SukeraSparo/Sono Jun/25/2022 18:00

終末百合音声『イルミラージュ・ソーダ 〜終わる世界と夏の夢〜』発売記念【奥野香耶】インタビュー

昨日、2022年6月24日(金)百合音声サークルSukeraSonoの新機軸【終末百合音声】!
『イルミラージュ・ソーダ 〜終わる世界と夏の夢〜』が発売されました!!!

【終末百合音声】イルミラージュ・ソーダ 〜終わる世界と夏の夢〜【CV:奥野香耶】

発売を記念して先生である”あなた”と一緒に終末世界をすごす少女『水仙サカナ』を演じていただいた奥野香耶さんのインタビューをお届けします。

奥野さん、よろしくお願いします!


●ご自身について

――自己紹介をお願いします

奥野香耶さん(以下、奥野さん)
奥野香耶です。
いつかエラ呼吸をしたいです。
この度、『イルミラージュ・ソーダ』にて水仙サカナを演じました。
よろしくお願いいたします。

――「百合」についてお伺いしてよろしいでしょうか?

奥野さん
女子高、女子大だったということもあり、
百合はずっと私にとって身近な存在だったかもしれません。
百合の中にも様々なジャンルがあると思うのですが、
私は相手の罪悪感を利用して束縛する百合が好きです…。
お仕事ではこれまでTVアニメや舞台で百合作品に携わらせていただくことがありました。

――この作品はいわゆる「音声作品」と呼ばれるジャンルとなりますが、「音声作品」
というカルチャーはご存じでしたか?

奥野さん
はい、ダミーヘッドマイクは生放送の企画で使ったことがあるのですが、
(cv.奥野香耶)として発売されるのは今回が初めてなので、
どんな風に聴こえるのかとても楽しみです。


●キャラクターについて

――奥野さんからみたサカナはどんな女の子ですか?

奥野さん
誰もが羨むような才能を持ち合わせているのに、心の中はいつも独りぼっち、
長い間本当の自分なんてどこにもいないまま生きてきた女の子です。
先生の前では甘えたがりなのに時々ぐっと迫ってくる積極性や、
消えてしまいそうなミステリアスな面もあるように思えました。

――始めてこのキャラクターに出会った時の印象は? また、ご自身と似てるところはどんなところですか?

奥野さん
水仙サカナという名前に少し驚きました。「サカナちゃん..?!かわいい..!!」って(笑)
インタビュー冒頭にエラ呼吸のことを書きましたが、私本当に水が好きなんです。
飲む用もですが、観賞用としても、色も感触も音も存在もすべて。
淡水魚の生きる環境が羨ましいなってずっと思っていたので、
物語の中でそんなことを語っているシーンはありませんが、
潜在的にきっと、水仙サカナと私は似ていると感じました。

――役にはすぐに入っていけましたか?それとも苦労しましたか?

奥野さん
普段の収録だとノイズを出さないように意識するのですが、
今回の収録では台詞間の呼吸音もブレスも作品の一部になるので
ありのままでいることが大事でした。
ただ癖で一台詞ごとに呼吸を止めてしまうことがあったので、
その癖を取るのに苦労しました。
声でキャラクターを表現する感覚とは少し違う、
私自身がサカナとして存在するべきだと強く思いました。
距離感をリアルにするために歩きながら台本を読んだり
高いところに登ったりもしたので、自然にお喋りを続けるのが
慣れるまで難しかったのですが、とても楽しかったです。
貴重な経験をさせていただきました。


●音声収録について

――収録までにどんな準備をされましたか?

奥野さん
台本の物語の間に書いてあるト書きも好きで、例えば、

''「ぱしゃん」と音がしてここから世界が加速していく''
''まぶたが閉じる。カットアウト。一瞬で終わる''
''肺の中にまで水が満ちていくように''

などがあるのですが、情景がすごく見えて、物語の世界観に引き込まれました。
また、どんな音で表現されるんだろうという楽しみもあって、
空気感を想像しながら何度も台本を読みました。
サカナの声は、私の地声に近い自然体の声をイメージされていると
資料に書いてありましたのでありがたいことに迷うことが無かったのですが、
水仙サカナは存在の透明度が高いので、より声に透明感を増やしたくて、
どうやったらそんなふうに聴こえるかを試していました。

――収録はいかがでしたか?

奥野さん
寝息のシーンがありまして、5分近く録音し続けたのですが、
私が思いっきりバイノーラルマイクの耳に直撃する形で寝てしまったので、
実際に皆様が聴くとき、近ぁぁ!となってしまうかもしれません。
サカナちゃん意外と寝相悪いのかな…?それともわざとそんな近いのかな?などと
考えながら、サカナと一緒に寝てください(笑)

――サカナを演じられていかがでしたか?

奥野さん
『イルミラージュ・ソーダ』は絶対に素敵な作品だ…という確信があったので、
収録前からすごく楽しみでしたし、収録中の繊細な作業は緊張しながらも
わくわくして、最後まで演じることができました。
サカナのクールな一面も、わがままで子どもっぽいところも、
一筋縄ではいかない感じを引き出せていたら良いなぁと思います。

――サカナを演じる上で一番こだわったことはなんですか?どんな部分が難しかったです
か?

奥野さん
垣間見える狂気、寂しい気持ちの出し具合をこだわりました。
強○的に相手を動かしているとも思えたり、思えなかったり…。
きっと聴くたびに感じ方が変わる物語だと思うので、伝わってくれたら嬉しいです。
難しかったシーンは、学校の廊下で「ねぇ、おんぶして、おんぶー」という所や、
競争の所です。すごく可愛らしくて子どもっぽくて、
でもその悪戯っぽさに含まれる純粋な切なさに大量の邪気あり!みたいな(笑)


●『イルミラージュ・ソーダ』について

――初めて台本を読んだとき、作品の印象はどのようなものでしたか?

奥野さん
「終末世界」と聞くと、サバイバル的な激しいイメージが勝手にあったのですが、
台本を読んだらとても静かで、儚くて、幸せそうで、寂しそうで、
ここに二人だけの空間が成立してはいけない違和感みたいなものもあって、
刹那的だと思いました。

――奥野さんの思う『イルミラージュ・ソーダ』のみどころは?または、おススメのシーンはどんなところですか?

奥野さん
どのシーンも良いので悩みますが…
『イルミラージュ・ソーダ』は本編が終わってからが本番!とも言えるので、
本編後、です。物語を終わらせるか続けるかは先生次第です…。

――最後に作品を待つファンの皆様へメッセージをお願いします!

奥野さん
二人きりで過ごす最初で最後の夏休み。
もしかしたらあっという間にサカナとの時間が終わってしまうかもしれない…。
花言葉の想いを受け取って、どうかこの作品に込められた全てに気付いてくださると嬉しいです。素敵な夏を過ごしましょう!

――ありがとうございました!

奥野さんの水が好きなお話面白かったです。編集完成前のインタビューでしたので機会があればまた作品の感想をお伺いしたいです。夏にベストマッチな作品『イルミラージュ・ソーダ』は好評発売中です。感想、レビューもよろしくお願いします!!


奥野香耶


●プロフィール
・Wake Up, Girls!(菊間夏夜)
・デスマーチからはじまる異世界狂想曲(タマ)
舞台
・Stray Sheep Paradise(リゼッタ)
公式ツイッター

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