OPUWA 2023/04/17 23:45

次回作【ORBITALS。】制作中

お世話になっております。
アツマールがもう終わるというのに、
DL版の準備を全くやっていないOPUWAです。
だってやったら終わりを認めてしまうような気がして…

■境界の渡り手 のネタばらしの続き
前回Act4までお話ししたので、今回はAct5の話ですが、
ここからけっこう「パーティメンバーを入れ換える理由」に悩みました。
Act4冒頭では全員の目的がばらけてしまったので
割とスムーズにパーティ分断できましたが、
デュウンたち聖剣組とツラヌイたち大神組を
マルコ隊から外す理由を考えなければなりませんでした。

デュウンたちについては立場を利用してメンバーから外しましたが、
イチミリは絶対マルコ隊についてくるよなぁ…
って感じだったので、ツラヌイが病気ということにして
けっこう無理矢理離脱させました。

で、始まったAct5ですが、
プロローグで皆さんがすぐに気付いた通り、
エルダースクロールズ5、スカイリムのパロシナリオです()
しかし登場人物はマルコ隊と聖剣伝説のパロキャラという異例の展開が幕を開けます。

なんやかんやで大神と聖剣伝説3(デュラン編)のパロは
奇跡的にシナリオに共通点が多く、強力なシナジーを持っていましたが、
スカイリムと聖剣伝説3混ぜるの??
と、プレイヤーの大半は困惑したことでしょう…
ただ、やりたかったんです。私が。
手元にはしょーもないものしかない。
けど、最後にはしょーもないものをフル活用して勝つ。
このスケット団形式のシナリオをやりたかったのです。
後悔はないです()

さて、本編では不死の竜にマルコ隊が攻撃されるところからはじまります。
竜帝の討伐報告のためにキト、ゼオランタ地方を目指すマルコ隊ですが、
そこで不死の竜に攻撃されます。

シャルロッテが合流するも、不死の竜は倒せる気配はなく、
しかし遅れて合流してきたケビンが一撃入れると
竜は朽ちてしまいます。

困惑する一同、そこに鳴り響く「ドヴァードゥ」という謎の組み合わせだが怒鳴り声。
すべてがわからない状態ですが、
マルコ隊の目的は死を食べる男が持ち去った聖剣を取り戻すこととはっきりしています。
そのため、マルコ隊は死を食べる男と組んでいた
獣王の痕跡を辿ってメリンカ諸島へ向かいます。
叫び声は無視して。

メリンカ諸島にて、ケビンは獣王からシャウトを教わります。
というか、もともと教わっていましたが、
争い事が嫌いなケビンは、シャウトは野蛮だと思って使っていませんでした。
そして、ケビンは獣王から謝罪を受けます。

…聖剣伝説のネタバレになりますが、
原作の方では親友カールを殺してしまったケヴィンが
黄泉帰りの方法を求めて旅に出たが、
実は仮死状態になっていただけで、
ケヴィンがカールを埋葬したのは早とちりだったのですが、
パロ作の本作ではガッツリ死んでいます。
獣王は原作と同様に、仮死状態にするつもりでしたが、
ケビンの力が想定外だったのか、ポリンキィは死んでしまいます。
自分が考えた謀(はかりごと)が失敗し、
ケビンに大切な親友を殺させてしまったことを謝罪します。
ケビンの旅立つ理由も原作同様、黄泉帰りの方法を探すことでしたし、
Act3でそれは無理と早々に結論を叩きつけられ、
聖剣パロメンバーの中で一番絶望したのは
間違いなくケビンなのです。

しかし、Act5の時点でケビンを突き動かしていたのは大義でした。
カタコトのキャラでしたが、
1番最初に心が覚醒していたのは
ケビンかもしれません。

さて、獣王から世界の口蓋垂のことを聞いた一同は
遠く離れたトゥルク地方へと向かいます。
世界の口蓋垂は、スカイリムの「世界の喉」のパロです()
そこで、シャウトはヤベェ!ということを聞き、
早速シャウトの修行を受けるわけですが、
肝心のシャウトの内容が、

・パワーハラスメント
・揺るぎなき尿意
・脱衣衝動

で、シャルロッテにクソ食らえと言われてしまいます。

その後、世界の口蓋垂の最後の試練を受ける羽目になりますが、
最後の試練に使う道具が、本来あった場所から消えていました。
そこには書き置きが残っていました。
マルコ隊は書き置きに書かれていた場所へと向かいます。
そして、Act5の導入ででてきた作画が違う人物と出会います。
リアルな雰囲気の女性、ドルフィンに不死の竜を倒すところを見せると、
彼女は諜報機関「フレイム」の一員であることを明かします。
元ネタでは「ブレイズ」です()

その後、なんやかんや(集団失禁事件とか)あったあと、
手がかりが途絶えたマルコ隊は、
世界の口蓋垂にいた古代竜から星霜の書について教えてもらい、
なんとなく思い付いた場所を探しに出ます。
そして星霜の書を手に入れてしまいます…。

原作スカイリムでも星霜の書はかなりのチートアイテムで、
過去を視ることができてしまいます。
そして星霜の書を使って得た「過去の光景」から
失われていたシャウトを再現し、
(これもまたしょーもないヤツなんですけど)
不死の竜への対抗手段を得ます。
で、更に色々あって、一部の不死の竜と友好関係を作ることに成功したマルコ隊は、
古代竜たちの情報網から死を食べる男とベウガーの情報をついに得ます。

Act5は書くのがかなり大変でした…
Act4の竜帝は割と目立ちたがり屋なので
敵がくれる情報で敵の足取りを追っていけたのですが、
死を食べる男は痕跡を隠すのが上手で、
なかなか尻尾を掴ませてくれません。
そこで出てきたのが星霜の書とシャウトでした。
見えない情報や時間を越えた情報を集めて、
ようやく敵のもとへとマルコ隊を着かせることができました。


■ダウンロード版について
さて、ゲームアツマールはもうおしまいです()
ゲームのアップロードが可能なのが4/19までなので、
それ以降は新しく公開することは勿論、
既存のゲームの更新もできません。

で、以前ダウンロード版を公開したいという話をしましたが、
アツマール版→ダウンロード版への
「セーブデータの引き継ぎ」は行わないことにしました。
これは境界の渡り手だけでなく、他のゲームも同様です。

…というのも、セーブデータ引き継ぎ機能を実装する
プラグインを公開している方がいるというのは存じていましたが、
セーブデータ改造の温床になりそうという懸念がありました。
また、私の作はいずれもセーブデータが
RPGツクールの本来の形式からかけ離れた魔改造データとなっており、
データ引き継ぎで何か問題が起きても
対応も対策もできんという結論に至りました。

なので、ダウンロード版は「ダウンロードするゲームじゃなきゃヤダ!」
というブラウザゲーをやりたくなかった方や
アツマール公開作が二度とできなくなるのが悲しい
というコレクターの方向けの作となります。
なのでアツマール版を遊び倒してください!!!

Q, いつダウンロード版配信するの?
A, い、いつか…

■次回作【ORBITALS。】について
さてさて、4/16に突然α版として公開された「ORBITALS。」ですが、
これが次に公開したいと考えている作品となります。
アツマールに公開したのは未完成もいいところのα版ですが、
アツマールが終了する前に、最後に一言をやりたくて、
ツクラーならそれをゲームでやるべしと思い、
無理して公開しました。

ORBITALS。(←この。までがタイトル)は
私の過去作で言うと【鉄降る砂漠の開拓記】、
よりぶっちゃけた表現をすると、「宇宙のネズミ団!」です()

様々な惑星を飛び回って資材を集め、
母船を改築して新しい道具を作り、
より難しい環境の太陽系へ挑んでいくゲームです。

鉄降る砂漠の開拓記では、座標情報を「ウワサ」として収集し、
それに従って航路を決めていましたが、
(その辺は境界の渡り手にも引き継がれている)
ORBITALS。では銀河ランダム生成の予定です。

α版では太陽系が2個しかありませんでしたが、
本番では約4,000個の太陽系が君の到来を待っている!
…というゲームにしたくて頑張ってます。
中には「ここに降り立つん?」みたいな星も登場させる予定なので
wktkしながらお待ち下さい。
(α版でも恒星に危険度とバイオームが設定されていた時点で
察している方はいるかもしれませんが…)

また、(まだ作ってないから無いんですけど)
α版には無い目玉システムをもう1個やる予定なので
それもごゆるりとお待ち下さい。
なるべくエターならないように頑張ります!



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