新型コロナウイルス ピークカット戦略について

昨日、コラムを書いてから興味深い記事を見つけたので紹介します
小池都知事が東京封鎖しようと言ったことにも関連があります


3月9日に日本の感染症の考え方を紹介しました(ピークカット戦略と言うそうです)
https://ci-en.net/creator/3684/article/222641
この戦略に対しての考察を見たので参考に上げておきます


ピークカット戦略(集団免疫戦略)地獄への道は善意で舗装されている
https://medium.com/@bigstone/only-containment-is-the-option-e689ba0b22ef

まずピークカット戦略とは何ぞや?と言いますと
「ピークカットとは、医療崩壊を起こさないように、感染の爆発を防ごうという戦略である」
つまり、「感染の爆発を防ぐ」ことが目的であって、多くの消費者が考えている「感染しない」ものではないということです。
ウチも店で「感染しますよ」と言うと「そんなバカな!」という反応をされます。
そもそも感染しないのであれば、「患者の増加のスピードを抑える」という表現は取りません。感染するので患者の増加のスピードを抑える必要がある訳です。国民が感染した上で医療崩壊しないようにするのが大切なのです。

このグラフ、何度か目にしている方も居られると思いますが、ここでの指摘通り「目盛りが無い」んですね


この先生の理論では「医療対応の限界」は国民の0.96%である。と言われています。
それを踏まえて医療崩壊しないようにグラフに目盛りを入れたのが下の図


この理論で言うとピークカット戦略を取った場合、36カ月は今と同じ生活を続けないといけなくなる。という意味です。

試算なので実際はもっと短くなるかも知れないし、長くなるかも知れません。
新型インフルエンザの時は国民がほぼ罹患したとして終息宣言が出るのに約10カ月かかっています
(ちなみに新型インフルエンザは消滅したのではなく、今ではA型インフルエンザの一つとして残っています)

仮に10か月間、日本がピークカット戦略を取ったとして学校は休校、イベントを開催したり旅行に行ったら批難される生活が続けば、人間の精神が先にやられるでしょう。
消毒薬などの薬の枯渇も起こると思われます。

それにそれだけの期間、生活を保証するお金を調達するとしてもなかなか前に進まないでしょう

そして日本がピークカット戦略を取っている間にヨーロッパでは峠を越えます。
ヨーロッパで峠を越えてから日本が終息宣言を出すまでの間、何カ月か分かりませんが鎖国状態にしないといけないということ。

これは今の国際社会で物凄くマイナスで、他国が成長している間に自国の経済は停滞しているわけですから、相対的に貧しくなります。(今でさえ貧しいのに)

ですので、ウチは多少の犠牲が出ても短期決戦で終わらせるイギリスの考え方が実は正しいのではないかとも思えます。


あと、このウイルスは封じ込めは不可能だと思っています
理由はシンプルで「健常者の発症率が低いから」です
ウチが「日和見感染症」と言った理由ですね

まぁどうなるかは結果論で、後から幾らでも言えるんですがw




もし仮に36カ月人間が行動を自粛したメリットは・・・・
二酸化炭素削減やマイクロプラスチック問題を目標より早く達成出来る!!
これだ!!!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索