『図書室ノ恋 ~小声でめくる二人のページ~』発売記念【Rohaさん】インタビュー
昨日、2021年10月29日(金)百合音声サークルSukeraSono第四弾タイトル
『図書室ノ恋 ~小声でめくる二人のページ~』が発売されました!!!
※『花撫』との恋の時間をお楽しみいただいておりますでしょうか?
【百合体験】図書室ノ恋 ~小声でめくる二人のページ~【CV:宮原颯希】
発売を記念して読書の秋にぴったりな素敵なイラストを描いてくれた、イラストレーターのRohaさんのインタビューをお届けします。
Rohaさん、よろしくお願いします!
●『図書室ノ恋』について
――初めて企画を聞いたとき(もしくは、シナリオを読まれたとき)の印象は
いかがでしたか?
Rohaさん:
図書館でひそひそ話をする二人の恋人の胸のときめきがよく感じられる作品でした。
特に学校の図書室は学生時代にだけ享受できる空間なので、より二人の初々しさ表すことができる空間だと思い非常に良かったです。
私も学生時代図書室によく行きましたが、その時の記憶を思い浮かべることができました。
●キャラクターデザインについて
――キャラクターデザインをする際、どんなことを手がかりにして制作されたのでしょうか?
Rohaさん:
基本として、頂いたキャラクターの情報ではなく、会話から感じられるキャラクターの動きや性格を元に考えてみました。
キャラクターを作る際には、性格を重視する方なので、台本は大変役に立ちました。
そして、花撫役の声優、宮原颯希さんの声を聞いたことも、キャラクターのイメージを具体的に作る参考になりました。
――ご自身ののイラストの強みや特徴を、キャラクターに反映させる際に意識されたことなどはありますか?
Rohaさん:
上で言及したようにぱっと見のイメージで、キャラクターの性格が見えたらと思いました。 なので表情もかなり苦心しました。
●イラスト制作について
――制作期間中の印象的なエピソードなどあれば教えて下さい。
また、一番大変だったことはどんなことでしたか?
Rohaさん:
特に大変な点はありませんでしたが、図書室の全景を最大限に込めてみようと構図を苦心しました。
また季節の秋色に合わせて暖かい色味をたくさん使いましたが、上手く反映されているといいのですが…
あっ、また皆さんがなる眼鏡少女の 眼鏡デザインはどうしようか?少し悩みましたね(笑)この部分は制作陣が協力してくださり解決しました。
――百合作品であるということで、なにか工夫された部分や意識されたことなどありますか?
Rohaさん:
可愛い女の子二人の恋なので友達のようでもあり恋人のような感じを与えたかったです。 恋人同士にも、そして親しい友達同士にも気軽にできるスキンシップは何があるでしょうか…。 悩んだ結果、耳打ちにしました。
●ファンの皆様へ
――Rohaさんの思う一番の見どころはどんなところですか?
Rohaさん:
ひとつに絞って話すには好きな部分が多くて難しいですね。それでも申し上げますと、必ずしも二人で会話をしたりスキンシップをしなくてもただ日常の空気の中でくすぐったいときめきを受けとれたのがよかったです。
序盤に図書室のドアを開けて入ってくる時や、図書を貸してくれる部分もこれからの展開を期待するポイントになりました。
――この作品がどんな人に届くといいと思いますか?
Rohaさん:
リラックスした雰囲気のみずみずしい作品が好きな方ならどなたにも好かれると思いますよ。
――最後に作品を待つファンの皆様へメッセージをお願いします。
Rohaさん:
聞く方によって頭で想像するイメージは確実に異なりますが、イラストとはただ綺麗に存在するだけでなく、想像を具体的にする役目も持っています。イメージで作ったイラストが皆さんの作品への没入に役立てば、とても嬉しく思います。
皆さんも沢山のときめきと良い気分を味わって欲しいですし、お二人の美しい恋も見守ってください。ありがとうございます...!
――ありがとうございました!
Rohaさんのキャラクターの作り方のお話、非常に興味深かったです。
『図書室ノ恋 ~小声でめくる二人のページ~』には高解像度イラストも特典
として付いていますので図書室の全体の構図、そして二人のときめきや関係性が伝わるイラストを眺めながらさらなる百合体験の深みをお楽しみください。
Roha
韓国在住のイラストレーター。
代表作
・霜月さんはモブが好き