【設定の話】「惑星の恵のレゾネイツ」のお話・その5

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さて、次の作品の準備を進めていますが今回は「惑星の恵のレゾネイツ」のお話、5回目です。

今回は町の作りのデザインについてお話します。

幻獣界の町や村は共通した形式をとっています。
本作を作るにあたり、制作前に大まかな町の形を以下のように決めました。

1:壁や柵で囲まれている。
2:入り口はひとつだけある。
3:村入り口付近に宿がある。(一部除く

となっております。

1つ目の「壁や柵で囲まれている」と言うのが共通デザインになったのは、世界の歴史が関わっています。
本編よりはるか昔、凶星の脅威によって世界が危機に見舞われていました。
この時に、多くのモンスターは凶暴化し、人々を襲いました。
いくつも町や村が滅ぶ中、残ったのがこの壁や柵で囲まれた町でした。

生き残った人たちは壁をさらに強いものにしたり多くの柵で囲んだり、生き残ろうとしました。
生き残ったのは、生きることをあきらめなかった、巫女によって導かれた人たちでしたから。

この考え方はその後も残り続け、「町と言ったらこの形」として現在まで引き継がれているのです。

2つ目の入り口がひとつ、と言うのも同じ理由です。
扉は少ないほうが理想的であり、扉が1つだけと言うのは幻獣世の人たちにとってとても守りやすかったのです。

(ただし出口が2つある場所がありますが、そこは特別な施設があるからです。)



3つ目の宿については、有事の時に宿に泊まっている冒険者がすぐに戦いに出られるようにするためです。
ゲームを進める上で入り口に近いほうが泊まりやすいという事もあります。



と言うそれっぽいお話ですが、実際このスタイルの方がゲームの町は作りやすいですからね。

こうした世界の歴史を踏まえて、町はデザインされています。
町ごとにどんな事が発展しているかも考えていますが、それは町に入る時の解説に書かれています。
(機会があればそのお話もしようと思います。)

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