で、作品をより良くしていくという挑戦をしたかったんです。
というのも将来的に編集やディレクターの仕事をしてみたいという漠然とした希望もあったりもします。


「ノリで作ったサークル」

――ゲームを一作完成させられてますが、創作のきっかけなどはあるのでしょうか?

Youjyoː
「電子カルテと木曜日」の企画段階で、シナリオライターがネタを思いつかないということで、自分でプロットを考えたのが創作を始めたきっかけです。
元々は創作経験もなく、チームリーダー(外向きの代表)になる予定が、なんやかんやでディレクターとメインシナリオライターも兼任することになってしまいました。

――あるあるですね、お疲れ様です.....
同人経験もいきなりだったのでしょうか?

Youjyoː
同人活動は京大美少女ゲーム同好会(以下 京美同)で始めました。
同い年(現4回生)の京大生ノベルゲーマーのノリで作ったサークルです。

発足直後の対面例会で発案者から会長職を譲り受け、会誌制作を始めましたが、
まさかこんなに大規模になるとは思いませんでした......。

――そこからゲームを作る事になるとは

Youjyoː
そうですね。
色々と急展開ですが、京美同内で同人ゲームを作りたい!という声があり、発足3か月後(2022年5月)にみやこそふとを設立しました。
ノベルゲームという媒体なのは、母体の京美同が美少女ゲームサークルだったからです。(ぶっちゃけると、アクションゲームは技術的に難しいというのも......)


「創作をやめられなくなりますね」

――創作に対して思う事などはあるのでしょうか?

Youjyoː
シナリオを書いていて一番思うのは、鬱展開を書くのが辛いということです(笑)
過去のトラウマを掘り返しながら書くので、自分に一番効くし、苦しいし、眠れなくなります……(でも書いてしまうんですよね)

Youjyoː
私は万人受けするシナリオを書けるわけではありませんが、偶然私の文章が刺さった読者から長文感想をもらってしまうと、創作をやめられなくなりますね。


――そんな中、電カル完成した感想をお願いします!


Youjyoː
「電子カルテと木曜日」は、他のみやこそふとメンバーと応援してくださった方々の力なしには完成しなかったと思うので、まずは感謝を伝えたいです!

制作の感想ですが 「大変でした!!」 これに尽きます。


「創作を通した真理の探究」

――創作の際に意識している事などはあるのでしょうか?

Youjyoː私は伝えたいテーマありきで題材とストーリーを考え、ストーリーありきでキャラ設定を考えるようにしています。
根幹のテーマですが、人間や世界の本質を描きつつ、読者に問いを投げかけるものであってほしいです。
その問いに私自身で答え、更なる問いを繰り返すことで、創作を通した真理の探究が可能になると考えています。

――私も同じタイプです!やっぱテーマ性を大事にしたい

Youjyoːプロットは結末から組んでます。
(「電カル」はコンピュータに話しかける少女の夢を見たところから構想しました)
あとは、一文一文が美しくなるように漢語と和語・外来語を混ぜ音の響きを調整していますね。
例えば実際に口に出してみたりです。


英語版を出したいなぁ~と

――今後の展望などありましたら

Youjyoː
「電子カルテと木曜日」を翻訳して英語版を出したいなぁ~と。
"海外展開して儲けたい!"というよりは"海外の友達(特定個人)にプレイしてほしい!"というのがモチベーションです。
あと当然ですが、みやこそふと次回作(2作目)のクオリティを1作目より高めたいと思います。
私Youjyoがシナリオにどの程度関与するかは未定ですが……

明るい魔法少女モノ

――最後になりますが、宣伝などをお願いします!

Youjyoː宣伝する場をいただけたので遠慮なく……(笑)

みやこそふとデビュー作「電子カルテと木曜日」は、近未来の病院を舞台にした全年齢対象のビジュアルノベルです。
「絶対に出られない病院」から退院することを目指す少年と少女。
二人の結末はいかに――というお話です。

詳しくは公式サイトをご覧ください。
現在ダウンロード版をBOOTHショップで、パッケージ版をコミックマーケット等のイベントとBOOTHショップ(イベント後の期間のみ)で取り扱っています。

Twitterや批評空間で作品の感想を書いていただけると、大変励みになります!
また、次回作は「数学×魔法少女」と銘打って、明るい魔法少女モノをやる予定ですので、こちらもよろしくお願いします。
https://twitter.com/MiyakoSoft/status/1723309813046956393?t=V0jpdmtZM_9PI6Ei9ONgWg&s=19

トークイベント


12月28日22時~X(旧Twitter)のスペースにて、
同人ノベルゲーム制作者たちが集まり、制作の裏話やここでしか聞けない話をしたいと思います。
題してGame Circles Talk #GC談です!

参加サークル様はなんと20サークル様、23名の登壇になります!!
フリートーク形式で行い、マイクも基本全部許可しますので、是非遊びに来てください。
以下サイト内にチャット欄もありますので、一緒に楽しみましょう!!

参加者様は下記からご確認頂けます!
特設サイト

あとがき

という事で今回はYoujyo様から、同人サークル代表・シナリオライターの立場から色々なお話を頂きました。

これまで、イラストレータ様や、音響様、プログラム様など色々の記事を公開してきましたが、皆様如何でしたでしょうか?
形は違えど、クリエイターとして通ずるものもあったかと思います。


今後も「君が溶ける温度」並びに「みやこそふと」にもご期待ください!
ハイクもこのくらいに、サヨナラ!!

[記事制作:ルナ] [編集:アベレイジ][協力:Youjyo]

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