TYPE74RX-T 2019/04/17 20:51

No.6:Historb・最終設定・世界編(ゲーム公開用)

大陸、城、町等を主体に特殊な団体、存在について触れていきます。
今回でHistorbのお話は最後となります。

ベルニール浮遊大陸

随分様変わりさせ、4つの国があった設定は取っ払いました。
国はベルニールのみに絞りました。
ラスタスというベルニールの前身国は、ベルニール王の名前になりました。
もちろんエディアスの仲間です。

残したのはドーナとシコーヌ、そしてシコーヌに続く洞窟でした。
ドーナは村になりました。
ジョーイの故郷という設定は残しました。
原作ではエンディングにしか登場しなかったマリアが
この村に登場します。
この後のゲームの進め方次第でジョーイとのフラグが立ちます。

ベルという設定は勇気の神・ベルという存在を配置させ
勇気の神の力を受けてB-NRG(ブレイブエナジー)技を
使えるようにするためのほこらを設けました。
これでB-NRGシステムと物語を絡めることができた形になりました。

…実は図らずも、でしたけどね。

シコーヌから地上世界に出られるのは変わりませんが
ダルトースを物語冒頭ではなく、シコーヌに配置しました。
原作では大陸を変動させ、仲間を散り散りにするわけですが
本作ではセディエルたちを負かすと余興を思いつき
こちらを全快させて本拠地に帰っていきます。

原作ではいきなりベルニールから(つかの間の)4人旅が始まりますが
セディエルがいじめられっ子という設定をもっと前面に出したかったので
そのあたりの話を掘り下げて、ハイラリアへ試練の旅に出る話を
入れました。
これは、エリストとの馴れ初めを掘り下げたかったのと
序盤にゼリータとマリアを出したかった、という意図も含まれています。

ハイラリアの西の山も原作にはなかったものです。

また、原作ではセディエルやジョーイの父親をこの時点では出さなかったのですが
これも初期に持ってきて、二人が行動を共にする設定に変更しました。

序盤にキャラをいささか出し過ぎた感はありますが
4人の旅立ちに至るまでの経緯を描きたかったので…
あとは、脳内にある設定は取捨選択しつつ可能な限りアウトプットしたい、という
思いもありますが。

地上

一部はだいぶ変わりましたが、可能な限り残した形です。

滅ぼされたカーレーヌは廃墟にせず残しました。
ただ、ゲーム上重要な位置を占める国になりました。

すべての始まりにして終わりなる場所、と言える場所になりました。

以下、特筆すべき場所のみ列挙。

ゾルボルン(旧ハイヨー)
コロシアムで有名な国。
国王の名前はゾルボルン・ストーンハンマー。
その由来はオンラインセッションで一緒に参加した人の
キャラクター名だったりします。
海賊たちが作った国というのも、CRPG化に際しての後付け設定です。

マリナデール
港町。船を占領している魔物を倒すと船を入手できる設定から
新たに追加したダンジョンでスレーフを倒すと船を入手できる展開に変えました。

世界のほこら
旅の手引きをしてくれる人が後述するディフェンダーの一員に変わりました。

セントマリナ
マリナ・ターチル・トンから名称変更。

水の洞窟
入手アイテムが邪神の印から青の精霊玉に変更。

マリナブルグ
マリナ・ターチル・シャーから名称変更。
原作から展開はほぼ変わらない。
入手アイテムや入手方法が変わったくらい。

ファーランド
タリパクラムダから名称変更。
フォーナ姫とイリアスが魔物にさらわれ
それぞれ北の洞窟、北東の洞窟に閉じ込められている。
方向性は原作から変わっていませんね。

ちなみに国の名前の由来は、やはりオンラインセッションで
一緒に参加した人のキャラクター名だったりします。
フォーナ・ファーランドってのがいまして
それをゲームで使おうということで今の形になりました。

大神殿
ペレネーデがボツになったことにより不死鳥のほこらがなくなったものの
4つの精霊玉を置くことにより、ルヴィの宝珠をパワーアップさせることで
気球で空を飛べるようになる。

ちなみに大神殿に続く道であるデス・バレーは当初フィールドマップ上を
歩かせる予定だったのですが、あまりに味気ないのと
広大なフィールドマップにあまり多くのイベントを置きたくなかったのとで
1つのダンジョンマップとして存在させました。
宝箱も配置できるのも、ぐう。

暗黒の砦
ダルナンが作り上げた砦。
魔王のカギを守る三魔将軍のセブレックスがいる。
倒すといろんなことを教えて貰える。

闇の世界ミラン・グレイユ


エディタの都合上、明るい地上マップを描いていますが
実際のゲーム上では暗いタイルセットに書き換わるようになっています。

原作では道中の結界を解いていきましたが
今回はスラムゴーマの塔の結界を解くために
暗黒の砦をクリアする形式に変わりました。

また、この世界を創造したのは創造神ルヴィの兄弟神と従属神で
ミランとグレイユという二人の人間が
人間と文明の発展に力を注いだことから
ミラン・グレイユ大陸という名がついたという設定にしました。

原作ではただ語感で付けた名前だったので
意味を持たせたかったのです。

その他の存在

特に世界観に関わるもののみピックアップしていきます。

従属神
過去の記事に書き忘れていましたが
創造神ルヴィの従属神たちが存在します。
当初は ウィザードリィ#3 リルガミンの遺産に登場する
エル’ケブレスの存在がモデルになっていました。
名前もそれを意識したものになりましたが、CRPG化に際し
意味のある名前に変えました。

  • ルヴィ・エヴァーブ
    創造神ルヴィの力の源「勇気」によって生まれた従属神。
    ベラレッタ南の洞窟に存在し、精霊玉に関わる秘宝
    ルヴィの宝珠を守っている。
    物語前半で戦うことになるため弱い印象があるが
    もちろん本気を出しているわけではない。
     
    エヴァーブという名は勇気「brave」の逆読み。
     
    ルヴィ・トセレトーニ
    創造神ルヴィの力の源「知性」によって生まれた従属神。
    普段は人間との交流を深めるために人の姿をしている。
    本を読んで何かを学ぶことを好み、人間界で図書館の館長を務める。
    規律を重んじており、規約に違反した者に対しては容赦がない。
     
    トセレトーニという名は知性「intellect」の逆読みをもじったもの。
     
    ルヴィ・エクローファ
    創造神ルヴィの妹。
    故に従属神ではないが、ルヴィ絡みの存在のため、ここに書き記す。
    覇者の聖域の再奥部で挑戦者を待ち受ける。
    戦闘能力についてはルヴィとそう変わらない。
     
    エクローファという名は力「force」の逆読みをもじったもの。

精霊玉
当初の設定では不死鳥ペレネーデを復活させるための存在でした。
非常にこの、DQIIIですね。ええ、ええ。
また、4つの精霊玉の色も当時は適当に決めていました。
今回はそういったものを軽減させた…つもりで
ルヴィの宝珠の力を増大させることを直接的な目的にしました。
精霊玉は火、水、土、風の意味を持たせ、それに見合った色に
変更しました。

ディフェンダー
CRPG版のみの設定のひとつ。 
世界を守るために結成された秘密組織。
ただ、ダルトースのこともあるので
表向きには世界自然保護団体という形で動いている。
メンバーには一般人の他にエルフがいたり
国の要人がお忍びで関わっていたりする。

調査のために戦闘員を用意するが
魔法を使える者は単独行動をする場合もある。

メンバーの詳細はネタバレになるので割愛しますが
セディエルたちも一時的にディフェンダーの一員になります。
…というよりも、ディフェンダーと連携を取るという表現が適当ですね。
 
くまちゃん
基本的にはくまのぬいぐるみを指し、自分が作る作品的な意味では
半ばマスコット的な存在だったりしますが
ここではマリナブルグとファーランド中間に位置する
大砂漠にいるもののみについて触れていきます。

あそこにアレを配置したのは、あの場所がただの通り道でしかなくなったから
それじゃ寂しいだろうと、プレイヤーに絶望を与えるために配置しました。

このくまちゃんとは戦うことができます。
その代わり、調子に乗っていると絶望を味わうことになります。
ある状況になると姿が変わり、ゲームをクリアできるパーティをも
瞬殺してしまう攻撃を繰り出します。
しかも、それに耐えきれても更なる絶望が待っています。

これは原作にはなかったキャラクターですね。

ゲーム紹介のページはこちら

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