satofumi 2021/02/19 20:00

ハッピーずんだ餅 Factory の WebGL 版を作る(その2)

前回は PC 向けにつくったものを WebGL でコンパイルしたら、なんか動作がおかしいところまでを確認しました。今回はエラーメッセージを確認して問題を修正していきます。

やったこと

SRDebugger の適用

まずは、エラーメッセージを表示するために SRDebugger を適用します。実機(今回は Web ブラウザ)実行においてもエラーメッセージを確認できて助かります。

修正し忘れによるエラーの修正

SRDebugger で確認したところ、「Resources.Load() を使うべきなのに実ファイルアクセスのままだった」とか Resources.Load() で読み込むリソースに拡張子がついていたままだったとか、の問題でした。


多言語用のデータとかステージデータの読み込みが動作しました。良いです。

Ordin によるシリアライズ問題の修正

Odin による Dictionary をシリアライズしたので、この問題が起きていました。
https://docs.unity3d.com/ja/2018.4/Manual/ScriptingRestrictions.html
Ordin サイトのドキュメントを見て修正しました。
https://odininspector.com/tutorials/serialize-anything/aot-serialization


イベントシーンも動きました。良いです。

UI の位置ずれ


こういう微妙な位置ずれが起きていたので修正しました。
ただ、修正したのですがアスペクト比が想定と違うスクリーンで最大化したときに、UI が中央に寄ってしまう問題が確認できました。

↑おかしいとき、と正常なとき。
修正できなくはないんですが、とりあえず気にしないことにします。

今後の予定

そして、ここまでの実装でエラーが修正できて UnityRoom でも公開できました。良いです。やったぜ!
で、公開したら満足したので、このプロジェクトはおしまいです。次回は別プロジェクトの続きをやります。

次回の更新: 月曜日の 20時

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