投稿記事

2021年 01月の記事 (5)

『花束みたいな恋をした』を見て

一言でいうと「サブカル女」をめぐるラブストーリーです。
映画版『二重生活』もヒロインはサブカル女で(原作だともうちょいギャルのイメージ。あくまでイメージだが)、俳優は同じく菅田将暉で、同じく絵描きでした。

『二重生活』と他にも似てるところはあるのですがネタバレになるのでやめときます。
リリー・フランキーの代わりに押井守が出てきます。
リリー・フランキーといえば下北沢駅前のオブジェが有名ですが、本作は調布がロケ地です。

調布がサブカル女の聖地だったなんて知らなかったよ。てっきり原宿のイメージでしたが、三軒茶屋でも下北沢でもなく調布。同じく京王線沿線の飛田給駅と明大前駅が出てきます。

恋人同士が片耳ずつのイヤホンで一つの端末を共有するのは音楽に対する冒涜であり、その瞬間そもそも音など聞いてない。欺瞞に過ぎないという衒学的な主張からその映画は始まります。
かたや、実際に二人が付き合い始めると「赤信号は長かった。押しボタン式だった。ナイス信号」などと途端に公共のデバイスを恋路の利器に役立てるという手のひら返し。
あまつさえ、冒頭の片耳イヤホン事件に対する糾弾も単なる受け売りにすぎなかったことが明らかに。サブカルオタクらしさ、大学生らしさがいい感じに表現されています。
また、伊坂幸太郎を思わせる大学生特有のうわべだけ着飾った溌剌さなども描かれていました。いるよねこういう奴、いるいる。そんなシーンがよくあります。
(大学生あるあるとしては前述の『二重生活』においても、「ポスドクおじさん」みたいなのが出てきて最高に面白いので、興味のある方は是非見てください。原作にはない描写です)

途中、焼きおにぎりを作るシーンがあるんですが、なんで下宿してる大学生が焼きおにぎり作れるんだよ村上春樹かよって感じで笑いました。

付き合い始めるとき、「わたし白いデニム履いてる男だけは無理なんでそれだけはNGでお願いします」とか言い出してマジでこだわり強すぎヴィレッジヴァンガードとかにいそうって感じでした。

見るとサブカル女は全員死ぬので気をつけてください。致死性の映画です。
あと、静岡県限定チェーン店「さわやか」や、銀座のナンパスポット「コリドー街」など知る人ぞ知るみたいなスポットも出てきて、くすっときます。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

この物質が何か分かりますか?

乙4受かりました。
結果通知は免状交付手続きのためすでに送ってしまったので、手元にはありません。

しまった! 写真を撮っておけばよかった!

結果通知のハガキには合否とともに各科目の成績が印字されています。
しずれさんの成績は……

法令 93%
物化 90%
消化 90%

国家資格はどれもみんなそうらしいですが各科目6割以上の得点が合格ラインです。
9割も取る必要ない。

出題された設問を覚えている限り記します。

この物質は何ですか?


答え、ベンゼン。

他、保安距離の問題がいくつか出ました。
アクリル酸も出題されました(重合に関する問題)。mol計算も出てきました。
難しい分野は捨てたほうがいいです! 解ける問題を間違えないようにしましょう。

試験に合格するよりも、合格したあとの免状申請手続きのほうが難しいです。ハンター試験です。試験に合格するよりも念能力を獲得することのほうが難しいのは皆さんご存知ですよね?

免状の申請には納付書による振り込みが必要です。コンビニではお支払いできません。16時まで営業しているゆうちょ銀行(確か、関東地域のみ)か、15時までの銀行窓口で振り込まなければなりません。
現金書留では申請できません。
しかも、申込書の送付は簡易書留なので、ポストに投函できません。これも郵便局の窓口で手続きしなければなりません。
つまり、平日有休を取って休む必要がある!
超面倒くさいです。
私は外回りなので仕事の合間に済ませました。

あと、免状用の写真を自宅で取ったら背景の壁紙(白色)に模様があるのでダメだから撮り直せと命じられました。自分のスマホで撮った写真ならコンビニで200円で印画紙(でしたでしょうか? 写真用の紙)に印刷してもらえるのですが、結局700円払って証明写真を撮りました。

今日は以上です!

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

冬コミお疲れ様でした

冬コミお疲れ様でした。

嘘です。行ってきたのはコミケではありません。ミスタードーナツです。
ダスキンの運営するミスタードーナツ、近年急激に店舗数を減らしています。

<日本国内の店舗数>
2016年 1,246軒
2017年 1,160軒
2018年 1,086軒
2019年 1,007軒
2020年  977軒

ここへきて、ピエール・マルコリーニのコラボドーナツ。
広告塔の菅田将暉もさることながら、コラボしたパティシエのピエール・マルコリーニも業界では有名な人物です。
今、Wikipediaで調べました。菅田将暉もピエール・マルコリーニも初めて目にする名前です。菅田将暉って、お名前なんて読むんでしょう?

今回のコラボドーナツは全国的にすごい人気です。
日本中の津々浦々の人々が、コラボドーナツが買いたくても近所にあったミスドが閉店してしまったせいで買いに行けないと嘆いています。

ともかくすごい行列でした。最寄りのミスドでは連日100人超えの行列。まさに壁サー。それに対して供給されるコラボドーナツの数は100~200個。お一人様6点までご購入可能とのこと。圧倒的に足りません。コンプリートするまでに一体何日かかるでしょうか。

事態を重く見た当局は、現状の打破のため有休を取得して平日の朝7時からミスド前へ行きました。そこにはすでに数人の待ち人が。ミスドの開店する朝8時には、列は20~30人ほどに膨らみました。しかしコラボドーナツの発売は10時から。その頃には行列は100人以上に膨らんでいました。
コラボドーナツの販売が始まると、いつもは一ヶ所しか稼働していない店内のレジも、設置されている三ヶ所がフル稼働し、行列はするすると飲み込まれていきます。
私の番になった頃には、6種類あるコラボドーナツは2種類が売り切れでした。あいにくの結果です。仕方ありません。壁サーなので。

気になるお味ですが……確かに美味です。でも普段のミスドの味を知らないので、比較することができません。今度また行ってみて普通のドーナツを買ってみたいところなのですが、何しろいつ行ってもあの行列なので、当分のあいだドーナツは買えそうもありません。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

約束のネバーランドを見て

今、日本だけでなく世界中を賑わせているあの社会現象にもなった週刊少年ジャンプの超国民的有名作品をご存知でしょうか!?

そう、『約束のネバーランド』です!!!

その内容は福本伸行による『無頼伝涯』を思わせる脱獄サスペンス。
そして北山猛邦による『私たちが星座を盗んだ理由』の「妖精の学校」も髣髴とさせます。

『約束のネバーランド』は、簡単に言うと孤児院という体のブロイラー工場が舞台です。いずれ出荷されて食べられてしまうために育てられている子供たちと、その管理者であるママとの対立の構造です。

そのうち一部の子供たちが真実に気づき、脱獄を企てます。しかし、すぐには計画を実行に移しません。この間、子供たちは「騙されているふり」をします。ママも、「気づいていないふり」をします。この騙し合いの駆け引き。

やがて子供たちは子供たち自身のあいだにも内通者(裏切者)がいることを悟ります。敵を警戒しながら、味方をも疑わなければならないジレンマ。

スリル溢れるサスペンス作品です。

今年の1月7日からアニメ2期が始まりますので!! ぜひ!!!

ちなみに、百合シーンはあまりありませんが、リョナシーンが最高です。
ヒロインのエマをママがリョナる瞬間は最高にエチエチです。
あれ絶対薄い本になってると思います。まじで。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

今年のおみくじの結果は……

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

一昨年の秋に始めたCi-enですが、無事に新年を迎えることができました。
ご支援いただいている皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、今年のお正月は住吉大社に行きませんでした。画像は一昨年の写真です。
本来であれば昨年一年お世話になったお守りの返納のために足を運ぶところだったのですが……今般の世情のために今年はお見送りすることにいたしました。

お守りなら郵送でも返納できるし……と思いきや! 住吉大社は郵送での返納を受けつけていない! というかそもそも郵送でお守りを返納する場合はお焚き上げ料を現金書留にて送らなければならない! めんどーくさい!

(というか最近になって初めて知ったのですが、「書留」は「かきとめ」と読むんですね。ずっと「かきどめ」だと思ってました……)

というわけで年が明けるよりも一足先に、旧年のうちに初詣? というかそれに代わるお参りを済ませておきました。

明治神宮へ行ったのです。
(ちなみに、大正時代より続いた木造の原宿駅舎は、見るも無残な姿になっていました)

古いお守りはここに納めました(住吉大社のだけど)。
そして本殿へ行って「お気持ち」のお焚き上げ料として500円玉をポイしました。
(宗教法人は本邦の法律上、「非営利団体」と定義されているので料金は利用者の任意で決めてよい、と聞いたことがあります)

それにしても、旧年中は特に実感しました。
祈りは天に届く! この国には人知を超えた力の持ち主が住んでいる!!

なので明治神宮で新しいお守りを買いました。
本当は住吉大社へ初詣に行きたかったのですが、このご時世だからね。仕方ないね。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事のタグから探す

記事を検索