上顎 2023/10/28 18:00

ロボット少女は夢を見る - 制作記その36- メインビジュアル

ロボット少女は夢を見る の36回目の記事はメインビジュアルのお話です。

本ゲームでは今まで
この画像をメインビジュアルとして使ってきました。

ゲーム的には
スタート地点のゴミ捨て場と目標となるスタジアムを同時に映した
意味のあるものなのですが…

ゲーム内容を一発で表せているか?
と考えるとぶっちゃけそうでも無いです。

配色が暗いですし、
登場キャラが多いのに主人公しか映ってないし、
この画像から今作っているゲーム内容は想像しにくいです。

と言うわけで今回は
他のゲームのメインビジュアル・パッケージを見ながら、
メインビジュアルを考えていきます。


まず過去に作ったライサント島では
こんな感じのメインビジュアルでした。

・ゲームの舞台となる島
・ボスになる敵
・主人公の琴葉姉妹
これらを島が舞台という事で
宝の地図…?風味な紙の上に並べるデザインでした。

このデザインは個人的にすごくお気に入りで
シンプルかつゲーム内容に合っていたと思います。

しかし今回のロボット少女では
舞台が街という事でパッと見にそこまで特徴がなく、
この方向性のデザインもイマイチ合いそうにありません。


というわけで次は
他のゲームのメインビジュアルやパッケージを参考にしてみます。

最初に思い浮かんだのが
ディスガイアシリーズのパッケージ絵でした。

このゲームは戦略シミュレーションRPGで
キャラクターユニットが敵味方合わせてかなりたくさん出て来ます。

このたくさんわちゃわちゃ並んでいるのはすごく好きで
ネタバレになるようなキャラを仕込んでも
人数の多さに紛れてネタバレ感も無くなります。

個人的に2のパッケージの端っこの方に
1の主人公がちょっと映っているのが好きです。

ただ逆に1キャラ毎の印象が薄くなってしまうという欠点もあり、
1人の主人公のみを操作する本ゲームで
何も考えずに真似するのは効果が薄いです。

たくさんキャラを並べるのはやりたいですが他にも工夫が必要そうです。


そんなこんなで色々デザインを探している時、
ふと閃きに繋がったのが
GTA5(グランドセフトオート)のパッケージでした。

このゲーム自体は本ゲームとは全く別の内容なのですが、
パッケージのキャラや風景を
小さな枠に入れて並べるのがとても良いなと思いました。

どことなく漫画っぽくて親しみやすいですし、
ディスガイアほどキャラ数が多いわけでは無いので各キャラにしっかりと目が行きます。

と言うわけでこの2つの影響を受けつつ、
新しいメインビジュアルを描いてみました。


それがコチラです。

漫画風味に出る予定のキャラを並べて、
その中で各々のちょっとした個性が見えるポーズや表情を並べました。

主人公が誰かも分かりやすいですし、
色々な人やロボットと交流を楽しむというこのゲームの趣旨にも合っています。

またゲームのメインビジュアルは
ゲームサイトやパッケージの都合で画像のサイズや縦横比を
変えなければならない時が多々あります。

例えばSteamでライサント島を発売した時、
これだけの画像をSteamに求められました。

で、この漫画風味なのですが
各コマの移動・追加・削除が可能なので縦横比の調整が楽です。

こうした調整が効くのも地味にありがたいです。


メインビジュアルのお話、いかがでしたか?

ゲームに興味を持ってもらうためにも
メインビジュアルはとても大事です。

今回の改修で発売後の売れ行きが良くなるといいなぁ…と考えつつ、
きちんと発売できるように頑張ります!

それでは、また次回

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