Gigabit creator's report(2023/6/16~6/24)
ギガビット クリエイターズ レポート(2023/6/16~6/24)分です。
創作活動を定期的にインプット・アウトプット・スループットを整理するウィークリーレポートです。Ci-enとPixivFANBOXの両方に同じ内容を投稿しています。
<<心に刻む格言>>
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まず決める。そしてやり通す。
それが何かをなす時の唯一の方法ですわ、きっと。
-ラクス・クラインー
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■目次
・アウトプット(やりました!)
・インプット(遊び)
・スループット(熟成中)
■アウトプット(やりました!)
■Unity初ゲーム「棒消しボンバー!」iOS版リリース!
Unity5カ月連続毎月スマホゲームリリース1作目、Unityデビュー作の
シンプルすぎる対戦パズルゲーム「棒消しボンバー!」について
Androidは5月中にリリースできていましたが苦労に苦労を重ね、iOS版がやっとリリースできました!GW明けからiOSリリース作業していたので、1カ月ちょいかかったことになります。
苦労したけど、やっとiPhoneの方にも遊んで頂けます!
■インプット(遊び)
■FF16
FF16すごすぎます。僕はFF14を3年ぐらいやりこんだので、吉田プロデューサーのこだわりは体感しているのですが、やはり吉Pのゲームは「アート」の域です。
すごいアートって、見て泣けるじゃないですか。FF16のこの作りこみを見ると、この創作に関わった多くの人の努力を感じて泣けます。
FF14から吉Pがこだわっている、新しい人が入ってこなくなったらゲームの進化が止まる。その時代に、今一番面白いゲームを作ったらそれがファイナルファンタジー、という冠を背負って今の時代である「アクションRPG」のジャンルでありながら、アクションが苦手なユーザーも遊べるユーザー目線の工夫。
求められているグラフィックはグラフィックの作りこみだけでなく、敵と出会っても誰かと会話してもイベントが始まってもロードが無い、没入感の体験の作りこみ。このロードを無くす為の最適化。
もう素晴らしいですね。
当然、個人ゲームクリエイターが創るゲームとは別世界の出来事ですが、この「姿勢」は活かせるものが大いにあります。
FF14が僕のゲームクリエイター人生の源流なので、この姿勢は忘れずに創作活動やっていきたいなと思います。
■スループット(熟成中)
■Unityゲームの次回作
Unity2作目はクイズゲーム。機能実装はほぼほぼ終わっており、あとはボリュームの調整、実機テスト・デバッグ等を経てリリースになります。ちょっと6月末まで、にははまらなさそうなので来週の週末を使って、7月1~3日のリリースになりそうです。
Unity5カ月連続ゲームリリースチャレンジは、各々を1カ月の制作期間で作るというものというより、1作目、2作目、と必要な技術を積上げ、さらにその間もゲームのネタを考え続けるので、最後の5作目は実質構想期間・制作期間含めて5カ月のそこそこの作品になる予定です。
4作目は流行りの「脱出ゲーム」を予定していましたが、たくさん脱出ゲームを遊んで勉強していてもなかなかテーマの「シンプル」に落とし込みきれず、ジャンルを変えて「推理ゲーム」にしようと思います。
テーマ「シンプルゲーム」
5月:マイナー対戦パズルゲーム「棒消しボンバー!」
6月:クイズゲーム
7月:定番1人用パズルゲーム
8月:シンプル推理ゲーム
9月:定番1人用パズルRPGゲーム
■AIについて考える(第11回)
2022年に人類が開けてしまったパンドラの箱。
大規模言語モデルは現代の産業革命。ChatGPTが誕生した後の今2023年を「アフターGPTの世界」と呼びたいと思います。それぐらい、大規模言語モデルが登場して産業の在り方、現代人の在り方というものの定義が「GPTの前後」で変化が起きてきている。
一時期、ChatGPTが出来て「プログラマーがいらなくなる」なんて言葉も出ていましたが、今週はまったく真逆の動きが出ました。
OpenAIがChatGPTのアップデートを実施。その中で世界のトップエンジニアたちを喚起させたPlug-in「function calling」がリリースされました。
ChatGPTが他のアプリケーションのAPIを呼び出して使ったりできるもの。今まで自然言語でなんとかChatGPTを操ってシステムとシステムの接続をしていたものが、はっきり明確な機能でつなぐことができるようになるため非常に安定するというものです。
これで一気にChatGPTの次ステージはプログラマーの手に戻りました。僕も去年プログラミングを始めるまではAPIなんて「えーぴーあい?ナニソレオイシイノ?」だったのです。結局プログラミングの世界はプログラマーの世界。
自然言語で機械を操れるようになる、なんて言いますが、一般人が言う「自然言語」とプログラマーが言う「自然言語」は全然違う。同じ陸でも下弦の陸と上弦の陸ぐらい違うのです。今の大規模言語モデルAIはまだその程度のもの。しかしこれからプログラマーたちの狙うところは一般人が自然言語で機械を制御できるようにすること、ですからこれからまたすごいスピードで進化していくのでしょう。
AIがどうなるか、というより人間がどういう方向に向かうのか、が僕の興味事ですが、「アフターGPT」の世界をしっかり観測していきたいと思います。