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2024年 05月の記事 (3)

上顎 2024/05/18 18:00

雑談回 ゲームを作ってるとゲームを作りたくなるお話

今回は雑談回
お題は「ゲームを作っている途中に他のゲームを作りたくなる」お話です。

ロボット少女が何とか年内に完成しそう…?な目途が立ってきました。

そんな中ひたすら素材・シナリオの量産、
ゲームイベントへの出展を繰り返しているとある欲望が湧いてきます。

それはゲームが作りたいです。

いやゲーム作ってるじゃん…と思うかもしれませんが
もう1年以上同じゲームに取り組んでいると別の何か作りたくなるものです。

というわけでそういった欲を発散するために
ゲームを作りたいお話をします。


まず以前、ライサント島を作った時なのですが
実はゲームを作りながらゲームを作っていました。

と言ってもゲームジャムという2週間でゲームを作るイベントで
作ったゲームも短いものでした。

URLがこちらです

まぁ、ゲーム完成直前みたいな忙しい時期でなければ
気分転換に2週間くらいならいいかな…?という気持ちで作りました。

気分転換は大事ですから


あともう一つ、作った理由が「技術の勉強のため」でした。

こちらの Photone を Unity に組み込むことで
楽にオンライン対戦を実装できると聞きいてその勉強も兼ねていました。

なんか勢い余って3つも作りましたが
ボードゲームや鬼ごっこ、Among us風味なゲームと
色々作れて楽しかったです。



*これらは現在、プレイできるかは未確認な上
 遊ぶためには複数人が必要です。


そして現在のロボット少女なのですが…
こちらはリソース制作の作業が多くて全然他の事が出来ていません。

1年前は同人イベントに参加したりもしていたのですが
最近は作業が追い込み気味で
数週間を別の制作に充てる余裕はありません。

ということでそういう時は
今のゲームが完成したら次はどんなゲームを作ろうか?
と構想を考えます。

考えるだけなら筋トレしながらでもできますし、
良いアイデアが思いついたら
メモやイラストに書き起こしておくこともできます。


今構想しているのが
昔から温めている魔法使いが主人公なゲームです。

ハリーポッターのような魔法学校が舞台で
学園生活を楽しむゲームが前から作りたかったんですよ。

それをときめきメモリアルという恋愛シミュレーションゲーム風味に
魔法学校で自分が好みの授業を選択・成長することで
色々な魔法が使える…というアイデアでした。

ただこれ結構な問題がありまして…それがパラメータの名前です。

ときメモであれば勉強をすれば「文系」「理系」のパラメータが
運動をすれば「運動」みたいなパラメータが伸びました。

でも魔法学校ではどうしましょう?

魔法学校自体が架空のものですので
授業も架空の授業を考える必要があります。

そこから架空の魔法に関するパラメータを作って…ってなると
さすがに訳が分からなくなります。


というわけでお蔵入りしていたのですが
パラメータを伸ばす育成ゲームを作りたい欲は
今のロボット少女に引き継がれました。

なので魔法学校という設定は使いつつ、
他のジャンルのゲームにうまく落とし込みたいです。

例えば以前の記事で良いゲームと書いていた
Slay The Spire のように魔法をカードに落とし込んだり

最近遊んだ Backpack Battles というデッキビルトゲームのように
魔法をうまく並べてビルドする…みたいなゲームも面白そうです。


ゲームを作りながらゲームを作りたくなるお話、いかがでしたか?

ゲーム制作が終盤になるとそのゲームの欠点も見えてきます。

特にロボット少女では
・PV映えする面白い絵面が少ない
・パラメータが細かくてデモ版が直感的に遊びにくい

この辺りの欠点は次回作では解消したいので
そこも踏まえて構想出来るのはとても良い事です。

とはいえゲームの完成が最優先です。

多少気分転換しつつ、早くゲームが完成するように
毎日コツコツ素材作りを頑張ります。

それでは、また次回!

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上顎 2024/05/11 18:00

ロボット少女は夢を見る - 制作記その60- デモ版の長さ

60回目、今回の記事はデモ版のお話です。

既に2回、TIGSと東京ゲームダンジョンでデモ版の試遊を行ってきました。


多くの方にプレイしていただいた反面、反省点も多かったので今回はそのお話です。


デモ版を置いて最も反省…というか
バランスが難しかったのがプレイ時間です。

イベント会場では試遊用のPCが1台…多くても2台置くのが限界です。

イベントが5時間で1プレイ10分と仮定して、
ギチギチでプレイしても30人くらいしか遊べません

イベントは盛り上がっているのに
プレイできる人はかなり限られてしまいます。

しかもこれ、10分で魅力が伝わるゲームならそれで良いのですが…

本ゲームの様なノベルが多いゲームは
世界観の説明だけで10分無くなることもザラです。


で…いくつか行った対策

まずはPVをタブレットで流すこと
これなら歩く人がついでに見ることができます。

ただ東京ゲームダンジョンでは会場もスペースも広かったので
うちの安いタブレットでは画面が小さすぎました…

会場に合わせるのも結構大事だったので反省です。


次にプロローグのスキップ機能の追加です。

本ゲームを普通に始めると
世界観や登場キャラ、主人公がバトルに挑む理由などがそこそこも長さで説明されます。

それだけで5分くらいはかかってしまいます。

そこで数クリックでざっくり説明するショート版プロローグを作成しました。

イベント会場でクリックして文字を読むだけの時間はなるべく減らしたいですからね…


他にもプレイヤーへのストレスを軽減する方法として
たまたま向かいにいらっしゃった「GROWTH EXPERIMENT」さんは

・プレイ時間を大きな紙に印刷しておく
・PC2台を置き、目的の異なるデモ版を2つ用意する

という対策を行っていました。


X(旧Twitter)リンク

事前にプレイ時間が分かれば
プレイヤーは他のゲームを見て回るスケジュールが立てやすいですし、

デモが複数あればプレイ時間が長いゲームでも
その人が特に遊びたい要素に注目してデモ版をプレイできます。

こうした他の開発者さんの良いところを取り入れて、
より良いイベント出展をできる様になりたいです。


デモ版のお話、いかがでしたか?

次にデモ版を公開するのは
6/10~6/17 の Steam Nextフェス…つまりオンラインイベントです。

実際に会場に行くオフラインイベントと違い、
オンラインイベントで公開するデモ版はもっと違う要素が求められます。

できる限り準備しつつ、
多くの人にプレイしていただき
フィードバックを受けてゲームを改善できればと考えています。

それでは、また次回!

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上顎 2024/05/04 18:00

ロボット少女は夢を見る - 制作記その59- ロボっぽいギミック…?

59回目、今回の記事はロボっぽいギミックのお話です。

せっかくロボットがゲームの題材なので
何かロボっぽいものは無いかなぁとよく考えています。

そして今週はそれっぽいキャラを作ったのでそのお話です。


まずはこのキャラ

メインビジュアルの下にこそっと書いてある結構重要な子です。

と言っても今はとりあえず絵素材をゴリゴリ作っているので
ストーリーは書けていないのですが…

この子は攻撃で

パーツの一部が変形してレーザーを撃つ…というギミックがあります。

こういう変形ってちょっと見た目が変わるだけで
システム上ゲーム性に必須では無く、描くのも時間がかかるのですが…
描きたくなっちゃうんですよね〜

他のキャラにもちょこちょこと実装したりしています


次はこのキャラ

シンプルな戦隊モノ感のあるロボット君です。

アニメーションはこんな感じ

両手のドリルで戦うのですが、それだけでなく変形します!

ガチャガチャ変形するの良いですよね〜
人型がスペースシップみたいになるのも好きです!

…ただ、変形したからどうなる?
というのがちょっと問題です。

というのもアニメだと

変形した!→強くなった!→勝った!

でも十分絵になるのですが、
戦略性が必要なゲームだと工夫が必要です。

単純に能力を上げる…?
攻防が入れ替わる…?
素早くなる…?

この辺りのパラメータ調整をどうするか?
ゲームならではの試行錯誤が必要です。


ロボットならではのギミック…
主に変形のお話でしたがいかがでしたか?

今週はゲームダンジョンの準備で忙しく
進捗少なめでしたが
なんか良い感じの変形ロボットが作れて満足です。

しかし普通のロボットものだと変形するのは主人公ですが
本作はそういうキャラじゃ無いので敵ばっかり変形します。

それはそれで楽しいのですが
主人公にも何か楽しくなる要素を入れたいなぁ…

それでは、また次回!

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