過去作紹介:『Choir::Nobody』
概要
タイトル:『Choir::Nobody』(クワイア・ノーバディ)
種別:Windows向けフリーゲーム
ジャンル:「ロボットカスタマイズ・ライトノベルSFRPG」
(RPGツクール製中編作品/プレイ時間4~5時間程度)
ダウンロードURL:https://www.freem.ne.jp/win/game/18231
『第14回 ふりーむ!ゲームコンテスト 審査員特別賞』入賞作品
本作に関する解説記事:『もぐらゲームス』様
スクリーンショット
ゲームの説明
遠い未来――誰もが生身の肉体を喪い、電脳世界を「唯一の現実」と捉えて生きている時代。
そんな世界の中、戦闘ロボット《クワイア》を操る主人公やヒロイン達が、人類に反旗を翻した電子精神(AI)と戦ったり、戦いの合間の日常を過ごしていく、ライトノベル風の中編RPGです。
本ゲームは、ギャルゲーのような側面を持ったADV風味のRPGであり、戦闘を行ったり、ヒロインとの交流を行うことで日にちが経過し、ゲーム内で十五日間が経過した時点でエンディングを迎えます。
日にちが経つごとにイベントが発生し、遠い未来の社会やそこで生きる人々の生活、主人公やヒロイン達が抱えているもの、そして、かつて人に仕えていた電子精神が人類の敵になった真相などが描かれていきます。
本RPGのゲーム的な特徴は、キャラクタ(=ロボット)データのカスタマイズの自由度です。
ゲーム開始時から、金銭さえあればあらゆるロボット用パーツを購入し、使用することが出来ます。
連射が可能な代わりに一発一発の威力も命中率も低いマシンガン、高威力だが殆ど命中しないレーザーブレード等々、お気に入りの武器を見つけるとよいでしょう。
また、ロボットに搭乗して戦うキャラクター達は、レベル上昇によって「射撃の精度を上げ、命中率を向上させるスキル」や「機体の出力をより効率的に引き出すスキル」など、複数のスキルから自由に取得することが出来ます。
戦闘難易度自体は控えめなため、カスタマイズ要素を楽しみつつも、ストレスなく物語に没入することが出来るのではないかと思います。
キャラクター紹介
■ゼロ(名称変更可能)
本作の主人公である青年。
かつては軍属の《クワイア》パイロットだった。しかし、軍の作戦で大敗し、死の間際まで追い込まれた経験から、今は「危険な任務は断ることの出来る」フリーの傭兵として活動している。
面倒くさがりな性格であり、ヒロイン達に尻を叩かれることが多いが、自身とヒロイン達を守るためならば常に冷静さを保ち、行動することの出来る男でもある。
■シルベリア
金髪の女の子。
ゼロと共に生活している同僚で、専用《クワイア》「ハマルティア」のパイロット。
ゼロとは軍属自体からの付き合いで、「戦友以上恋人未満」といった具合の関係。
ひょうきんな性格。悪く言えば「ウザい」。
頻繁にゼロをからかうような言動をするが、好意に関しては本物。
■シャルロット・カーマイン
赤髪の女の子。いわゆるツンデレ。
かつて軍の訓練生だった者で、専用《クワイア》「ヴァーミリオン」のパイロット。
電子精神に対する敵意が強く、電子精神の殲滅に対して積極性を見せない軍に辟易し、かつての大規模な戦いにおいて都市を守った「英雄」として知られるゼロとシルベリアが設立した傭兵団への参加を希望しにやって来る。
しかし、二人の戦いに対する姿勢は、彼女の期待に反しており――。
■リゼリア・エーデルハイト
ピンク髪の少女。
ゼロに雇われている事務員兼オペレータであり、共に生活している。
戦闘はこなせないが、戦闘以外のことは殆どなんでもこなせる才女。少々だらしないゼロやシルベリアがまともに生活出来ているのは、彼女のお陰ともいわれる。
いわゆる「お嬢様」であり丁寧な口調で話すが、ゼロに対する態度は完全に「世話焼きな妹」のそれであり、普段は口うるさくしつつも、甘える時は積極的に甘える。
少々、ヤンデレ気質なきらいがある。
■片翼の少女
片方だけ翼が生えた少女。
ゼロの夢の中で、何者かに何かを語りかけている。