すごろく場の作り方その2:オリジナルの強○停止マスイベント【ダイスプラグイン】

ダイス・サイコロプラグイン『TRP_Dice』付属サンプル「すごろくゲーム」のオリジナルすごろく場を作る講座その2です!

今回から何回かに分けて特殊なマスの設置方法などについて説明します!

最終的に↓みたいな感じになります!

今回は↓の2つを実装していきます!

  • 強○停止マスで自由なイベントの実行
  • マスの画像演出を変える
  • 折返し処理

前回の続きなので、まだの方は先にそちらをお読み下さいm(_ _)m
すごろく場の作り方その1:基本の作り方【ダイスプラグイン】

強○停止マスの実装

マップの準備

まずは右側のグラデーションがかかった「強○停止マス」を実装していきます。**このマスの上に乗ると残り歩数に関わらず必ず止まってマスの内容が開始されます。

前回の復習がてら、ひとまずマスを設置してみます。

まずは、地形を整えて・・・


マスタイルを設置して・・・

パレットから対応するマスのイベントをコピペして完成!

イベント内容を実装

この強○停止マスで発生するイベントは自由に設定できます。
イベントページを開いて、【マスの開始(自由な処理)】の下にイベントコマンドを設定してきます。


↓今回は門を開けるための鍵の取得イベントにしてみます。


下のメッセージでは取得アイテム名を表示しているのですが、付属のアイテムグループプラグイン(TRP_ItemGroup.js)の機能で、\LAST_ITEMの制御文字で最後に取得したアイテムのアイコンと名前を表示していますす。


↓ちなみにサンプルのすごろく場では、マスの隣に普通の宝箱イベントを設置してアイテムを取得させてます。こういう方法もあるのでご参考に

強○停止マスの基本は以上!簡単ですね!


マスの画像演出を変える

ただ、せっかくなのでSTOPと表示されてるイベント画像を宝箱のグラフィックにしてみましょう。出来上がりの演出↓

各マスに止まったときには今回のSTOPや青マス赤マスのコインのような画像がマスの上にポップしますが、これはイベント自体の画像を変えて移動ルートで動かしています!

というより、実は各マスは移動ルートですぐに透明になるように設定されていて、マップでは下のタイル画像だけが見えている状態です。

イベントにマスの画像が設定されているのはマスの種類が分かりやすくするためで、マスに止まった時に始めてコインやSTOPといった画像となって表示されます。


さて、宝箱画像に変えたりもろもろの動作は↓の通り。
(フェードアウト部分はウェイト無しに変えて、操作できない時間を短縮してます。)


ここで大事なのは
「最後に元のマスの位置にイベントを戻すこと」です!

宝箱はマスの1マス上に表示されているので、最後に1マス下に移動させればOKです。


補足)コモンイベント『強○停止マスの前処理』を呼ぶと最後に元のマスに戻る移動ルートが指定されるのですが、自由な処理部分でイベントの移動ルートを指定していることでキャンセルされてしまって自分で戻さなければならなくなります。


今回の内容を応用すれば強○停止マス以外にも新しいマスを自由に作れますので、他のマスのコモンイベントがどのようになっているのか興味があれば覗いてみてください!


折返し処理の方法

最後に折返し処理の方法について。

強○停止マスで止まったあとに、今回の場合は進むマスがなくなって困ったことになります。(というより詰んでいます・・・)

このような折返しが必要な場所では手動で折返し処理を行う必要があります。

とても簡単、変数『_前回の移動方向(0代入で折返し可)』に0をセットするだけ!
(ターン開始処理の前に入れて下さい)

補足)マス移動が成功したときに進んだ方向(下が2,左が4とか)が記録されて、それを見て反対方向には進めない判定を行っていますので、0を入れることで全ての方向に進めるようになります。


今回は以上です!

次回はワープマスと、手に入れた鍵を使って開く門マスを実装していきます!
→すごろく場の作り方その3:中洲エリアとワープ・扉マス【ダイスプラグイン】

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