Hollow_Perception 2021/02/07 12:00

『ReIn∽Alter』完全解説記事・第三回(Ep.2前半)

 お疲れ様です、anubisです。
 今回もノベルゲーム作品『ReIn∽Alter』のストーリーや設定などに関する解説を行っていきたいと思います。
 今週は、分割版におけるEp.2の前半に当たる部分について述べていきます。
 ネタバレ有り記事につき注意。
 前回はこちら




Ep.2「Conflict」(衝突)


・分割版にのみ存在する、Ep.2タイトル画面のイラスト。

「拒絶」せし少女の絶望

 Ep.2の導入では、不登校の少女「静音」の視点が描かれます。
 これ以降、度々(全画面テキストウィンドウを用いて)零や唯理以外の心情も描かれていき、本作は半ば群像劇のようになっていきます。


 静音は「猟奇殺人犯=”魔族”扱いされる」という誹謗中傷を受け続けたことで人間不信に陥っており、強い憎悪や恐怖を抱いていました。
「自分ならば憎い人間たちを殺してしまえる」と語る彼女。これは事実であり、本エピソードの後半で発覚することですが、静音の正体は異能者です。
 しかし、彼女にはその異能を振るう勇気がありません。
 心の何処かではまだ他者を信じたいと思っている為、そこまでの思い切りが持てないのです。

 静音は自分と繋がりのある人々に思いを馳せました。
 母親はEp.1で「”早く死んで欲しい”と思っているに決まってる」と述べていた通り、信用していません。
 優利に対しては、手を差し伸べようとしてくれていることに感謝はしているものの、「結局は分かり合えない相手だ」と感じています。
 零に対しては逆に「私の気持ちを分かってくれそう」だとは思っているものの、「(分かってくれるだけで)助けてくれる余裕はなさそうだ」と諦めています。
 そして、友人であったと語る「あの子」にもまた、失望しています。
(この時点ではまだ濁されていますが)「あの子」とは煌華のことであり、二人の間には友好関係がありました。
 まさにタイトル画面がそうであるように、Ep.2~Ep.3前半は、静音と煌華という、一見相反しているような二人の関係に強くスポットを当てた内容となっております。

 ともかく、辛うじて接点のある者達にすらも期待が持てない静音は、願います。
「この世界に魔王を。私達のような”人でなし”の為に人間と戦ってくれる滅殺者を」 ーーと。
 彼女は、臆病な自分自身の代わりに憎しみを世界にぶつけてくれる「魔王」の誕生を求めるのでした。
『Acassia∞Reload』からプレイした方はこの時点で既に察せられるかも知れませんが、この「人類と戦う魔王」こそ、アカシアのことを示しています
 静音ーー或いは「彼女と同じ夢を抱いた者達」を主人公として見た場合、本作は「魔王に破滅の願いを託した”人でなし”(=暗に、周囲から拒絶された孤独な者たち)の物語」と言えるでしょう。

 なお、このシーンにはこんな描写があります。


 これは静音に対する誹謗中傷の文ですが、『Acassia∞Reload』に繋がっている内容でもあります。
『Acassia∞Reload』内では、「魔族(=本作における異能者)は”精神畸形”とも呼ばれている」と語られています。
(ちなみに『Acassia∞Reload』の記憶の痕跡を書いたのはアカシアですが、彼女はあえて”人類目線の情報”を遺しているため、異能者に対する攻撃的な表現や、誤った解釈などが述べられています。)

非日常からの帰還

 視点は零に戻ります。
 彼は唯理に風呂を借りて、血の臭いを落としました。
 


 入浴後、零は唯理に自分の名前を知っていた理由を問いますが、適当にはぐらかされてしまいました。(過去の記事でも述べている通り、唯理は一方的に零を知っている状況です。)
 そして、この日はひとまず車で帰宅することになりました。
 運転手である、唯理の同僚の青年は「四条一義(しじょう・かずよし)」という人物。
(ちなみに彼が唯理を呼ぶときの”ユイ先生”という呼称は、『ReIn∽Alter』初期案における主人公の、唯理に対する愛称でした。)
 彼は自分や唯理が「特別未詳事象管理委員会」ーー「特事委員会」に所属している、と語ります。
 詳しくは後日に説明するとのこと。

 零の家に着くと、唯理は少し物悲しそうな顔をします。
 彼女はこうして度々「既に零のことをよく知っているがゆえの振る舞い」をしてしまいます。
 後に零から指摘されていますが、彼女はあまり隠し事が得意ではないのです。
(メタ的には、意図して描写している伏線というか仄めかしなのですが。)

 少し休憩した後、唯理は帰ろうとしますが、そこに優利がやってきます。
 彼女は唯理を見るや否や、別の部屋に連れて行って二人で話し始めました。


 話し終わった後、零が関係性を聞くと、優利は「中学時代の後輩」だと言います。
 どこか胡散臭さを感じた零ですが、深く掘り下げることはしません。彼は現状「自分が封印した真実を思い出すこと」を無意識では望みつつも決意し切れない状態であり、その迷い故に、真実に繋がりかねないことは意図的に「気にしない」ようにしているのです。
(唯理と優利の関係はEp.3にて述べられますが、”学校の先輩・後輩”などといったものではありません。)

 唯理の帰宅後、零は、足を踏み入れた非日常が未知で溢れていることに対して「この未知の先にこそ、本当に大切なものがあるのだろう」と喜びや希望を感じながら、眠りに就きます。
 そんな彼は、砂漠で孤独に放浪する夢を見ます。
 これは息苦しさを感じながら生きている彼の心象風景のようでもありますが、同時に「実際に体験した、”存在しない筈の記憶”」でもあります。(前回の「森林の記憶」と同様。)
 何もない砂漠の真っ只中、絶望的なまでの孤独感に喘ぐ零。
 しかし、放浪の果てに出会った少女によって、夢の中の彼は絶望から解放されました。
 


 彼女はただ零を抱きしめ、言葉は無くとも、その存在を優しく肯定するのでした。

 この夢と少女の正体は物語の核とも言える要素であり、Ep.4にて真実が明かされます。
 しかし、その姿を見て、作者である僕自身の趣味を知っている方は勘付くかも知れません。
 端的に言えば、この少女は唯理の「前世」と言える存在です。
 なお、後に零がそのことに勘付いた時、彼の目線では「実際のところ、本当にこの少女は唯理の前世なのか」は明確にはなっていませんが、確かにこの二人の少女の間には前世・来世の繋がりがあります。
 但し、不完全な転生である為、唯理は前世の記憶を明確には宿していません。
 詳細はEp.4の解説で述べることにして、今はひとまずシーンを進めていきましょう。

再会

 どこか夢見心地で起床し、優利と共に朝食を取っている零。
 彼が何の気なしにテレビを付けると、先日の夜の猟奇殺人事件ーー同級生の死について報じられていました。
 それを見て、彼は嫌でも「昨日の夜の出来事は現実だった」と実感させられます。

 その後、学校に向かう零。
 学校では、誰もがわざとらしい程に事件について触れないようにしていました。
 クラスの中心的人物である煌華が、暗い話題にならないように誘導していたのです。
 そんな彼女は、いつも通り零に声を掛けてきます。
 しかし零は、煌華を含めた他の者達が「いつも通り」を取り繕っていることに違和感を覚え、「同級生が死んだ」という触れ難い真実を突きつけてしまいます。


 これを聞いて、他の男子生徒が怒りを露わにして零に詰め寄りますが、煌華が宥めました。
 彼女は「魔族に関する動画を配信したことが彼(死んだ同級生)の興味を煽ることに繋がったから、死の責任の一端は自分にある」と語ります。
 「だからこそ生き残った”自分だけは当たり前の幸せを手に入れられる”と盲信している者達を元気付けて、嫌なことを忘れさせてやらないといけない」とも。

 皮肉っぽくありながらも優しさの込もった彼女の物言いから、零は以前よりも、佐咲煌華という理解出来ない人間について興味を抱きました。
「この子は僕と同じように絶望を直視していて、それ故にこのような振る舞いが出来るのかも知れない」と。

 実際のところ、彼の直感は的を射ており、煌華は零と同等ーー或いはそれ以上に「絶望と付き合ってきた孤独な人間」だったりします。
 周囲の殆どの人間のことを見下している為、気を遣ったような振る舞いをしているのは「優しさ」ではなく、単に彼らの心を掌握する為ですが。

 煌華に興味を持った零は、彼女が今までどんな経験をしてきたのかを聞こうとします。
 しかし、教室にある人物がやってきたことで、会話は中断されました。


 今まで不登校であった唯理が登校してきたのです。
 この再会を零は喜び、こう独白しました。

「東岸唯理ーーこの世界の破壊者に対して、人生で初めて『恋』という感情を抱いたのかも知れなかった」

 これを見ると零が、”非日常”という希望の象徴である唯理に対して一目惚れをしたように感じられますが、実際のところは「無意識下にある愛情を想起した」という方が正しいです。
 三年前以前の記憶を封印したことによって、かつては友人であった筈の唯理のことを忘れてしまった零ですが、それでも彼女には特別なものを感じています。
(そして唯理もまた、前世の記憶を失った筈なのに、現世で再び零と巡り会っています。)
 零と唯理の間には、たとえ記憶を失っても途切れることのない、深い縁がありました。

新たな学園生活

 昼休み、他の生徒たちに興味を持たれてあたふたしている唯理。
 彼女は零を連れて中庭まで逃げてきました。
 二人っきりになると、唯理は学校に来た真意を語ります。
 彼女は組織ーー特事委員会の指示で、零を監視することになったのです。
(実際のところはそれ以前から異能によって監視している訳ですが、彼に何かあった時により素早く対応出来るよう、傍に居ることになりました。)
 そして、放課後に特事委員会のオフィスに来るよう零に求めた後、共に昼食を取ることになりました。
 そこにやってくる煌華。
 彼女はいつも通りの調子で、零と唯理にウザ絡みします。


 零が唯理との関係を誤魔化す為に「中学時代の友人」などと適当な嘘を言いましたが、これに対して唯理が驚いたりしています。(後に明かされますが実際、二人は中学時代の友人でした。)
 この辺りも彼女の演技の下手さが出ていますね。

 ともかく、三人で昼食を取ります。そして、休日に三人で遊びに出かけることになりました。

魔族と異能の真実

 放課後、零は唯理と共に特事委員会のオフィスに行きます。
 そして唯理は、隠されていた真実を話し始めました。


 まず1つ目に、魔族について語ります。
 単なるネットミームではなく確かに存在し、人を残虐に貪り食った怪物。
 三年前から度々発生していた猟奇殺人事件の犯人。
 その遺伝情報は人間と同様ーー即ち、魔族の正体は人間でした。
 彼らは何らかの要因による異常なタンパク質合成の結果、筋力の向上と共に人格が消失し、血肉を欲する化け物へと変異してしまっていたのです。
 但し、その発生原因や「三年前に何があったのか」という謎は、未だに委員会では解明されていません。これはEp.3~Ep.4にて明かされますが、簡単に述べておくのであれば、「三年前に結成された異能者の秘密組織《Alter(アルター)》 による計画の一環」です。

 2つ目に、異能について語ります。
 唯理は「異能というものが確かに存在する」ということを示すため、「零がメモに書いた言葉を壁越しに言い当てる」という実験をします。
 零が書いた言葉を、唯理は《観測》の能力によって見抜き、言い当てました。


・このとき零が無意識に書いた言葉は『Alter』。「作り変えるモノ」の意です。ただ、零が用いたこの言葉が指しているのは前述した組織ではなく、記憶を持っていた頃の彼と深い関わりがある、とある存在です。(むしろ組織名の由来がこちらなのですが。)
 唯理は、自身の持つ異能ーー「意識を分割し、体外に飛ばせる力」について説明します。
 零は、自身も同じことが出来たため「同じ異能を持っているのか」と問いますが、唯理は「持っている異能の応用法の一つとして、同じ効果を再現しているのかも知れない」と予測します。(零の異能は”他者の異能を借用出来る異能”であるため、どちらも間違っていないと言えるでしょう。)
 そして唯理は、委員会がこういった異能のことを《ReIn(リーン)》 と呼んでいることを説明しました。
《ReIn》とは《Re Intron(リ・イントロン)》を略した造語であり、異能が発現する仕組みから名付けられたものです。
 異能は、脳にて合成された特殊なタンパク質によって発現していると言うのです。
 そしてそのタンパク質は、もともとヒトの遺伝子に組み込まれていたものだと言います。

・生物の遺伝子には「イントロン」と呼ばれるものが存在しており、これは本来、アミノ酸配列として翻訳されない部分です。しかし異能者は、これらの部分が正常に除去されておらず、それ故に特殊なタンパク質を体内で合成してしまうのです。
 本作の異能には「短時間で連続使用すると強い疲労感を発生させる」という設定がありますが、これも、脳のタンパク質の疲労によるものです。(ゲーム的表現をするならばMP切れに当たります。)

 魔族と異能。
 それらはどちらも、人体、或いは遺伝子の不可解なエラーによって生まれたものでした。
 非日常的・超常的だと思っていたものの実態が、ひどく「現実感」を帯びていたということに困惑する零。
 そんな彼に、唯理は「魔族や異能について分かっていることは全て話したから、もう詮索するな。日常を生きろ」と言います。
 唯理は心から零の心身を案じているのですが、しかし、唯理のことを覚えていない彼に、その気持ちは届きません。
 飽くまで「苦しい日常からの解放」を求める彼に、唯理はこれからも傍で付き添うことを宣言しますーー「私と一緒に居ろ」、と。

 その後、話題は3つ目の説明事項に移ります。
 それは、唯理が所属している特事委員会についてでした。
 特事委員会は五年前に設立された組織であり、魔族や異能などの超常的現象に対応する為に設立されました。
 主な任務は戦闘行為というよりは調査ーーそして、「異能発現者のメンタルケア」です。
 彼らは異能を発現させた者を発見次第コンタクトを取り、社会に適応させる活動をしているのです。つまり「異能者に異能を使わせない」のが彼らの仕事です。
 それは残酷な行為かも知れませんが、異能者たちの幸せを思ってのことです。
 社会に適応し、埋没しながらも孤独を感じないように生きていた方が人は幸せだと、少なくとも彼らはそう信じているのです。


・本作の展開、まさに唯理のこの台詞の通りになっています。異能者という「理解出来ないもの」への怖れは、最終章であるEp.-及び『Acassia∞Reload』にて描かれる本作の結末にも繋がっています。また『剣閃神姫誅伐伝』でもこのような「分かりあえなさ」が描かれているので、当サークル作品で頻出するテーマと言えるでしょう。

 一通り話を聞き終わった後、零は帰宅しました。
 結局のところ、全ては「ただ自分が知らなかっただけで、元々そこに在ったもの」だとよく理解させられた彼は、どこか失望を感じるのでした。

 このシーンでは、序盤に提示された謎がある程度解明されました。
 いわゆるタイトル回収も行われましたね。
『ReIn∽Alter』のタイトルロゴには、遺伝子のような二重螺旋の図形が描かれています。
 そしてその図形が繋ぐのは、「異能」を意味する「ReIn」と、(この時点ではまだ)謎の言葉「Alter」。
 ロゴデザインにも現れているこの3つの要素とその関係性は、本作の中心的な謎に繋がっています。
 私はロゴデザインの段階で物語を意識することが多いですが、特に本作は、強く物語が表現されています。
 なお、タイトルロゴとはまた別の話なのですが、各エピソードのタイトル画面でキャラクターが纏っている、赤と黒の二重螺旋の輪にも意味があります。
 ここに込められた秘密については、Ep.4の解説冒頭で述べる予定です。

救いを求めた来訪者

 帰宅後、零は優利と共に夕飯を食べました。
 テレビでは、アイドルでありながら女優業も行っている煌華が主演のドラマが放送されています。


 これは煌華の特技である「他者を魅了する発声や振る舞い」の描写ですが、後に表出する彼女の二面性を示唆するような描写でもありますね。
「アイドルを目指す少女が、個人的な恋心と偶像性の間で揺れ動くドラマ」。
 煌華は別に誰かに恋愛感情を抱いてはいないので”そのまんま”という訳ではありませんが(零に対する感情も”恋”というよりは仲間意識です)、アイドルに相応しくない本性を優れた偶像性で覆い隠している点は、まさに彼女自身です。

 食事やドラマの視聴を終えて少し経つと、家に静音が訪問してきます。
 彼女は「母に包丁で刺されそうになった」と語ります。


・具体的な描写がある訳ではないので被害妄想と読み取ることも出来ますが、母にどこまで殺意があったかはともかく、実際に静音は刃を突きつけられました。
 それに対し零は、誰を責めるでもなく「ついにその時が来てしまったか」と考えます。
 静音の家庭環境に対して悲観的にーー或いは、正面から向き合っていた彼。いつか母親や静音自身が限界を迎える時が来るとは予期していました。
 一方で、以前にも親への不信を口にする静音を非難した優利は、少しだけ半信半疑な様子。
 しかしそれでも「頼ってくれてよかった」と言い、静音を優しく受け止めます。
 優利も優利で「人の気持ちの分からなさ」は自覚しており、静音への接し方を変えたのでした。
 零と軽い口喧嘩する優利。それを見て、孤独な静音の心は少しだけ温かくなります。
 たとえそれが不器用なものであっても、優利の優しさを静音は尊いものだと感じました。
 そんな彼女を優利は少しの間、家に泊めることにします。
 零は静音にナイフが置いてあった空き部屋を貸すことを提案しますが、優利は渋る様子を見せます。
 それを見て零が「あの部屋は誰が使っていたんだ」と問うと、優利は「仕事で転居する前に母が使っていた」と説明します。
 何か違和感を覚えつつも、あまり気に留めることもなく流す零。
 結局、「個室を使わせてあげたいから」ということで空き部屋を静音に貸すことになりました。
 こうして、高嶺姉弟と静音の、束の間の共同生活が始まるのでした。

 さて、ここでも「空き部屋の謎」が出てきました。
「母が使っていた」という優利の胡散臭い説明。
 違和感を覚えても、結局のところはすぐにそれを流してしまう零。
 この部屋に隠された過去は、Ep.3にて明かされます。


――と、今回はこの辺りで。
 Ep.2前半はあまり激しい動きはないパートですが、Ep.1で示された謎がいくつか明かされました。また、この後に来る怒涛の展開への繋ぎにもなっています。
 Ep.2の初めから終盤までは、零が唯理や煌華、優利や静音と何だかんだ穏やかに過ごしている様子が描かれており、本作全体の中でも一番明るいパートと言えますね。
(それでも静音の状況など、重い要素は数多く存在しますが。)
 このまま零が日常に居場所を見出して「現代ものギャルゲー」になれば平和だったのですが、そうはならないのが本作……。

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