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惑星の恵のレゾネイツの記事 (10)

【設定の話】「惑星の恵のレゾネイツ」のお話・その7

おつもお世話になります。
今回は一旦「星乱のツインセンス」の話はお休みで、こちらの話をしようと思います。

あとしていない話って何だっけ?
ってなりそうな、『惑星の恵のレゾネイツ』のお話をしようと思います。

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この機会に手に取ってみてください。


さて。

今回は1本の記事にするまでもないような小話を集めてお話したいと思います。
本当に小話で、中にはどうでもいいような情報もあります。
開発当時にハマっていた事とか、けっこうゲームに反映しています。
こういう話をまとめるのもちょっと新鮮ですが、思い出せる範囲で書いていきたいと思います。


なお、ネタバレも存在しますので以下はそれを承知の上で、見てください。

・お金の単位「ガラー」の由来は「貝殻」から来ている。
(貝殻をお金として使っていた歴史があるので、それを参考にした。

・ヒロインのクララベルがユニコーン娘になった理由が「私がヒロイン角娘にしたーい!」ってのがスタートした。
(実は私、角娘けっこう好きなんです。)

・クララベルは最終的にはユニコーンになったが、最初は角の生えたうさぎがモデルだった。

・狐のオネエさんウィシュカは最初からコンセプトが「狐のオネエさん」なのは変わらないが、武器コレクターでもあった。

・ガルセクはフルネームの設定が残った数少ないキャラクター。
フルネームは「ガルセク・C・シュタディンガー」、苗字はオペラ「刀鍛冶」に登場する鍛冶職人ハンス・シュタディンガーから拝借。

・魔法力が引くいガルセクはなぜか「ヒール」を使うことができるが、これは「Ruins of Wish ~流れ着く先~」の時に初期スキルでヒールを設定してしまったため。

・ジルダの故郷であった「水面の街リコーレ」にも勿論設定が存在する。
水と山に囲まれた美しい水路の街であり、ジルダは両親の観光案内業を手伝いながら生活をしていた。
周りの休火山の地熱で暖かい

・新聞記者メアリーは自分が好きなゲーム作品の軍師キャラをモデルにしていたが、欠片もその名残が無い。

・「Ruins of Wish ~流れ着く先~」とリンクしているダンジョンがあり、そこはダンジョンは同じBGMを採用、戦闘BGMも同じ曲に変更している。
なお、ボスは全キャラ専用曲を持っていたがひとりに統一した。
(場面的に戦闘曲が変わりすぎるとくどく感じるため。)

・今回の隠しボスが1カ所だけなのはストーリー重視にした事と、「ラスボスより強い敵」を登場させないため。
(これに関しては設定準拠で出す、出さないを考えていきます。)

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真面目な少年隊長ベルリのおはなし

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【設定の話】「惑星の恵のレゾネイツ」のお話・その6

お世話になっております、お久しぶりです。


『星乱のツインセンス』の開発が調子良いので、ついそちらに手を回しがちになっていまいた。
自分の中では大変だった、「前作までの雰囲気をのこしつつ新しいシステムに落とし込む」と言うのは上手くいっている方だと思います。

試しに現段階のものを触っていただいた方からは好印象をいただいています。



2020年9月23日まで、「魂色のツインセンス」他、夏セールを行っています。
この機会に手に取ってみてください。



さて、今回は「惑星の恵のレゾネイツ」のお話6回目です。
そろそろ何の話をしようかと迷いますが、用意しているキャラクター画像から、今回を入れてあと3回はお話しないといけないなと思っています。


どうもこの記事を見ていただいている方、制作者の方の方が多い気がします。
たぶん。

と言う訳で、今回は自分がどういう考えでマップをデザインしていたか。
一番最初に訪れることができる『虹彩の村・ローレル』を例にお話します。

ローレルが、ゲームではこのように説明されます。
(ゲームに登場する原文そのままです。)

【虹彩の村・ローレル】
:農作が賑わう村。気候もよく、雨上がりには必ず虹が望める事から、村の名前が決まった。
豊かな土壌で栽培される野菜の取引が主だった収入源となっている。

土壌もよく、半日歩けば名所であるである絶景の海路(最初に訪れるダンジョン)へ通じている。
他にか所の集落や町へ通じる場所でもあり、それなりに発展しています。



海岸では漁目的の冒険者がよく訪れるため、一番近くにあるローレルの宿屋は大きめにデザインされています。
酒の品ぞろえも多いです。

アイテムショップの他に、名産である野菜と海岸から送られてくる魚を使った料理を食べさせてくれる店もあつつ、冒険者御用達のアイテムショップも入り口に設置されています。
宿屋は以前の記事でちょっとお話しました通り、できるだけ村入り口に近い場所に設置するようにしています。
(場所によってはその限りではありません。)

中央には井戸があり、生活用水は主にここからくみ上げられます。
井戸の隣には村全体が使う共同の物干しざおがあります、村人同士の関係の良さがうかがえます。


残りの場所は民家と畑です。
現実にはこういう畑の作り方をしないかもしれませんが、ゲーム上で村の情報を視覚的にどう出すか、と言うのをかなり意識しています。

アイテムが落ちていたり、いなかったりしますが、村のマップは基本的に広めに作っています。

これは、私の好きなカードゲームにおける※フレーバーテキストに近いものと考えています。

※カードゲーム作品における世界観の雰囲気を表す、ゲームに直接関係ないテキスト

村人同士の、ゲームとは直接関係ない会話、よくある村の入り口で言われる「ここは〇〇村です」と言うのもフレーバーテキストだと思います。
こういった会話やマップからの視覚情報から世界観を雰囲気で味わってもらえればうれしいな、と思っています。

何より自分がこういうの好きだから、作っているんですけどね。

勿論、その分手間ではあるんですが、何もないよりずっと良いと思っています。
こういうフレーバーテキストだらけの作品もいつか作りたいですね。

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うさ耳ロップイヤー、メアリーの話

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【設定の話】「惑星の恵のレゾネイツ」のお話・その5

エビデンスちゃんのシリーズの半額セールも今月末までです。
詳しくはこちらですが、気になる方はお買い忘れなくー!


さて、次の作品の準備を進めていますが今回は「惑星の恵のレゾネイツ」のお話、5回目です。

今回は町の作りのデザインについてお話します。

幻獣界の町や村は共通した形式をとっています。
本作を作るにあたり、制作前に大まかな町の形を以下のように決めました。

1:壁や柵で囲まれている。
2:入り口はひとつだけある。
3:村入り口付近に宿がある。(一部除く

となっております。

1つ目の「壁や柵で囲まれている」と言うのが共通デザインになったのは、世界の歴史が関わっています。
本編よりはるか昔、凶星の脅威によって世界が危機に見舞われていました。
この時に、多くのモンスターは凶暴化し、人々を襲いました。
いくつも町や村が滅ぶ中、残ったのがこの壁や柵で囲まれた町でした。

生き残った人たちは壁をさらに強いものにしたり多くの柵で囲んだり、生き残ろうとしました。
生き残ったのは、生きることをあきらめなかった、巫女によって導かれた人たちでしたから。

この考え方はその後も残り続け、「町と言ったらこの形」として現在まで引き継がれているのです。

2つ目の入り口がひとつ、と言うのも同じ理由です。
扉は少ないほうが理想的であり、扉が1つだけと言うのは幻獣世の人たちにとってとても守りやすかったのです。

(ただし出口が2つある場所がありますが、そこは特別な施設があるからです。)



3つ目の宿については、有事の時に宿に泊まっている冒険者がすぐに戦いに出られるようにするためです。
ゲームを進める上で入り口に近いほうが泊まりやすいという事もあります。



と言うそれっぽいお話ですが、実際このスタイルの方がゲームの町は作りやすいですからね。

こうした世界の歴史を踏まえて、町はデザインされています。
町ごとにどんな事が発展しているかも考えていますが、それは町に入る時の解説に書かれています。
(機会があればそのお話もしようと思います。)

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薬売りの36歳(独身)のお姉さんのお話

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【設定の話】「惑星の恵のレゾネイツ」のお話・その4

〇〇ダウンロードありがとうございます!と言ってみたいです。
少ないながらも自分の手に取っていただけている事は、とても幸せです。

もっと多くの方に触っていただけるようになりたいです。

私は、自分が好きなものしか作れないんですけどね。


さて、制作が一旦落ち着きましたので「惑星の恵のレゾネイツ」のお話の続きをしようと思います。

「惑星の恵のレゾネイツ」といいながら、今回は魔法のお話の続きです。
本作の魔法ですが、Pixie NOTE's 作品では共通した魔法名を採用しています。

「あ、このメーカーの作ったゲームの魔法はアレだよね。」と言うのと同じです。

自分の所ですと。

火属性単体魔法はフレイム、全体はブレイズ。
上位魔法になるとハイ・フレイム、ハイ・ブレイズ。
汎用魔法は出来るだけ分かりやすい名前を心がけて名付けました。


シリーズや作品を重ねる中で新しい要素やシステムを追加していきました。

「惑星の瞳の交信者」で念属性と、無属性に特性の追加。

 ※念属性攻撃は、攻撃対象が状態異常、能力が低下した直後だったらダメージアップ。
  無属性攻撃は、威力が控えめの代わりに常に相手の防御は半分として扱う。

「魂色のツインセンス」で魔法の編集を追加しました。

「惑星の恵のレゾネイツ」では魔法編集機能を見直しました。

攻撃力ブースターをたくさんつけて攻撃特化にしたりするとダメージがすごい事になるとか。


制作中に色々試しはしましたが、思いつかない強化やスキルの組み合わせもあるかもしれないですね。

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登場キャラクター・ジルダの紹介

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【制作の話】「惑星の恵のレゾネイツ」のお話・その3

GW中は真面目に作業をして、開けてからお休みしていました。
制作中のゲーム「エビデンスのお菓子パーティーへの招待状」の進歩は70%くらいかと思います。
(こちらの話は次回、したいと思います。)

さて、今回もタイトル通り発売中のRPG「惑星の恵のレゾネイツ」のお話です。

今回お話するのは、魔法のお話です。
他作品の世界に比べ、魔法を苦手とする場所なのですが、しっかり魔法を習得することが出来ます。

幻獣界の人たちは生まれてすぐに「ようせいさん」と呼ばれる存在の加護を受けます。
「ようせいさん」は人と自然界のエネルギーとをつなぎ、あらゆる現象(魔法)を発現させます。
つまりは、ようせいさんのおかげで魔法を使う事ができるようになります。


同じ世界が舞台の「魂色のツインセンス」では、別の世界から来たシニフィアンとシニフィエたちは最初魔法が使えませんでしたね。
(ジェムミントは幻獣界で生まれた扱いなので、初めからようせいさんの魔法が使えます。)


どんな魔法が使えるかは、どんな「ようせいさん」の加護を受けたかによって、大まかに決まります。
あくまで大まかなので、最終的にどれだけの魔法が扱えるかは本人しだいとなります。
それでも、魔法の力が高い人物は幻獣界では貴重な存在とされています。

世界の治安を守る教会騎士団でも、指揮者は戦士としても魔法使いとしても優れていなければならないとされています。
(だから、やたら自分の魔法の力にこだわっていたキャラクターもいました。)

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登場キャラクター「ガルセク」と他作品との関連のお話

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