ハッピーずんだ餅 Factory の WebGL 版を作る(その2)
前回は PC 向けにつくったものを WebGL でコンパイルしたら、なんか動作がおかしいところまでを確認しました。今回はエラーメッセージを確認して問題を修正していきます。
やったこと
SRDebugger の適用
まずは、エラーメッセージを表示するために SRDebugger を適用します。実機(今回は Web ブラウザ)実行においてもエラーメッセージを確認できて助かります。
修正し忘れによるエラーの修正
SRDebugger で確認したところ、「Resources.Load() を使うべきなのに実ファイルアクセスのままだった」とか Resources.Load() で読み込むリソースに拡張子がついていたままだったとか、の問題でした。
多言語用のデータとかステージデータの読み込みが動作しました。良いです。
Ordin によるシリアライズ問題の修正
Odin による Dictionary をシリアライズしたので、この問題が起きていました。
https://docs.unity3d.com/ja/2018.4/Manual/ScriptingRestrictions.html
Ordin サイトのドキュメントを見て修正しました。
https://odininspector.com/tutorials/serialize-anything/aot-serialization
イベントシーンも動きました。良いです。
UI の位置ずれ
こういう微妙な位置ずれが起きていたので修正しました。
ただ、修正したのですがアスペクト比が想定と違うスクリーンで最大化したときに、UI が中央に寄ってしまう問題が確認できました。
↑おかしいとき、と正常なとき。
修正できなくはないんですが、とりあえず気にしないことにします。
今後の予定
そして、ここまでの実装でエラーが修正できて UnityRoom でも公開できました。良いです。やったぜ!
で、公開したら満足したので、このプロジェクトはおしまいです。次回は別プロジェクトの続きをやります。
次回の更新: 月曜日の 20時