Windows11でAmazonアプリストアの泥アプリ/野良泥アプリ(APK)を動かす方法
ども、mr.Bonesです。
2022年8月18日より日本でもWindows11 Insider版上でAndoroidアプリが動かせるようなりましたので、手順を載せておきます。
【前提条件】
・Windows 11 バージョン 22H2以降のバージョン(現在はWindows Insider Program参加のベータテスターのみ)
・Windows Subsystem for Androidの要件を満たスペック(8GB以上のメインメモリ、第8世代Intel Core i3/AMD Ryzen 3000/Snapdragon 8c以上のCPU)
【Microsoft Store/Amazonアプリストアの入手:1-4】
1.Microsoft Storeアプリを立ち上げて、左下のライブラリをクリックします。
2.同アプリの「変更 2022/8/18」という箇所が2022/8/18よりも古い日付の場合は、画面上の方の「更新プログラムを取得する」というボタンからMicrosoft Storeアプリを最新版に更新します。
3.次にMicrosoft Storeアプリ上でAmazonアプリストアを検索し、インストールします。
4.後は、Amazonアプリストアを開き、Android用の欲しいアプリやゲームを選んでインストールするだけなのですが・・・あれ?スタートメニューにAmazonアプリストアがない!?・・・「Amazonアプリストア」ではなく、ただの「アプリストア」という名前でありました。
良い子のみんなはここまでです。
Amazonアプリストアなんて、たいしたアプリもゲームもないよ。Google Play上のアプリやゲームを入れたい!!という方は以下続読下さい。(ただし、自己責任)
【野良アプリ(APK)の入手:5-13】
5.基本的にはAmazonアプリストアからアプリを取るのが正規の手段ですが、一応、泥の野良アプリ(APK)を入れることも可能です。
6.今回はPayPayアプリを実験的に入れてみます。
7.Googleでキーワード「paypayアプリ」で検索します。多分、検索結果上位に公式サイトがヒットしますので、ページを開きます。
8.開いた公式のページの「Google Playで手に入れよう」というボタンをクリックします。
9.するとAndoroid用のPayPayアプリ紹介ページが開くので
インストールボタンを押してインストール・・・出来たら良いのですが、Android端末ではなく、Windows PCなので、Googleさんに怒られます。
10.ですので、apk-downloader(ウェブサイト版)というサイトを利用します。
11.apk-downloaderを開いたら、画像上の赤く囲っている枠に9.で開いていたAndoroid用のPayPayアプリのURLをコピーペーストし、その下の「Downladリンクの生成」(Downloadリンクの間違い?)ボタンを押します。
12.しばらく待つと、「jp.ne.paypay.android.appのダウンロードはこちら」というボタンが表示されるので、クリックするとPayPayアプリのAPKファイルがダウンロードされます。
13.ダウンロードしたAPKファイルをダブルクリックすれば、インストーラーが立ち上がって・・・そんなに甘くはありません。
【Apk Install For Android SubSystem導入:14-16】
14.次にMicrosft Storeに再び戻り、WindowsでAndoroidアプリを開発する人向けの「Apk Install For Android SubSystem」というアプリを探して、インストールします。
15.インストールすると「Android用Windowsサブシステム設定」という項目がスタートメニューに出来ていますので、クリックして立ち上げます。
16.「Android用Windowsサブシステム設定」が立ち上がったら、左メニューの2番目の「開発者」をクリックし、開発者モードをONにします。一旦同アプリは終了。
【ADBの環境変数設定:17-22】
17.エクスプローラーを立ち上げて、Cドライブを指定して、「adb.exe」を検索します。おそらく、ユーザー配下のディレクトリで見つかりますので、見つかったexeを選択し、右クリック>プロパティを開き、場所に表示されているパスをクリップボードにコピーします。
18.次にデスクトップのWidowsマーク(昔風に言うとスタートメニュー)上で右クリックし、メニューのシステムをクリックします。するとWindowsのシステム画面が開きますので、「システムの詳細設定」をクリックします。
- するとシステムのプロパティ画面が開くので、下の方の「環境変数」ボタンをクリックします。
20.画面下のシステム環境変数(S)の「Path」を選択し、「編集」ボタンを押します。
21.現在のシステム環境変数「Path」に設定されているパスの一覧が表示されていますので、「新規」ボタンを押して一番下の未入力の欄に先ほどクリップボードにコピーしたadb.exeの格納されているパスを貼り付けて「OK」ボタンを押します。
22.ここまで準備が出来たら、一度Windowsを再起動して下さい。
【ADB(Android Debug Bridge)の実行:23-27】
23.再起動後、再び「Android用Windowsサブシステム設定」を立ち上げて、左メニューの2番目の「開発者」をクリック。開発者モードに「同じプライベートネットワーク上のデバイスがサブシステムにアクセスできます。ADBはxxx.x.x.x.:xxxxx で接続できます。」というメッセージにIPアドレスとポート番号が表示されているので、メモります。(普段インターネットに繋ぐ時のIPとは別物なので、ipconfigとかで確認しても無駄です) IPが表示されていない場合は、左メニューの「システム」、「開発者」のタブを何回か往復していれば表示されるハズ。(駄目ならAndroid用Windowsサブシステム設定を一旦終了して再立ち上げ。それでも駄目ならWindowsをもう一度再起動する。)
24.デスクトップのWidowsマーク(昔風に言うとスタートメニュー)上で右クリックし、「Terminal」(昔風に言うとDOSプロンプト)を立ち上げます。
25.Terminal上で以下コマンドを打ち、ENTERキーを押します。(ado connect IPアドレス:ポート番号)
>adb connect xxx.x.x.x:xxxxx
26.初回は以下のようなメッセージが出るので、「このコンピューターから常に許可する」にチェックを入れてOKを押します。
27.次に再度Terminal上で、adb installと入力し、その後半角スペースを入力。12.でダウンロードしたAPKファイルをTerminalの黒い画面にドラッグ&ドロップしてパスを貼り付けて、ENTERキーを押します。
>adb install d:\download\xxx.apk
【野良アプリ(APK)のインストール/起動:28-30】
28.するとインストーラーが起動し、無事インストールが完了すれば、アプリがスタートメニューの項目に表示されています。
29.スタートメニューに追加されたpaypayをクリックし、起動してみます。
ドキドキ・・・キター!!!!!
30.ここから、利用しているPayPayアカウントの携帯番号とパスワードを入れたら、うまく認証出来るかもしれないし、出来ないかもしれない。利用しているPayPayアカウントには、ポイント運用で数万ポイント入れてあるので、興味本位でPCからログインして垢BANとかされたら嫌なので、実験はここまでです。
注意
PayPayアプリに限らず、携帯垢のアプリを非正規の手段でインストールしたPC上からログインして、アカウント凍結やその他不都合が発生しても当方は一切関知しませんので、すべて自己責任でお願いします。
以上です。
それでは。