性癖研究
・はじめに
やぁ、みんな! 一ヵ月ぶり!
もうちょっとCi-enの更新頻度上げていくつもりだったのだけれど、普通に忘れてたわ。
なんか日記みたいに内容もボリュームも軽い記事が増えてもいいから、週1とは言わずとも月2ぐらいで更新したいなって思ってる。半年前ぐらいから思ってる、ダメかもしれない。
そんなこんなで、
ル想リリースから、こっそり性癖研究していた話でもしましょうか。
自分の好みを把握したり広げようしたり、他の人はどんなこと考えながら制作しているのかなとか、これらを分析した結果わたしに何が出来るのかなとか、まぁあとは単純におススメの成人向け漫画の紹介とかになります。
変わらずCi-enは全年齢向けなので(?)あまりに直接的な表現なんかは全部DLチャンネルに押し付けますが、いつもより強い性的な発言や、なるべくぼかしているものの、透けて見えるふゆみの性事情なんかが苦手な人は我慢して見てください。
というわけでDLチャンネルのリンク。
ここからはあっち側を読んだ前提で話を進めます。
さて、同じ作る立場で――と考えた場合の話になります。
・考えよう!
・主観
・男性主体
必須、かつ容易です……と思ったけど、男性主体は無個性主人公を維持する辺り難しいなと感じました。
ただどれだけ難しくてもここを実現しないとゲームを作る意義が失われるため維持し、お触り系システムなどでプレイヤー主体であることをアピール出来たらいいなと思いますが、あれ意外と作るの難しそうなんだよな……。
ヒロインがメインで喋り、動いたとしても主体性を男性側に置いたままにすることは、漫画の感想を書きながら十分可能だなと感じていたので、まぁいつも通り工夫して頑張っていこうかなと。
・ご奉仕系
上述通り。
自分のフェチで何が一番かと自問した場合これになると思うんですが、バリュエーション出せるかと言うとル想より大きく増やしてはいけないと思います。足で――とかは嫌いじゃないけど特別好きでも無いので。
まぁこれもやっていることはヒロインで同じでも、心境やシチュに差をつけて中身で工夫する方向性でなんとでもなるのではないかなと。
・背徳感
今回漫画のお気に入りをまとめていて一番感じたポイントで、エロスを足すには背徳感を感じる要素を重ねればその分乗算されていくし、わたしに無かったこだわりや視点だなと。
ただ個人差はあるでしょうし、今回まとめたスケベ関連の試みや思考、それを超える物は次の段階では制作物への反映は難しいなと。これである程度形になればいいんですが。
・物語性
エロいらないんじゃね? みたいな懸念は振りほどけなくて、最中にシリアスは混ぜたくないし、成人向け媒体で絶対にしたいエロ以外の表現が現状絶対にあるわけでもない。
あくまで表現の自由、その担保としてこの形式を選んでいますし、エロという一要素にコストを割けば割くほどゲームという総体のどこかから欠けていくのは事実なんですよね。
最低限整えさえしたら、プレイヤーから怒られようともゲーム全体として整えたいのが本音です。
エロゲ作ってんじゃねえよって怒られそうですが、いや、最果てからル想まで海外とかコンシューマーで出したら年齢制限掛かるので、やっぱ担保は欲しくなる。
・解釈の余地が生まれる
これに関してはエロさもそうですし、物語性や、ゲームというコンテンツの多様性にも繋がるので維持したいです。
「これいいと思いますか?」って出すことは、プレイヤーの意思決定を介さないコンテンツにも出来るんですが、
「これってどう思いますか?」って出した物に意思決定の余地、それの最終形として√やED分岐が存在し、その完成された形に対しても「自分はこう思う」って解釈の余地、プレイヤーとの対話の一つが残ることは、わたしがゲームを作る上で必要なことなんですよね。
・おわり
とまぁ今回はこの辺で。
職業病で理屈によってコンテンツを分解する癖がついて、コンテンツを楽しめる余地が減り、触る頻度も減り、こだわりやフェチといった妄執にも似た何かを作品に込めなければ物足りないと言われ、でも作る側になるとエロ本も感情で楽しめ無いことが――と地獄のようなスパイラル。
まぁのんびりやったり、ある程度割り切って作って行こうと思います。
わかって入った地獄ですしね。