【設定の話】「惑星の恵のレゾネイツ」のお話・その6

お世話になっております、お久しぶりです。


『星乱のツインセンス』の開発が調子良いので、ついそちらに手を回しがちになっていまいた。
自分の中では大変だった、「前作までの雰囲気をのこしつつ新しいシステムに落とし込む」と言うのは上手くいっている方だと思います。

試しに現段階のものを触っていただいた方からは好印象をいただいています。



2020年9月23日まで、「魂色のツインセンス」他、夏セールを行っています。
この機会に手に取ってみてください。



さて、今回は「惑星の恵のレゾネイツ」のお話6回目です。
そろそろ何の話をしようかと迷いますが、用意しているキャラクター画像から、今回を入れてあと3回はお話しないといけないなと思っています。


どうもこの記事を見ていただいている方、制作者の方の方が多い気がします。
たぶん。

と言う訳で、今回は自分がどういう考えでマップをデザインしていたか。
一番最初に訪れることができる『虹彩の村・ローレル』を例にお話します。

ローレルが、ゲームではこのように説明されます。
(ゲームに登場する原文そのままです。)

【虹彩の村・ローレル】
:農作が賑わう村。気候もよく、雨上がりには必ず虹が望める事から、村の名前が決まった。
豊かな土壌で栽培される野菜の取引が主だった収入源となっている。

土壌もよく、半日歩けば名所であるである絶景の海路(最初に訪れるダンジョン)へ通じている。
他にか所の集落や町へ通じる場所でもあり、それなりに発展しています。



海岸では漁目的の冒険者がよく訪れるため、一番近くにあるローレルの宿屋は大きめにデザインされています。
酒の品ぞろえも多いです。

アイテムショップの他に、名産である野菜と海岸から送られてくる魚を使った料理を食べさせてくれる店もあつつ、冒険者御用達のアイテムショップも入り口に設置されています。
宿屋は以前の記事でちょっとお話しました通り、できるだけ村入り口に近い場所に設置するようにしています。
(場所によってはその限りではありません。)

中央には井戸があり、生活用水は主にここからくみ上げられます。
井戸の隣には村全体が使う共同の物干しざおがあります、村人同士の関係の良さがうかがえます。


残りの場所は民家と畑です。
現実にはこういう畑の作り方をしないかもしれませんが、ゲーム上で村の情報を視覚的にどう出すか、と言うのをかなり意識しています。

アイテムが落ちていたり、いなかったりしますが、村のマップは基本的に広めに作っています。

これは、私の好きなカードゲームにおける※フレーバーテキストに近いものと考えています。

※カードゲーム作品における世界観の雰囲気を表す、ゲームに直接関係ないテキスト

村人同士の、ゲームとは直接関係ない会話、よくある村の入り口で言われる「ここは〇〇村です」と言うのもフレーバーテキストだと思います。
こういった会話やマップからの視覚情報から世界観を雰囲気で味わってもらえればうれしいな、と思っています。

何より自分がこういうの好きだから、作っているんですけどね。

勿論、その分手間ではあるんですが、何もないよりずっと良いと思っています。
こういうフレーバーテキストだらけの作品もいつか作りたいですね。

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