上顎 2023/04/22 18:00

ロボット少女は夢を見る - 制作記その13- ちょっとした動作の大切さ

ロボット少女は夢を見る の13回目の記事はちょっとした動作の大切さです。

ゲームをプレイしていると、キャラクターのちょっとした動作が記憶に残ることがあります。

例えば、私が好き動作だとヨッシーの踏ん張りジャンプ

あのバタバタと頑張って滞空しようとしているのが可愛くて好きです。

こういう動作の1つ1つがゲームの面白さだけでなく、
ヨッシーというキャラクターに対する印象を強くしているのだと思います。

正直、こういった動作は無くてもゲームを成立させることはできます。

ですが、せっかく作った我が子のようなキャラクターの魅力を
プレイした人に少しでも多く知ってもらうためには
こういうちょっとした動作をできるだけ盛り込むことが大切だと思います。


無くてもゲームは進行するけど、あると印象が変わる動作として
「勝利モーション」があります。

実は本ゲーム、突貫で作っていたため
つい最近まで勝利モーションがありませんでした。

そして付けたらめっちゃいい感じになったので、
あり・なしを見比べてみましょう。

1つ目なんかめっちゃ淡白ですよね。
なんなら勝ったかどうかもちょっと分かりにくいです。

逆に2つ目はポーズもそうですが
効果音も鳴って「勝ったんだな」って分かりやすいですし、
主人公ちゃんもめっちゃ楽しそうです。

撃破から次の画面まで
勝利モーションなしは2秒、ありは5秒と
待たされる時間は勝利モーションなしの方が短いですが、
大多数の人が後者の方が良いと感じるでしょう。


次にお話したいのは
こうした動作はテキストノベルでは伝えられない・伝えにくい
キャラクターのクセなんかを伝えられるということです。

例えば先ほどの勝利モーション、
主人公ちゃんはクルっと回ってましたよね?

他にも作成済みの主人公のモーションをいくつかまとめて見てみましょう。

この子、特に理由もなくクルクル回りたがるんですよね。
初期がナイフ使いの身軽な子なので
それを印象付けるというのもありますが、ほとんどただのクセです。

ゲーム的には特に意味はないですし、
素材的には回転するキャラを描くのはけっこう面倒です。

ですが誰でも何となくしてしまうクセというものがあり、
こういう何気ない動作が
キャラクターによりリアリティを持たせるのだと思います。

そしてこういったクセの表現は
テキストと立ち絵のノベルパートだとなかなか表現出来ません。

戦闘画面でしかできない表現なのですからどんどん盛り込みたいです。


ちょっとした動作のお話、いかがでしたでしょうか?

他にも以前のキャラクターの話で出したベストラちゃんの戦闘では、
ノベルパートではほぼ話に出てこない尻尾をフリフリしていたり、
動かないと分からない魅力を表現しています。

もし今後、
何かしらの創作でキャラクターを生みだす方がいらっしゃいましたら
何気ない動作でキャラクターの魅力を表現してみてはいかがでしょうか?

それでは、また次回

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