『はつこいリターンズ! ~恥じらうギャルは告白できない~』発売記念【いちかわはるさん】インタビュー
先週末、2022年9月30日(金)百合音声サークルSukeraSono第十三弾タイトル『はつこいリターンズ! ~恥じらうギャルは告白できない~』が発売されました!!
【百合体験】はつこいリターンズ! ~恥じらうギャルは告白できない~【CV:立花日菜】
発売を記念して可愛くて魅力的なキャラクターと吸い込まれるような素晴らしいキービジュアルを描いて頂いたイラストレーターのいちかわはるさんのインタビューをお届けします。
いちかわはるさん、よろしくお願いします!
●『はつこいリターンズ!』について
――初めて企画を聞いたとき(もしくは、シナリオを読まれたとき)の印象は
いかがでしたか?
いちかわはるさん(以下、いちかわさん)
とてもどきどきしました。
この作品は一度諦めてしまった願いともう一度向き合うお話です。
その中で女の子たちが自分の弱さや向き合いたいたくない部分と向き合うところがとてもいいなと思いました。
●雛桜ひよりについて
――ひよりのキャラクターデザインをする際、どんなことを手がかりにして制作されたのでしょうか?
いちかわさん
ひよりちゃんはクラスの中心にいそうなんだけど、陰りのある女の子だと思いました。
みんなで楽しくご飯や遊びにいったり、どんな相談にでも乗ってくれるような気さくな明るい女の子なんだけど、休日には一人でずっとアニメやネトフリなどをみたり、自己嫌悪したりする子なのかなって。
いい友達感がでるように明るい女の子にしてみました。
●イラスト制作について
――制作期間中の印象的なエピソードなどあれば教えて下さい。
いちかわさん
SukeraSonoさんは絵に対して提案してもいいところなんだ、って気づいてからすごくアクセルが踏めた気がします。
正直振り返ってみて落書きをしすぎており心配していましたが、
「楽しんでみさせていただきました」とお返事をいただいたので、少し安心した覚えがあります。
――制作中、一番大変だったことはどんなことでしたか?
いちかわさん
百合というジャンルについてとても考えさせれられました。
どういうものが百合なのか、どういう描き方が様式美として美しいのかとても悩みました。
たくさん絵やお話をみて、私なりの答えを出すのにすごく時間がかかりました。
――百合作品であるということで、なにか工夫された部分や意識されたことなどありますか?
いちかわさん
見つけてもらう絵にする、というところでしょうか。
百合ってジャンルではなくて、見つけることなのかなって思いました。
百合作品を見ていく中で、百合だから好き、ではなく、自分が見つけたこの関係性が尊い、なのかなって思ってしまったので、この作品もそうなるように意識して制作しました。
●ファンの皆様へ
――いちかわはるさんの思う一番の見どころはどんなところですか?
いちかわさん
自分の向き合いたくない部分に向き合っているところを見てほしいです。
一度諦めてしまったこと、手放してしまったことに向き合うところが健気でかわいいです。
――この作品がどんな人に届くといいと思いますか?
いちかわさん
めんどくさい恋愛が好きな人に見てほしいです。
百合作品のいいところのように思います。
――最後に作品を応援してくれる皆様へメッセージをお願いします!
いちかわさん
初の百合作品となりますが、私なりに大切に描かせていただきました。
綺麗で透き通るイメージのなかに、ほんの少しの人間性と願望が混ざる作品です。
一読者として私も次が楽しみですので、一緒に楽しんでくださると幸いです。
――ありがとうございました!
いちかわさんの百合に真摯に向かう姿勢とても素敵だと思います。
『はつこいリターンズ! ~恥じらうギャルは告白できない~』には高解像度イラストも特典として付きますのでイラストの細かい部分まで楽しんで下さい!!!
いちかわはる
関西出身の関東在住。
ふんわりした雰囲気と眼鏡が好き。