Huyumi 2020/09/25 18:20

最果てを目指す、ツキトーク公開

はじまり

 作中の前進や戦闘時にツキが右下で喋る内容を公開します。
 全部見るの大変だよね。ネタバレ注意です。
 またおまけとして発掘された未実装テキストが少しあります。


 各記号の意味。

 大分類。
 小分類、大体一つのトークの区切り。
/ 投稿時に茶々入れたコメント。


ツキトーク

## 草原


「風が気持ちいいね。鳥になってみたいな」


「綺麗な蝶。
 あんまり見ないね、珍しい種類なのかな?」

/確かイベントでは無く、草原に分類される前のこのトーク先行で蝶が生まれた。
適当に使えそうなネタ集めておいて、後で割り当てる段階でシナジー発生して世界が連鎖していく。


「視界が開け過ぎているとこれはこれで怖いな。
 休む時は何かの影に移動しよう」


「水鳥……綺麗……。
雫、陽光輝かせて、純白の翼」


「川……それほど深くは無いね。
ちょっと背負ってもらっていい?」


## 森林


「これは……動物のフンだね。
結構乾いているから近くには居なさそう」


「動物の遠吠え……
獲物は私達じゃないけど気をつけようね」


「あの植物、素材になりそうだな。
レシピを考えておかなきゃ」


「巨大な生き物の死骸に綺麗な樹木。
死してなお、礎と。廻り続ける、生命の輪」

/たまにこんな構文出て来るのは感動して語彙が喪失しているか、思考を口に出して整理しているせいで、決してツキがポエムを歌っているわけではない。


「目印は見失ってないね。まだ迷子じゃない」


## 洞窟


「ほとんどの生き物は光源を避けるけど、
たまに積極的に近寄って来る存在も居てちょっと悩ましい」


「よく聞くと足音が場所で違って聞こえる。
空間によって反響音に変化、私には上手く使いこなせそうにはないかな」


「暗闇に恐怖を覚えるのなら、どうして眠る時に目を閉じるんだろう」


「よく見えない場所は積極的に照らしていいよ」


「空の色、忘れそうになるね」


## 無人街


「墓標……安らかに」


「オバケって本当に居るんだね。
私が死んでしまったらどうなるんだろう? 興味深いなぁ……」


「もう誰も居ないのかな。寂しいな」


「歩きやすい道路、屋根のある建物。
もう私達しか使わないんだよね」


「かつて誰かが住んでいた――ロマンだね!」


## 遺跡


「数多の罠。
一体何を守るために置かれているのかな」


「避けられぬ罠は芸術的じゃないね」


「うへへ~怪しい物が……
――止めないで(主人公)!」


「ギコギコ、ガシャンガシャン。
あなた以外の駆動音。わくわく!」


「巨大な建造物だね。どれぐらいの規模なんだろう?」


## 沼地


「キノコ……全然種類がわからない。
わからないキノコは食べられないキノコ。
欲張らない、うん」


「虫が鬱陶しい、湿気が多くて泥が気持ち悪い。
定住したい地域ではないね」


「湿気が酷い、臭い場所も多い。
体を洗うのは病気にならない程度で諦めよう」


「たまに良い香りの花があるんだよね。
匂いで虫を誘って栄養にしているみたい。
香水に使いたいんだけど……虫が寄って来るのならやめておこうかな」


「不思議な動植物が多い気がする。
土地に起因しているのかな?」


## 海岸


「サクサク音がして楽しいね、
砂の上を歩くのは結構疲れるんだけどさ」


「岩場に小魚が取り残されているね。可愛い。
潮の満ち引きの影響かな」


「白い砂浜に太陽が反射して……眩しい! 痛い!」


「海の底には何があるのかな。
色んな物? 何も無い? 空の上との違いは?」


「天気が怪しくなってきた。準備、しないと」

/耐える系の嵐イベントがプロットでありましたが、心装が思いつかず、左ルートは簡単にしたかったためリソース削れるイベントは最低限に。


## 雪山


「この岩、凄いえぐれかたしてる。
天候じゃここまではならないよね。
そういう生き物がいるのかな、怖いな」


「鳥が一ヵ所を飛び続けてる。
争いが起きているのか、それとも大型の生き物が潰えようとしているのか」


「どれだけ寒くても、心までは凍らないよ」


「はふ~……息が白いや、あはは」


「積雪で地形を見誤らないように……」


## 火山


「汗、ぐっしょりだ。
……絞って出て来た汗って、何かに使えたりしないのかな」


「この辺り、土の色が違う。
一度掘り返されたのか、質が違うのかな?」


「生き物の気配が途絶えた。気をつけよう。
何かが居る、ううん何かが在るはず……」


「熱い、ね。燃え尽きないよ、絶対に」


「あわっ! スカート焦げてない!? セーフ!?」


## 魔王城


「これが、正義の通った痕……」


「『地獄を作るのは簡単だ。
正しさを二つ、そこに用意すればいい』か」

/魔王の居ない魔王城で、ボスとして相対する人間は誰になるのかという話。
たまに察している人居た印象です。


「傷ついている存在は迂回しよう。
刺激するのも、関与するのもよくはない」


「足音、私達のだけ。こんなに立派なお城なのに」


「平和のために争う、みんな、そうだよね」


## 砂漠


「体がベタベタするよぅ……
拭きたいけど、次の休憩まで我慢我慢……」


「か、体を拭く水すら勿体無い……」


「今日はちょっと涼しいかな。日中にも歩数を稼げそう」


「暑いけどしっかり厚着。火傷で死んじゃう」


「洞窟だ。休憩に良さそうだね」


## 深海


「遥か上、揺らめくあれが水面かな」

/なんか違和感あったんですが 水面=みなも 呼びなので、575の俳句構文ですね。自然発生。


「時々組める水があるね。
海水じゃないみたいだし、作られた物かな」


「低重力が楽しいけど、筋肉が衰えたら嫌だな」


「母なる海の底は深く、故に全てを受け入れる」

/ブラボ。結構パロディが多い作品です。


「魚を捕るのとっても楽だね。
私は時間の掛かる釣りも好きだけどさ」


## 宇宙


「こんなところまで来てしまった。
それでもたどり着けない最果てには一体何が」


「太陽、直視しても眩しくないね。
……それでも近づきたくはないけど」


「スカート気をつけろって?
長いし大丈夫じゃない? それにあなたなら気にしないよ」


「世界の枠が、また変わった」


「降りられる星はあんまり無いね。違う場所なのかな」


## 天界


「虹だ、綺麗……中から虹は見えないんだってね」


「あんまり、落ち着けないね」


「たまに神聖な気配の建物があるね。休む時はそこを借りよう」


「雲の上だけど、普通に曇ったり雨が降るね。面白い」


「想い、祈り、願い。ただ、それだけじゃ」


## 夢幻


「ほんとに夢みたいに支離滅裂で楽しいね」


「次はどんな無茶苦茶なことが起きるかな」


「起きていても、夢は視れる」


「ふわぁ……今起きているかよくわからないや……」


「少し落ち着けそうだね。少しだけ」


## アイテム

バッテリー
「予備電力……よし。あると嬉しいけど過信しないようにしないと」

動物の肉
「食べるのが楽しみだなぁ……。
 香草、塩、干し肉にして食べるのもいいかも」

動物の卵
「じっくり煮詰めて……うへへへ……」

山菜
「これ単体だと栄養はいいけど物足りないね。
 何かと合わせて調理しようかな」

海藻
「あんまりお腹膨れないし、製作に使った方が……あ、はい食べます」

ホロロ芋
「最後に頼れる食料は芋。ポケットに一個は入れて置きたいよ」

ふわふわ仙丹
「……これってなんなんだろう。
 お腹一杯になるし、栄養満点で、美味しいんだけど感触がよくわからない」

/わたしもよくわかんない。

缶詰
「料理が総合芸術であることをまるで理解していない」

/故郷からの付き合いなので急にキレます。

包帯
「こまめに処置することで死を回避できる。
 どうしようも無い事もあるだろうけど、どうにかできることだよね」

万能薬
「予防できても、治すことは出来ないよ……死の話」

松明
「か細い光が、私を支えるの」

ランタン
「これで当分は大丈夫だね。
 壊しても多少なら直して見せるよ」

鋼の意思
「これが、あなたの想い……?」

スリング
「頑張るよ。私なりに戦えるはずだから」

爆弾
「慎重に取り扱います。これが私の役目だから」

流れ星
「私の想い、そんなに重すぎたかな?」

/宇宙で採取ループからの流れ星連打したみんなー!!
そこまでして辿り着きたかったか―!?
そんな重い想いに答えるため、テストプレイ時から残しておいたぞー!!

少女の夢
「いつか、叶うといいな」

少女の祈り
「研ぎ澄ますよ私の想いを」

少女の願い
「願いは無力じゃない」

保冷バッグ
「ちょっと長持ち。
 そのちょっとがとても嬉しい」

保湿バッグ
「湿気は嫌いだな。
 本当は食料以外も湿気から守りたいんだけど、旅の途中だとわがままだね」

保全バッグ
「収納量は増やせませんでした、断念ながら」

/……。
……どんな誤字だ!?(残念→断念)
意味自体は通り日本語としてはおかしくはないのですが、口語としては間違い無くおかしい。
作中でも断念になってますね。おいおい。たぶん放置ですけど。


歩行杖
「本当は刃を仕込みたかったんだけど、私には過ぎた物だから諦めました……」

マチェット
「使用頻度が多いから、結構刃が痛んでる。そろそろ研がないとな」

/枝葉を払ったり、制作に使ったり、料理もこれでしているので寿命はとても短い。

簡易テント
「簡単な物でも天井と壁があるのは精神的にかなり違って来るね」

上質テント
「お、重い……でもそれだけの価値があるから――!!」

全自動テント
「いつもありがとうね……んふふ」

耐熱外套
「暑くない地域でも日除けや避暑に使えて、結構汎用性あったよ」

防寒外套
「掛け布団や敷布団にも使える便利な外套になったね」

保護外套
「どこでも着れるから、普段よりも清潔に……」


「この石、形が結構好みなんだ」

金属
「必要な物を残すのが精錬、じゃあ取り除かれた物は無駄な物? ううん」

月の石
「なーにに使おうかな♪ 使おうかな~♪」

木材
「叩けば良い木材かわかる……気がする」

上質な木材
「とっても強靭でしなやか……。
 固いだけが良いじゃない、か」

意志ある木材
「たまにぷるぷる震えてビックリするんだよね」


「この布、元々何だったっけ……?」

上質な布
「私の服と見劣りしない質だね。
 修復にもいいし、新しい服を作っても……作れるかな?」

天の絹
「重さが無くて、加工に対する抵抗が皆無。
 ……便宜上、布にしているけれど」

部品
「あぁん♪ 堪りませんなぁ……この質感、フォルム」

動物の脂肪
「……脂肪って、私にも少しはあるよね」

毛皮
「虫はもう湧いていないよね? 荷物の中で湧いていたら大変だし」

ホタル石
「小さな物、踏み躙って前に進めるのなら」

永久氷塊
「寒い場所で取れる物じゃない、溶けることは無い。
 冷気を纏った鉱物? ううん、そんな物じゃ……」

/人の痕跡があった場所でしか取れないアイテム。どうしてでしょうね……?

火薬
「分量を間違うとその時点でドカンっ!
 ――あぁ幸せだなぁ……」

誰かの想い
「背負うよ、全て」

星屑
「星の涙、零れ落ちたのならもう」

オーパーツ
「……これについて何かコメントしろと?
 これだけは勘弁してください」

強靭な皮
「どこまで伸びるかな――あいたぁーッ!!」

リュックサック
「荷物は基本的私が持つよ。
 あなたは戦闘に集中してね」

リュックサック弐
「持つだけじゃない、何を捨てられるかも重要」

リュックサック参
「頑丈に作れているね、物資は文字通り生命線だから」

リュックサック終
「次元の壁はまだ超えられないか」

レッグポーチ
「取り出しずらい……かな?
 スカートをもう少し短くすれば、いやそうすると怪我が増える?」

ツールベルト
「いつでも工具を取り出せるメリットは、旅をしているとあまり感じないね……」

ウエストポーチ
「んう? もっと可愛くって?
 機能美って可愛くない??」

ハンドバッグ
「手にカバンなんて持ってられないよ」

伊達メガネ
「実はメガネ掛けると違和感が酷くて……バレてた?」

ストール
「世知辛い世の中に可愛さで叛逆を!!」

/なんだこの勢い。

強化ブーツ
「足は大切。足があれば前に進める、逃げることができる」

熊のぬいぐるみ
「熊さんなんと可愛いだけでなく、枕や緩衝材にもなる凄い奴です」

/フレーバーとのギャップよ。
《少しかさばるし、実用的な利は無いが、これを抱く時の彼女の笑顔を見るに作った甲斐は確かにあった。》

花の冠
「また冠作ってあげようか?
 ……嫌がらないでよ、ふふっ」

桜の栞
「風化しないね、あの美麗は。
 思い出になればなるほど、美しくなり続ける……ずるいよ」

オルゴール
「今日の夜、また歌って欲しいな。
 うん、ありがと」

アメフラシ
「涙、塩、乾いた大地――汗?
 氷、溶ける、ううん溶けないからこそ、塩、海、なの?」

/液体を塩で関連付けるのは着眼点が良いと思います。
つまりどういうことなのか作者にはわかっていませんが。

虫避け機構
「あなたの傍に居ないと効果が薄いのは盲点だった……」

カフェレオン
「仕組み……? 秘密。
 嘘、本当は説明が難しいだけ。まともな質量を持つものは複製できないとだけ」

ハートのブローチ
「私の、心は……」

花火
「またいつか、花火で遊びたいね。余裕が出来た時にでもさ」

勾玉
「元の形を削り、刻み、変質させたもの。それが今の私達、今までの、私達」

織姫と彦星
「本当に大切な物、見失わなかったね」


## 低EP


「……無理、しないでね」


「休めるなら、早めに休もうね」


「頑張らないで、お願い」


「ありがとう。こんなにもボロボロになるまで守ってくれて」


「あなたが倒れたら……悲しい、な」


## 低HP


「あなたが頑張ってくれているんだもの。
 私も、耐えないとね……?」


「ごめん、少し肩を貸してもらっていいかな。
 真っ直ぐ、歩けないや……」


「一緒に、二人で、最果てに……」


「お話は、我慢してね。
 喋らなかったら、少しだけ力を温存できるの」


「生き、ないと。何をしてでも、必ず……」


「……起きているよ。まだ、大丈夫」


## 空腹時


「お腹、空いたなぁ……。
 最後に口にしたの、どんなのだったっけ……?」


「いい匂い――! うん、気のせいだったみたい」


「筋肉が消費されている感覚。
 ……この貯金が、少しだけ命を伸ばすと考えたら惜しくない」


「不思議と空腹感は少ない。頭がぼんやりするけど」


「獣を狩ろう。たとえ命を天秤に乗せても」


## 序盤


「歩いているとすぐ脚がぱんぱんになっちゃう。
 もっと、鍛えないと……」


「ここは面白い場所だね。
 世界は広い、まだまだ多くの出会いが待っている」


「私にも出来る事があるはず」


「――わっ! 死骸だ、怖いなぁ……」


「ちょっと疲れたかな。ペース配分がわからないね」


## 中盤


「あ、脚にばかり筋肉がつく。
 もう少し腕にも付いたら作業が楽になると思うんだけどなぁ……」


「世界には沢山の存在があるね。危ないのも、嬉しいのも」


「嗅覚センサー、付けておくべきだったなぁ。
 前に立つあなたに臭いでも情報を得てもらったほうが安全だよね」


「何か死んでる、周囲は……うん、大丈夫」


「そろそろ休もうかな。早めの休息が大切だよね」


## 終盤


「見てみてこの筋肉。今ならあなたも持て――流石に無理だね」


「沢山の出会いと別れを経験してきたね。
 私達は別れるために、出会い繰り返すのかな」


「素敵な香りがする度に、その想いを共有できたらと後悔する。
 酷い臭いに苦しむ必要が無いとも思えるけど、それでも幸せが勝る気がして」


「死体が転がっているね。
 何か使える物は残っていないかな?」


「今日はまだ行けるね。うん、過信じゃないよ」


## 希望


「ガションガション。
……ん、あなたの駆動音。心地良い音色」


「私が出来ないことをあなたは沢山できる。
だからね、私はあなたができないことを少しでも頑張るね」


「そうやって歩幅合わせてくれるの好きだよ。んふふ……」


「ペットとか欲しくなるよね。
荷物を持ってもらって、名前は非常食にするの」


「……ふふっ。
ううん、頼もしいなって。ただ、それだけ」


/ここまでで182個。
連続して同じセリフが流れない処理程度しか無いので、自力で見るのは色々と厳しいはず……。


## 戦闘 通常

 通常攻撃


「――いまっ!」


「そこっ!」


 貫通攻撃


「貫いて!」


「狙い澄まして、必ず隙間はあるから」

ボツ
「行って、どこまでも」

「穿て敵の核まで!」


 多段攻撃


「攻め続けて!」


「点でダメなら面がある」

ボツ
「当たれー!」

「行け、行け行け行け行け――!」

/心装で大きく性質が変わりがちなので、ネタだしに結構困った記憶。


 チャージ


「今は耐えよう」


「もっと、もっと強く――!」


 防御


「大丈夫。信じて」


「守るのが得意なあなたなら」


 回避


「回避行動――!」


「避けて(主人公)!」


 妨害


「やらせない――!」


「阻止を、(主人公)!」

ボツ
「目論見は見えているよ」


 反撃


「復讐の時間ね」


「ここからよっ!」

ボツ
「やられたら、やり返そう」

「痛かったよね、さぁ復讐だ」

「当然、その覚悟はあるんだよね」

「同じ苦しみを――!」

「喰らいなよ、あなたが与えた痛みだ」

/多い。抗いが似合う女だから仕方ないね。


## 戦闘 ラスボス

 通常攻撃


「廻り巡って同じ場所に居るよね」


「一本の大地を私達は歩いているんだ」


 貫通攻撃


「貫いて貫いて、一周したね」


「長所の裏側に短所は張り付く。私はそれを愛したい」


 多段攻撃


「数多の失敗の果て、成功があることを知っているよ」


「重ね続けよう、満足しても」


 チャージ


「最後以外苦しい、いつものことだ」


「大切なんだよ、温めたコレはさ」


 防御


「私も少しはあなたを守れていたのかな」


「拒絶する力、本質はどっちも同じだったのかな」


 回避


「世界が違うのならこうするしかない」


「無かった事にはさせないよ」


 妨害


「きっと誰かがやりたかったこと」


「私達の生にそれ以外は要らないんだ」


 反撃


「痛くても進み続けるよ」


「善い物には善い事、悪い物には悪い事が。
そうでありますように、因果応報ってね」


 スリング


「小さな積み重ね、それが今の私」


「始まりは、こんな小さな物だったね」


 爆弾


「燻って爆ぜる。
 たくさんあるよ、そんな気持ち」


「散るからこそ、価値があるんだよね」

/間違い無くレア台詞。
作れることが珍しい爆弾を持ち込めたプレイヤーは何%なのか……。


 流れ星


「結局想いを背負えるのは、当人だけなんだ」


「誰かの涙で乾きを癒そう」


 夢


「ずっと進んでここまで来たね。そしてこれからも」


「どう足掻いても、自分を裏切れなどしないんだ」


 祈り


「気持ちを研ぎ澄ます、心の精錬」


「自分の命より大切なモノのために」

/仕様上間違い無く最多セリフ。大体祈ればなんとかなる、そんなゲーム。
ピーキーな性能の敵が増えて来たり、DEFの価値が相対的に低くなるのは、バトルシステムの本質がじゃんけんと同じだからなんですよね。
防御で突破出来る敵を設計すると、ビルド幅、振れるポイントが増えて来ると別の手段でも倒せるという。個人的には最果ては理論値かなと。
文句言われるのは妥当だが、どうしようもないライン。たぶん他の人にバランスデザインしてもらっても、システム自体が変わらない限り今の形からは大きく変化しないはず。


 願い


「願って、掴み取るよ」


「今を生きて往く。過去は流れ、明日は来ない」

/一瞬一瞬を必死に生きているから、明日なんて気づいたら今は過去になっているという意味合いですね。
見直すとネガティブな物に見えた。





## おまけ 未実装テキスト

 整理していたらまだ良い感じの物を発掘出来たので。


「月は一人では輝けない。
太陽はずっと昇り続けると大地を焦がす。
あなたが不完全だったわけでも、私が完全だったわけでもない。
きっとみんなが大切なんだ。一人じゃ足りないことを、二人なら。(主人公)が私にそう教えてくれたの」

 EDで少女に対して。
 少女の名前は太陽に関する物をイメージしていました、何名か察していましたが大当たりです。フレーバーに僅かに材料があるのですが、主人公を太陽として意識することも出来るので、少女と関連付けて解釈出来たのはとても凄いと思います。
 ただそんな名前も、クライマックスで自己紹介するのもおかしな話なので全部カット。少女の名前を呼んでくれる存在は居ませんしね。


「一人じゃ見えない物も、君となら見えるんだ。
目が二つある理由もきっとそう」

 細故EDで少女に対して、主人公との旅で得た価値観から。
 一人と一体、太陽と月、本物と本物以外の存在に成れたもの、始まりと終わり……など、結構対の構造になる事を多々意識しています。
 ラスボスでの再起動テキストが基本的な物のアレンジになっていたりと。


「料理を上手く作れても、食べるのが私だけってのはとても寂しいな。
もし最果てに辿り着けたら、あなたに真っ先に付けたい機能かな。
危険に対する嗅覚よりも、生きる歓びを共感して欲しい……あ、料理は嗅覚も大切か、えへへ」

 たぶん、休息イベント用に書かれていて、後々整理する際に漏れてそのまま忘れられていた物。
 こうして振り返ってみれば五感、特に嗅覚に関してはよく話題に挙げていたと思います。偏り過ぎていたのでボツになったのはまぁいいんじゃないのかなと。

 ゲームという総合芸術、未だ味覚や嗅覚は難しい段階で、そういった面も一緒に体感していきたいなとツキが語ると没入感の深みが増しますね。弱みを利用していけ。
 ゲーム画面自体、ロボットの視界を意識していたりと、没入感を増す手法は幾らでもあると思います。
 EDの多様性など、そうした積み重ねがあなたの旅として記憶に残り、高評価を頂けた要因だったかなと。人の心を動かすには、自分の体験だと思わせられたらそれでいい。別の方法でももちろんいい。


おしまい

 そろそろ最果ては一周年ですが、特に更新などは予定していません。ごめんね。
 あんまり追加で要素を足したくないという個人的こだわりもあるのですが、既に過去の作品として意識し、次回作の完成を急ぎたいです。
 なので「一周年だわーい!」というポジティブな感情はほぼ無く「そろそろ一年経つが新作はいつ公開できる……?」という焦りがほとんどです。

 一年間で出し、推移した各種スコア、数値はちょっと需要ありそうなので同じ開発者向けに公開しようかなとは考えています。

 それではこの辺りで。
 良ければお気に入りのトークなどを教えてください。

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